今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「35 ジェットファイアー」をご紹介!
商品名 | 35 ジェットファイアー(Jetfire) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年1月 |
価格 | $49.99(輸入ショップ参考価格:¥8,000〜¥9,000) |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「ジェットファイアー」です!実写映画第2弾『トランスフォーマー/リベンジ』に登場した「ジェットファイアー」がスタジオシリーズ化!玩具としては『リベンジ』公開時にリーダークラス「RA-13 ジェットファイアー」として発売され、その後リメイクされる機会はありませんでした。それが今回、『リベンジ』公開から10年目にして念願の完全新規造形での登場となります!しかも劇中同様、前回紹介したボイジャークラス「31 オプティマスプライム」と合体して、「ジェットウイングオプティマスプライム」になるギミック付き!日本では今の所3月に発売が予定されています。今回は「ジェットファイアー」単体編と、「ジェットウイングオプティマスプライム」編に分けてレビューしていこうと思います。ということで、まずは「ジェットファイアー」編いってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。中身に入っているジェットファイアーがすごいインパクト…ちなみにリーダークラスとしてはWave2となり、久々のリーダークラスとなります。
今回、驚きだったのがパッケージのサイズ。通常Wave中ではクラスごとパッケージサイズは同じなのが一般的なのですが(通常Wave外や日本オリジナル商品等では違うことはよくあるけど)、なんと今回のジェットファイアーは同じWaveの「メガトロン(『ダークサイド・ムーン』版)」と箱の厚みが違います。
台紙兼ディスプレイスタンドは前回紹介した「バトルダメージメガトロン」と同じくエジプトでのラストバトルの風景。
【ロボットモード】
ロボットモード。『リベンジ』時に発売されたリーダークラスの印象が強いからか、展示や事前の画像では少々違和感を感じていたのですが、こうして実際に手にてってみるとめちゃくちゃカッコイイし、改めて映像と見比べてみるととても忠実に作られているのが分かります。身長的なボリュームは腰が曲がっているせいもあって、他のリーダークラスと比べるとちょっと小ぶりですが、各部かなりみっちりした作りになっていて、持ったときのずっしり感もあります。各部のむき出しのメカニックな感じもしっかり再現されていて見た目での密度感もすごい。
背面。「ブラックバード」が変形してプレートが重なり合って構成されている感じがカッコイイ!『リベンジ』時に発売されたリーダークラスとはパーツ配置が大きく違っているのが分かります。背中から腹部にぐるっと伸びるケーブルは軟質パーツでできています。
前面&背面。
側面。頭部が突き出していてかなり独特な体型であることが分かります。
バストアップ。頭部の造形もかなりリアルに再現されています。一見、目がまさにおじいちゃんのようにたれているように見えますが、実際はそうではなく、奥に赤い瞳があるしっかりとした目つきになっています(正面からみるとちょうどくぼみが目のように見えてしまう)。ヒゲと左右のとさかのようなものは軟質パーツで出来ています。首は上下左右に可動することができます。
武器。まずは杖。ビークルモードの前輪部分が変形したもの。手のひらに5mm穴があるので、そこに取り付けます。劇中ではこの杖で敵に攻撃するシーンもありました。
もうひとつは斧。これも劇中で使用していたもの。手には親指と人差し指の間に5mm穴があるので、そこに持たせます。斧自体に特にギミックはありません。
杖と斧は背中の翼?部分に取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。高高度偵察機「SR-71」(通称ブラックバード)に変形。すでに退役している超音速飛行が可能なジェット機ですが、その性能と真っ黒で細長い独特なフォルムはとてもかっこよく、様々な映画で登場しています。以前の「リベンジ版」ほどではもちろんないのですが、かなりでかい!下に色々見えるのは仕方ないとして、上面部分はかなりリアルに形状が再現されています。
背面。変形は劇中の変形シーンを意識したものになっていて、ちゃんと機首部分が頭部にしたり、左右のエンジン部分もしっかり脚部に変形します。ただ、ロボット⇒ビークルに変形する際、上面のプレートをキレイに合わせるのがちょっと苦労します。この写真でもパーツの合いが悪いのか、管理人の変形の仕方が悪いのか少しガタついてしまっている部分があります。
前面。向かって右側の黄色い丸は実際のブラックバードでもあるもの。
背面。
側面。
底面。杖は折りたたんで前輪に変形。斧は底面に取り付けることができます。また、後部にもランディングギアが左右に収納可能な形で用意されています。
【比較】
『リベンジ』時に発売された「ジェットファイアー」のリカラーであるムービー ザ ベスト版「MB-16 ジェットファイアー」と比較。スタジオシリーズ版と並べて初めて旧版が全然映像と違っていることに気づく…旧版のロボットモードほぼパーツ配置を無視したガワ変形でしたが、今回のスタジオシリーズ版はしっかりパーツの配置を意識した変形になっています。
ビークルモードでも。形状は当時もかなりリアルに再現されているので、大きさ以外それほど違いはありません。ただ、今回は尾翼が実機に合わせて内側に傾いており、より忠実に再現した形になっています。
スタジオシリーズボイジャークラス「31 オプティマスプライム」と。合体して「ジェットウイングオプティマスプライム」になります。なかなかよいサイズ感。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は変な体型ながら、なかなかに良好。腰こそ回りませんが、手足はかなりグリグリ動いてくれます。また、足の関節はクリック関節になっていて保持力もバッチリ。以外、写真続きまーす。
下膝部分から内側に可動するので、設置もしっかりしています。
足の関節を伸ばすとかなり足が長くなります。ジェットファイアーの若い時はきっとかっこよかったんだろうなあ。ちなみに今回写真はありませんが、お尻にフィギュアスタンド用の穴もちゃんと用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「35 ジェットファイアー」でしたー!事前の画像や展示では実はあまり魅力を感じていなかったのですが、実物はめちゃくちゃカッコイイ!再現度はさすがスタジオシリーズといった感じで、変形もちゃんと実際のパーツ配置を意識して作られているのがすごい。また、こんな体型ながら可動もしっかりしていて、特に脚部はクリック関節での可動が小気味よく気持ちいいです。さらには次回紹介する「ジェットウイングオプティマスプライム」も、これまた思った以上にいい感じになっていて、スタジオシリーズではあまりなかった変形以外での楽しみのある玩具になっています。単体でももちろんしっかり遊べるのですが、オプティマスとセットで揃えると楽しさ倍増なので、是非日本版が発売された際は合わせて購入することをオススメします!
お疲れさまです。
リベンジ版から顔がより劇中に近づいた感じがするのと、フィギュアとして少し扱いやすくなった感じですかね…?