今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-02 ディセプティコンスティンガー」をご紹介!
商品名 | SS-02 ディセプティコンスティンガー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年4月21日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版「スティンガー」です!「スティンガー」は2014年に公開された「トランスフォーマー/ロストエイジ」に登場した人造トランスフォーマーで、ロボットモードは「バンブルビー」と瓜二つの見た目のキャラです。しかし、このスティンガーは映画公開当時はワールドワイドで通常ラインで玩具が発売されることはなく(簡易変形版はあり)、日本でのみ「AD27 バンブルビー」のリカラーで発売されました。そういうこともあり、ビークルモードが劇中通り超高級スーパーカーである「パガーニ・ウアイラ」に変形するスティンガーは当時から商品化が待ち望まれていたものになります。そして今回「スタジオシリーズ」でまさかの商品化!しかも、ビークルモードは念願のパガーニ・ウアイラとなっての登場となります!それではいってみましょー!
パッケージ。新規のイラストがかっこいい!スタジオシリーズは「最後の騎士王」同様、デラックスクラスもボックスタイプのパッケージ。
ディスプレイスタンドは「SS-07 グリムロック」と同じ香港の背景。
ロボットモード。念願の完全新規でのスティンガー!「ダークサイド・ムーン」の「ディーノ」と並んで劇中のビークルを再現した玩具を待ち焦がれていたので出てくれただけでも嬉しいのですが、モノ自体もしっかりかっこよく仕上げられています!流線型の多いデザインをしっかり再現しており、大きさは小さいながら密度感のある作りになっています。また、公開されていた画像や、イベントでの展示で少しスタイルが悪いかな?と思っていたのですが、実際にちゃんと立たせてみるとそんなことはなくかっこよく立たせられます。
背面。特徴的なリングもちゃんと4つ再現!おかげで背中も立体感のある感じになっています。
前面&背面。右腕の武装はとりはずしはできません。
側面。
バストアップ。頭部はバンブルビーのマスクオンと同じデザインで、切れ長でつり上がった目が悪者感を醸し出しています。胸部はこれまで見たことのないような位置にタイヤがあり、情報が出た当初は一体どんな変形をするのかとてもワクワクしました。
武器は「スピニングディスク」が4つ。軟質パーツでできており、両腕に1つずつ取り付けることができます。
スピニングディスクは背中のアームに4つ取付可能。接続部分は前、後ろどちらかも付けることができるので、1つのアームの前後に取り付けることもできます。アームは自由に角度を付けられます。
右手に固定でブラスターが取り付けられています。劇中ではバンブルビーがこれを敵に突き刺したりしていました。ビークルモードのサイドのウインドウとルーフ部分が変形したものですが、形状は劇中のデザインに結構似せられていて面白いです。
ビークルモード。イタリア製の超高級スポーツカー「パガーニ・ウアイラ」に変形。特徴的な流線型のボディに長く伸びたサイドミラーもしっかり再現。今回、パガーニ・ウアイラになるスティンガーがこうして商品化されたことは本当に嬉しい!あとはディーノだな…!
背面。変形は想像以上に大胆なパーツ移動をするこれまでにあまり見たことのない変形をしてくれます。劇中ではトランスフォーミウムがバラけて変形するという、トランスフォーマーファンから見たら邪道とも言える変形でしたが、今回の変形はそんなトリッキーな変形を具現化してくれたような感じで、開発者のセンスを感じます。ちなみに2014年に開催された「トランスフォーマー博」では、パガーニ・ウアイラの実車が展示されていました。
前面&背面。
側面。
「ロストエイジ」時に発売されたムービーアドバンスドシリーズ版「AD32 ディセプティコンスティンガー」と。ムービーアドバンスド版は「AD27 バンブルビー」のリカラーとなり、ビークルモードはカマロ。これはこれでとてもカッコイイけど、やっぱりビークルモードが違うからどうしてもコレジャナイ感があったけど、当時は出してくれただけで嬉しかった記憶が。
ビークルモード。赤いカマロですが、カラーリングは似せられているのが分かります。今後はクリフジャンパーとして生きてもらおう。ちなみに、リンクさせていただいている「ドクターレオンとおやじの秘密研究所」さんでは、この「AD32 ディセプティコンスティンガー」をパガーニ・ウアイラから変形するように改造されています。その超絶工作は必見!
ムービーアドバンスドシリーズ版「AD04 クラシックバンブルビー」と。クラシックバンブルビーが小さめなので、意外と良いサイズ感。
可動はまあまあ。腰や足首に可動はありませんが、その他の部分はちゃんと動いてくれます。以下、写真続きまーす。
右腕のブラスターの見立てが良いですね。背中のスピニングディスクでポーズに強弱が付けられるのもカッコイイ。
ムービーアドバンスドシリーズ「AD22 ガルバトロン」と。ガルバトロンもスタジオシリーズで出てくれると良いなあ。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-02 ディセプティコンスティンガー」でしたー!発売前の画像や展示ではなんとなくあまりカッチリしていなそうなイメージを抱いていたのですが、実物はそんなことなくしっかりとまとまっており、さらにちゃんとスタイルもカッコイイ!小さいながら変形がトリッキーなのも楽しいです。そして、なによりも劇中同様「パガーニ・ウアイラ」に変形するスティンガーが出てくれたのが嬉しい!これまでは映画の公開時期が過ぎてしまうとその映画の玩具は出ないのが当たり前でしたが、このスティンガーは公開当時は発売できなかったものを出せるという、「スタジオシリーズ」の持つ大きな可能性を実感させてくれました。オススメ!
スタイルよくてカッコイイから満足なんだけど、脛のビークル後部の処理がちょっと気になったかなぁ
タイヤを内側に折り込めるような感じになっていれば……