POTP「ムーンレーサー」のリデコ!
海外版ジェネレーションズ シージ「グリーンライト」画像
海外版ジェネレーションズ シージ版デラックスクラス「オートボットグリーンライト & ダズルストライク(Autobot Greenlight & Dazlestrike)」の画像がFacebookとWeiboに掲載されています。「グリーンライト」はパワー・オブ・ザ・プライム版「ムーンレーサー」(と「ノヴァスター」)の頭部替えで、「ダズルストライク」はシージ版「ライオナイザー」のリカラーとなり、新規のエフェクトパーツが付属します。「グリーンライト」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したウーマンサイバトロンですが、セリフがないこともあって他のウーマンサイバトロンよりもかなりマイナーなキャラクター。パッケージの大きさもデラックスクラスとウィポンマスターのセットということで、通常よりも横幅が大きいようです。どこかの限定品になると予想されますが、今の所詳細は不明です。
よく見ると前腕が手首と一体化に変更されているようですね。胸部も一体成型かも…?
Source:
In Demand Toys/Facebook
https://www.facebook.com/indemandtoys/photos/a.1453866208190626/2241487052761867/
蓝色正午/Weibo
https://www.weibo.com/p/1005051459078762/
スタジオシリーズ版デラックスクラス「シャッター」パッケージ裏ほか画像
スタジオシリーズ版デラックスクラス「シャッター」のパッケージ裏と取扱説明書の表紙、そしてパッケージイラストと思われる画像がWeiboに掲載されています。海外でのシリーズナンバーは「40」となり、Wave6として発売されます。日本では3月に発売が予定されています。
また、映画『バンブルビー』エネルゴンイグナイターズ版ニトロシリーズ「ドロップキック」の画像がWeiboに掲載されています。車モードではすでにパワーシリーズでリリースされていますが、ニトロシリーズではヘリコプターモードでの立体化。
もしかしてコアと連動してプロペラがまわったりする…?
Source:
淘宝店变形金刚改造工厂/Weibo
https://www.weibo.com/p/1005055150613875/
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Walmart限定で復刻するG1トイは「アストロトレイン」に決定!
Habro PulseのInstagramで行われていたWalmart限定で復刻するG1トイを決める投票企画の結果は「アストロトレイン」に決定! 最終決戦は「スカイワープ」と「アストロトレイン」との戦いとなりましたが、見事「アストロトレイン」が選ばれました。「アストロトレイン」は2020年の春に復刻されることなります。
一体どのバージョンのアストロトレインが復刻されるんだろうか…?画像的に海外カラーかな?
Source:
hasbropulse/Instagram
https://www.instagram.com/p/BrX09NbFnFE/
タカラトミー蓮井氏&岡部氏「トランスフォーマー シージ」インタビュー
タカラトミーの蓮井章悟氏とマーケティング担当岡部健一郎氏への「トランスフォーマー シージ」に関するインタビューがねとらぼに掲載されています。「トランスフォーマー シージ」ってなに?という根本的な質問から、設計に関する深い話まで広く話されています。ここではその中でいくつか気になった部分をご紹介します。
―― ハズブロ側とはどうやって連携しているんですか?」
蓮井:基本はメールです。必要ならビデオカンファレンスをやって、さらにちゃんとした話し合いが必要なときは向こうに行ったり、逆にこっちに来てもらったりしてやりとりしています。今回の「シージ」の商品内容についてはこっちから3つくらい案を出しまして、向こうは向こうでどうするか考えて案を出して、両者を見たときに武器というコンセプトが合致したので、まずその方向性で進めようとなりました。だから商品内容については片方だけが一方的に考えているのではなく、お互いが常に考えています。
―― タカラトミーだけが考えておもちゃを作っている、というわけではないんですね。
岡部:「スタースクリームってこのくらいのサイズだから、デラックスでは小さすぎる、もう一つ上の価格帯にしよう」と向こうに提案したりしてますね。例えばサイドスワイプがいるならサンストリーカーも出すべきだよとか、このキャラとこのキャラが一緒に並ぶといいだろう、メガトロンとコンボイは一緒に並べたいよねとか、グローバルブランドとしてより良いものになるよう、シリーズ内のそういう選定を一緒に話し合いながら決めてます。
ハスブロとのやりとりは基本的にメール!そして、今回の「シージ」に関してはお互いに案を出し合って「武器」というコンセプトが決まったということですが、「シージ」でもしっかりと海外版のパッケージには「タカラトミー」のロゴが表示されているので、対等な関係で開発が進められているのではないかと想像します。そしてここで今後のラインナップの大きなヒントとして「サンストリーカー」が出る可能性が非常に高いことが分かりました。
―― 「テレビでやってるアニメ」は現状ないわけですよね。
岡部:そうですね。ただ来年は35周年を迎えますので、トランスフォーマーの基本コンセプトであり、最大の特徴である「ロボットが身の周りにあるありとあらゆる物体に自由自在に変形し、潜んでいるという唯一無二のコンセプトと、ロボットからビークルに完全変形する面白さを伝えたいと思ってます。
「最大の特徴である「ロボットが身の周りにあるありとあらゆる物体に自由自在に変形し、潜んでいるという唯一無二のコンセプト」は海外で展開が開始された「BotBots」のイメージにとても近いのですが、もしかすると日本での展開もあるかも…?
