今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「34 メガトロン(『ダークサイド・ムーン』版)」をご紹介!
商品名 | 34 メガトロン(Megatron) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年1月 |
価格 | $49.99(輸入ショップ参考価格:¥8,000〜¥9,000) |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「メガトロン」です!この「メガトロン」は実写映画第3弾となる『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』での姿を立体化したもの。『リベンジ』の姿である「SS-11 メガトロン」はボイジャークラスでしたが、なんと今回はリーダークラスにクラスアップ!また、今回はおまけとして劇中に登場した「イゴール」が付属します。かつて『ダークサイド・ムーン』公開時にボイジャークラスとして「DD01 メガトロン」が発売されましたが、それ以降この姿での玩具化はなく、今回は念願のリーダークラスでの登場となります!今のところ日本では3月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストがかっこいい!背面にはビークルモードが公式ライセンスであることを表す自動車メーカー「Mack Trucks」のロゴが掲載されています。
台紙兼ディスプレイスタンドは劇中でメガトロンが初登場したアフリカのシーンを描いたもの。こりゃメガトロンでしか使えない背景だ…
【ロボットモード】
ロボットモード。最近の実写系のトランスフォーマーは事前の画像でちょっと不安になることが多いのですが、実物はちゃんとカッコイイ…!箱っぽいと言われていた膝下も確かに形状は箱型なのですが、プレートが折り重なるようにできているので、密度感があっていい感じ。そして、今回一番目を引くのは布製のマント!マント自体は意外と柔らかい生地なのですが、面積が小さい分どうしてもパリッとしてしまうのですが、くぼみや関節に挟んだりすることでいい感じに調整できます。ただ、写真では見えませんが、胴体の中が空っぽで、ボイジャー版「メガトロン」以上に横から見るとがっつり空洞だったり、太ももの肉抜きがちょっと気になったり、他のスタジオシリーズのリーダークラスと比べると「おや?」っと思うところがあるのも確か。
背面。プレートを背負っていて、そのプレートに背中の造形が施されています。
前面&背面。基本的な膝は角度をつけておくのがデフォルトのようで、真っ直ぐには伸ばさないのが正しいようです。どのぐらい角度をつけるかはその人それぞれのイメージでよいと思います。
側面。
バストアップ。顔の造形はとてもかっこよく、さすが実データを元にしているスタジオシリーズと言ったところ。右側のダメージを受けている箇所は前回紹介した「バトルダメージメガトロン」よりもぐちゃぐちゃした感じではなくなっています。胸部の造形もかなり劇中に忠実に造形されていて、さらに軟質の別パーツで鎖が再現されています。
背中の鎖パーツの接続部分はこんな感じ。背中のプレートパーツにフックが4箇所あるので、そこに鎖のそれぞれの先端を引っ掛けます。特にすごく引っ張られている感じはありませんが、将来的なことを考えると長期間保管するときなどは外しておいたほうがいいかもしれませんね。
マント単体はこんな感じ。頭にかぶせる部分はちゃんと頭巾のような感じになっています。
武器は劇中でも使用していた銃。一体成型で特にギミックはありませんが、塗装で塗り分けされています。
銃は背中に取付可能。
左手は親指?とそれ以外で別れて動かせます。
【イゴール】
つづいて「イゴール」。「ロングハウル」の頭部に手足が生えた謎のトランスフォーマー。ロングハウルそのものなのか、ロングハウルの頭になにかが寄生したのか…腕は左右がそれぞれ可動し、足も動きますが左右一体成型になっています。
ジェネレーションズのヘッドマスターと大きさを比べるとこんな感じ。
メガトロンのロボットモードでは肩に専用のペグがあるので、そこに取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。マックトラックの「M915 LHRT」に変形。後部のタンク部分もすべて一体になっているのでかなり長い!特徴的なバンパー部分とフロントガラス部分のトゲは軟質パーツでできています。キャブと後部のタンク部分は分離や可動はしません。ロボットモードの大きさから見てもかなり膨張していてすごいのですが、その分中は空洞な感じなので、この辺りはもしかすると好みが分かれるかもしれません。
