今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」から「サイドスワイプ」をご紹介!
商品名 | WFC-S7 サイドスワイプ(Sideswipe) |
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シリーズ名 | Transformers Generations:Siege |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2018年11月 |
価格 | $19.99(輸入ショップ参考価格:¥5,000〜) |
ということで、ジェネレーションズ新シリーズ「シージ(Siege)」から「サイドスワイプ」です!「サイドスワイプ(日本名:ランボル)」はこれまでジェネレーションズ系では、ユニバース版(国内では変形ヘンケイ)、「Fall of Cybertron」版などが発売されていますが、今回はそれらよりもよりG1チックな雰囲気でのリメイクとなります。「シージ」シリーズはセイバートロン星での戦いを描いたシリーズですが、このサイドスワイプに関してはビークルモードもだいぶ地球の車っぽい感じになっているのも特徴。日本でも全く同じ仕様で2019年2月に発売が予定されています。それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。ボイジャークラス同様、上から見ると台形の形になっています。
イラスト面。この面にはブラックライトで浮き出る特殊なインクでセイバートロン製の文字で暗号が印刷されており、Hasbroの公式サイトでそれを入力するとデータベースを閲覧するためのキーワードが現れます。
【ロボットモード】
ロボットモード。かなり初代アニメの雰囲気を醸し出しており、マスターピース版「MP-12 ランボル」の面影をとても強く感じるフォルム、パーツ配置になっています。赤い部分は塗装になっており、質感もとてもいい感じ。腹部と脚部の汚し塗装も地の色に馴染んでいてカッコイイ。
背面。背中もすっきり。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もアニメの雰囲気強めでとてもイケメン。胸部のサイバトロンマークも大きくカッコイイですね。まさにサイバトロン戦士。
続いて武器。今回のサイドスワイプには2種類の武器が付属し、その2つを組み合わせて遊ぶことができます。1つは「W-10 フォト・パルサープロトンランチャー」(上の写真の肩の黒い武器)、もう1つは「W-5 ジャイロブラスター」(上の手持ちの赤い武器)。
組み合わせて一つの武器にすることも可能。形状的にはこれが一番ランボルっぽい。
もちろん手に持たせることもできます。「ジャイロブラスター」の先端にはエフェクトパーツを取り付けられる突起があります。また、今回「シージ」では体の各部に5mm穴が設けられているので、様々な場所に武器を取り付けられます。
【ビークルモード】
ビークルモード。スポーツカー型に変形。今回の「シージ」はセイバートロン星での戦いを描いたものになるので、あくまでセイバートロン星モードとなりますが、他のシージのメンバーと比べても地球モード(ランボルギーニ)のイメージが強めな印象。また、ビークルモードで表面にくる赤い部分はすべて塗装となっており、とてもリッチ感があります。
背面。サイドのデザインがカッコイイ。変形は見た目通り「MP-12 ランボル」の変形パターンをかなり踏襲したものになっています。「MP-12」を触ったことがある人はすんなり変形できるはず。
前面&背面。
側面。
武器を取り付けて。リアの上面に四角い穴が空いていますが、武器を取り付けるためのものというわけではなさそう。また、写真にはありませんが底面にも5mm穴が来るようになっているので、ウェポナイザーたちをばらしたものを取り付けたりできそう。
【比較】
まずはこれまで長い間ジェネレーションズ系のランボルトして我が家で君臨してきた変形ヘンケイ版(海外ではユニバース[クラシック2.0])「C-09 ランボル」と。変形ヘンケイ版は「サンストリーカー」とのパーシャルとなっており(パーシャルのはしりと言っても過言ではありません)、個人的にもとても好きな玩具です。大きさの差は時勢の流れを感じますが、G1再現という点では今回のシージ版が圧倒的。
ビークルモードでも。

マスターピース「MP-12 ランボル」と。今回のシージ版はこの「MP-12」の縮小版と言ってもいいくらい。もちろんマスターピース版はより細かい変形をするんですが、基本的なパーツ配置などはかなり似ています。もちろん、ただの縮小版というわけではなく、デラックスクラスとしてとても変形しやすいものになっています。
ビークルモードでも。
「シージ」版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と。さすが同シリーズだけあって、並べた感じはとてもよい!また、ウェザリングもそうなのですが、それ以外にも作りとしてこれまでよりもシリーズとしての統一感がより図られているように思います。他のメンバーも揃うのが今から楽しみ。
ビークルモードでも。これもとてもいいサイズ感!
【可動・アクション】
可動はとてもよい!各部の関節のしぶさもいい感じで、すごくポーズが取りやすいです。「シージ」のメインギミックである「ウェポナイズ」と「アーマーアップ」を実現させるため意図的に関節は渋めに調整されており、また、「シージ」は腰の可動と足首の横の可動がデラックスクラス以上の全キャラで実現されることが明らかになっています。やっぱり足首の可動があると一気にポーズが決まる感じでいいなあ。以下、写真続きまーす。
首はボールジョイントで、しかも軸が長めなので角度もつけられるのがいいですね。胸のプレートがちょっと上にせり出しているんですが、この首のおかげでちゃんと顔が見えるようになっています。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」から「サイドスワイプ」でしたー!ボイジャークラスの「オプティマスプライム」同様、G1を強く押し出したデザインがとてもよく、全体的な作りは「MP-12 ランボル」をサイズダウンしたような感じで、とても遊びやすいです。また、可動も素晴らしく、各部の関節の渋さも絶妙で、今後のウェポナイズやアーマーアップが楽しみになるような作りになっています。今回の「シージ」のそれらのギミックは本体にほとんど依存しない形なので、変形や可動に力を避けるという利点があり、純粋にトランスフォーマーとしての魅力を最大限に感じることができるのが良いですね。日本でも2月に発売されますが、触りやすくてぐりぐり遊べるものになっているので、是非手にとってほしいと思います。オススメ!