―― 一度プリミティブなところまで立ち戻ってコンセプトを詰めたわけですね。しかし、今回デザインがコミックのトランスフォーマーっぽいですね。ウェザリング(汚し塗装)もされてるし。
蓮井:武器と装甲を足し算するというコンセプトの商品なので、それなら激戦区でのハードな戦いをイメージできるものにしようということになりました。ですからキャラクターのデザインとしてはIDWパブリッシングの『レッカーズ(Transformers: Last Stand of the Wreckers)』やマーベルの『ジェネレーション2(Transformers: Generation 2)』など、ハードな内容の海外コミックのテイストも取り入れています。このあたりのコミックには生き死にがかかっている戦いが描かれているので、そういった要素を玩具に落とし込む時にも方向性としてしっくりくるのかなと。汚し塗装もハードな戦いの表現として入れています。
「シージ」のウェザリングについて、IDW版「レッカーズ」やマーベル版「G2」のテイストも取り入れられているということですが、この辺りはなかなか日本のユーザーには伝わりにくいところ。ただ、「レッカーズ」に関してはヴィレッジブックスから翻訳版が来年発売される予定なので、是非手にとって欲しいです!本当にハードな戦いなので…
―― あと不思議だったのが、「シージ」の関節の作りなんです。軸が一本で動く、単純な構造の関節が多用されているように見えるんですが。
蓮井:今回はトランスフォーマーの全身にいろんな武器をたくさんつけるのが前提なので、それに耐えうる腰や腕の関節が必要でした。だから「シージ」はボールジョイントみたいな重さに弱い構造の関節は極力避けて、しっかりした渋みがあるものにしようと。たくさん武器を付けてもちゃんとポーズをつけて立たせられるようにしたかったんです。―― やっぱり意図的なものだったんですね。
蓮井:それに加えて、今回は全部のキャラが腰をひねることができます。
―― えっ!!! 素晴らしい!!
蓮井:足も横向きに倒す軸が入ってて、股関節を開いてもちゃんと接地するようにしてます。これも全キャラクターがそうなってますね。
―― え~! うれしい~! すごいじゃないですか!
「シージ」の玩具をすでに触った人ならば分かると思うのですが、今回関節の動きがとても気持ちいいです。クリック関節ではなく、関節の中に段差のようなものがあり、動かすことで自然と渋みが増すような感じになっています。なので「単純な構造」というよりは、一見シンプルな作りですが、工夫と技術凝縮されている部分なので、是非注目して見ていただきたいです。
そして、デラックスクラス以上のキャラはすべて腰が回せて、足首に横の可動が入ることが判明。よく当ブログでも可動を指摘する際挙げるポイントなので、これが全部に入っているというのはとても嬉しい!
―― 実写映画の商品も同じプロセスで考えているんですか?
蓮井:あれも最初は手書きでやってます。
岡部:どの映画でもそうなんですけど、最初はビークルとロボット形態の簡単な画像しかないんですよ。蓮井:こちらの方は上映される1年前には商品の設計を終わって、試作を作って金型を始めないといけないけど、映画は1年前には出来上がってないんですよね。コンセプトアートだけとか、シルエットしかないとか。顔を想像で作ったこともあります。だから劇中と全然違う顔になってるものもあるんですよね……。推測だったので。
実写での映像と玩具のデザインの乖離は、以前同じくタカラトミーの国弘氏へのインタビューでも触れられていましたが、やはり制作側もとても苦労していることが伺えます。ここ最近では映画『バンブルビー』の羽の表現が大きいところですね。
―― 蓮井さん以外にも、設計を担当されている方がいらっしゃるんですよね?
蓮井:そうですね。うちのチームで特殊なところは、自分の書いた図面をチーム全員でレビューする点ですね。もう懺悔(ざんげ)というか、裁判みたいな感じです(笑)。「ここ弱すぎるだろ!」「絶対割れるだろ!」「こんなカカトじゃ立たねえよ!」とか、いろんなダメ出しを喰らいながら作るんです。だから自分の図面を持っていくのは恐怖ですよ……。それをパスできるものをどうやって作るかが勝負ですね。
これまでの情報から管理人が認識している限りでは、蓮井氏の所属する海外担当チームには、國弘氏、江島氏、蓮井氏、大西氏が所属しています。そのとてもキャラの濃さそうな人たちが裁判のようなやりとりをするという…並の精神ではやっていけない感じがします…!ただ、こういうやり取りがあるからこそ、今回の「シージ」のような素晴らしいシリーズが結実しているとも言えますね。
この他にも、どうやら「サイドスワイプ」は蓮井氏が担当していそうなこと(「MP-12 ランボル」も蓮井氏担当なので、そのダウンサイズを本人がしたと思うと面白い)、蓮井氏の「コグ」や「シックスガン」への思いなど、これまであまり聞けなかったような開発にまつわる面白く興味深い話もあるので、是非全文読んでいただければと思います!
Source:
「トランスフォーマー」を創る男たち―― 日本生まれの変形ロボットは、なぜ世界130カ国で愛される一大コンテンツとなったのか/ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1812/07/news106.html
「MPM-6 アイアンハイド」のレビューを週末にあげようと頑張っていたのですが、いろいろ思うところがありもう少しお時間いただきます…結論から言うとめちゃくちゃ好き。ただ、やっぱりちゃんと書いておきたいこともある。そして、週末のスーフェスでやっぱり我慢できなくてシージをいくつかつまんできてしまった…