背面。タンク部分にはマントを2つ折りにして、その上からロボットモードの胸部に取り付けていた鎖パーツで固定します。布の折り方とか正しいやり方はなさそうなので、好きな感じで取り付けていいと思います。変形はパタパタとプレートを広げたりして全体を伸ばしていくわけですが、接続するジョイントが小さかったり、表に見えないところはかなり割り切られた作りだったり、変形そのものの気持ちよさはそれほどない感じ。それと、一箇所注意しなければいけないのが前腕のプレートの回転で、しっかり引き出してから回転しないと、中の軸を支えている部分が割れます(そもそも管理人のものは完全に引き出しきれなかった…)。
前面&背面。
側面。
底面。武器はキャブ側の底に取り付けられます。そして、キャブ側は下から見るとほぼ空洞になっているのが分かります。
マントと鎖パーツをはずすとこんな感じ。鎖パーツはロボットモード同様、左右の下にあるフックに引っ掛けます。
タンク部分の上部にペグがあるので、そこにイゴールを固定することができます。
【比較】
『ダークサイド・ムーン』時に発売されたボイジャークラス「DD01 メガトロン」と。「DD01 メガトロン」はとても良くできていて傑作と呼べるものですが、それまで実写系のメガトロンはリーダークラスで発売されていたので、「ボイジャークラスである」ということは当時から残念がられていたように思います。ちなみに「DD01 メガトロン」のマントは軟質パーツでできていますが、これはこれで当時驚きだった記憶があり、そういう意味では今回布を使ってきたという驚きと繋がるところがありますね。
ビークルモードでも。手前が「DD01 メガトロン」。バンパー部分のトゲがより凶悪になってますね。
スタジオシリーズ版「バトルダメージ メガトロン」と。驚くことにロボットモードではほとんど身長が変わらないという!ロボットモードでのスケールを合わせるというコンセプトがまだちゃんと生きているのが分かります。
ビークルモードでも。ボイジャークラスのメガトロンはかなり頑張って大きくなっていたんだなあ…
スタジオシリーズ版「32 オプティマスプライム」と。『ダークサイド・ムーン』版のオプティマスの登場が待たれます。
ビークルモードでも。
ついでに同じWave2の「ジェットファイアー」とも。「ジェットファイアー」のほうが大きくて、さらに密度もみっちりずっしりしています。同じWaveでだいぶ触り心地は違う感じ。
【可動・アクション】
可動はそこそこ。腰が回らないくらいで基本的なところは動いてくれるし、肘が二重関節なのもいいですね。ただ、足底の接地面が大きい割に足首がないのは残念。ただ、つま先部分は動くので、見た目的には設置しているように見せることはできます。以下、写真続きまーす。
膝の二つの関節はどちらもクリック関節になっています。
ポーズを付けてマントをかっこよくまとわせるのがなかなか難しい…サテンみたいな生地だったらもっと体にフィットしてくれそう。
お尻にフィギュアスタンド用の穴がるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「34 メガトロン(『ダークサイド・ムーン』版)」でしたー!最近よく言ってるような気がするのですが、事前の展示や画像からはイマイチ魅力が感じられず、むしろ「残念…」くらいに思っていたのですが、実物はなかなかのかっこよさ!箱っぽいと言われていた脚部も実際遊んでみると全然気にならず、しっかり『ダークサイド・ムーン』のメガトロンらしさを出してくれています。布も扱いはちょっと難しいのですが珍しさが面白く、オマケのイゴールもかわいいです(最初で最後の立体化だと思うし…)。
ただ、これまでのスタジオシリーズのリーダークラスたちと比べると少し作りが甘いと感じる部分があるのは確か。ロボットモードの胴体やビークルモードのキャブの空洞は結構インパクトあるし、リーダークラスとして考えるほぼビークルモードの形状がロボットモードで活かされない変形はジェットファイアーが良かっただけにちょっとつまらない感じもします(劇中の変形をみるとかなり難しいのは分かるのですが…)。とは言え、事前の印象よりは遥かにかっこいいし、個人的には十分満足できるメガトロンだったので、そこは一安心と言ったところ。日本では3月に発売が予定されているので、気になる方は是非実物を触ってほしいと思います。
クラシックオプティマスについてたショットガンはこいつにも装備できるのかな?
地味になります