この記事へのコメント
レビューお疲れ様でした!
自分もシージサイドスワイプはとっくにAmazonで予約済みです!
スタジオシリーズのサイドスワイプとシージのサイドスワイプと出るので
来年が非常に楽しみです!
胸部の凸ジョイントみたいなのが目立つなぁ
雑な汚しは製品としてどうなんだろうか?
前に某有名中古ショップにブラックアウトを出したら『スミイレとかしてるから大幅減額』とか評価されて笑ったよ!
その為にTLK19メガトロンを出す際は『汚しみたいな塗装は仕様です』と書き添えなきゃでした。
あれも下手糞で中途半端な汚し塗装がされてなければ手元に置いておいたのになぁ…。
サイズはヘッドマスター達と同等ってとこ?
クラシック型は名作だけどデラックスクラスにしてはやや大きめで武器が小さいのが1つだけしかつかないのが不満だったから丁度いいかも
もう画像公開された時点でコレが絶対良いものだってのはわかってたけどレビュー見ると改めて感動した!
※2さん
この突起は実際に見るとまったく気にならないですよ
オプの肩やひざにもついてるんですが、実物を見ると
たぶん想像してるより小さいと思います
※4
丁度TRシリーズのデラックスと同じサイズですね
我慢できず海外版買っちゃったクチです
ボディ全面塗装なのは実物触るまでわからなかったので良い意味で予想外でしたね
変形はMPの簡略化というより洗練された感じで格段に扱いやすくなってます
武器盛り盛りのG2サイドスワイプとかタカトミモールで出してくれてもいいのよ?
→6さん
そのときは是非、表情を変えて、MPではつかなかったバズーカ砲もつけて欲しいですね!
ビークルモードが綺麗過ぎて、ロボットモードの汚し塗装がすごい浮いてる…
他のゴツゴツしたキャラクターならまだモールドでごまかせるけど、赤いパーツほとんど汚しがないうえスッキリしてるから「どっちかにしろ!」とヤキモキする。
それ以外は本当に理想的なG1サイドスワイプのリメイク版なのにもったいない…
※4
当時はあれが標準サイズやったんやで…
ずっとビークルモードがなんかコレジャナイと思ってたのですがMPと比べると結構カウンタックらしいデザインですね
やはりフロントガラスが広すぎるのがコレジャナイ感の原因なのかなぁ
その内リプロラベルズでガラス周りに貼ってよりそれっぽくするシールが作られそう
肩キャノンの一部じゃない普通の手持ち銃も欲しかったけど背中の5㎜穴はロケットブースター付けたくなるなぁ
もう何個かオプションがあればもっとよかった
※9
>ロケットブースター付けたくなるなぁ
そのロケットブースターに変形するバトルマスターがあれば
どんなに助かることか・・・
もしかしたらシックスガンにそんなパーツが入ってるかもしれないので
まだ分かりませんけど
個人的にマスターピースよりこっちのが好きかも
あとコンボイ司令官につけられるロケットブースターがあればあの名シーン再現できたのに・・・
汚しに関しては車の裏面に来るのは上手いと思いました
※10,11
手頃なロケットブースターがなければ自作してもいいんだよ(KOTOBUKIYAの製品を指さして)
良いものだと思うのですが、ただでさえ置き場所がない状況で、MP-12持ってる自分がこれを買う意味をどこに見い出せばよいのか。。
スタジオシリーズのバリケードもMPMの縮小みたいな感じですが、両方のシリーズを集めていると、あまりにもデザイン似通っていると、無駄な出品に感じてしまいます。
かといって、どちらかのシリーズに揃えて集めるにしても、ラインナップがそれぞれ違っているし、シージの場合はアイアンハイドのデザインがMPとは全く違うので、どちらかを切り捨てるわけにもいかず、結局サイズ感合わせてメンバー揃えるためには、両方集めるか。。となる。
ゴチャゴチャ書きましたが、個人的にはもうちょっとMPとデザイン変えて欲しかったです。
>3
それは査定係が無能だっただけじゃ・・・w
そういうのはちゃんと「元からの仕様なのか知らん、カスタム・リペかも解らんようなヤツで適当な査定してんじゃねぇ」って苦情入れるべきですよ
この記事とは関係ないけどコトブキヤとかガンプラの武装は3mm軸が多いけどトランスフォーマーは5mm軸が多いから改造するなら軸を太らせないといけないことを頭に入れておいて
※13の補足
3mm軸と5mm軸を無改造で相互互換が出来る改造パーツがあるんですよ。
でもこの記事とは無関係なうえ、タカラトミーの商品とも関係ないので参考程度になれば良いな、という考えです。
汚し塗装が気になる人はメラミンスポンジ(激落ちくん)でコシコシしてみると良いよ
ウチのメガトロンの頭と胸部パーツの汚れはバッチリ落ちたし、プラスチックを溶かす心配もないし
海外版で試したけど、関節の渋みがしっかりしてて好感触!とんでもなくでっかい武器持たせてもへたらなくて笑ってしまった
※19
スタッフインタビューで今回はコグなどの装着ギミックがあるので関節を硬くしたそうですね
MPとシージを並べると、ガンプラのMGとHGみたいな感じですね。