今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-08 ブラックアウト」をご紹介!
商品名 | SS-08 ブラックアウト |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年4月21日 |
価格 | ¥6,800(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版「ブラックアウト」です!いよいよ日本でもスタジオシリーズがスタート!「ブラックアウト」は2007年に公開された記念すべき実写映画第1作に登場したキャラクター。劇中で一番最初に登場、変形したトランスフォーマーで、その映像を観たときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。当時、この「ブラックアウト」はボイジャークラスで「MD-01 ブラックアウト」発売されており、シリーズナンバーを見て分かる通り、ディセプティコンとしては1番目に発売された玩具でもあります。今回、スタジオシリーズではロボットモードでのスケールを合わせるというコンセプトがあり、ブラックアウトはリーダークラスにスケールアップ!発売前から劇中のイメージ通りの姿と大きさが話題となり、予約後も早々に品切れになるという人気商品となっています。海外でもまったく同じ仕様で発売されており、当ブログではスタジオシリーズは海外版と同じカテゴリーで扱って行きたいと思います。それではいってみましょー!
パッケージ。使われている画像やレイアウトは海外版とだいたい同じですが、テキストなどはすべて日本語になったオリジナルものとなっています。これまでの実写映画系は海外版の箱にシールを貼ったものがほとんどでしたが、恐らく今回海外版は海外版で独自のシリーズナンバーが振られているのですが、それが日本版とズレが生じてしまう影響で日本独自のものになっているのではないかと思われます。
箱の中の台紙はディスプレイスタンドになっています。海外版では「ディスプレイスタンドとして使ってね!」とパッケージ裏にありましたが、日本版では特になにも書かれておらず、ただの台紙という扱いのようです。
ロボットモード。なんというかっこよさ…!劇中のフォルムをしっかり再現しており、さらにディテールもかなり細かく作り込まれています。まさかここまでそのまままのブラックアウトが手に入るようになるとは…!非常に独特なデザインなので、変形玩具としての立体化は難しいと思っていましたが、10年での技術の進歩と開発者のレベルが一層上がっていることが伺えます。
背面。プロペラの巨大なブレードが垂れ下がったデザインを再現。ロボットモードではスコルポノックは背中に取り付けます。
前面&背面。足底は平らではなく、少しカーブがあるのですが、接地面が大きいのでバランスが悪いということはありません。
側面。
バストアップ。顔もしっかり劇中通りの凶悪なデザインになっています。また、胸部にはクリアパーツが使われており、中身のディテールが見えるのもカッコイイ。
武器はヘリ後部のローターを取り外したもの。劇中でもこの武器を使ってタクシーを切り刻んでました。説明書では左手に付けていますが、劇中では右手に装備していました。ローター部分は回転します。
腹部のプローブ(探針)は起こして武器のような感じにもできます。
「スコルポノック」も新たに作り直されています。手の関節としっぽが可動します。
ブラックアウトの背中に取り付け可能。劇中でも背中から飛び出してくるような感じでしたね。
ビークルモード。アメリカの大型輸送「MH-53ペイブ・ロウ」に変形。シコルスキー・エアクラフト社が製造し、長距離の戦闘捜索救難として活躍しましたが、映画公開の翌年に退役しています。メインローターの巨大さもさることながら全長もかなりのもの。再現度もかなり高く、しっかりシコルスキー・エアクラフト社のライセンスも取得しています。変形は極端に難しいわけではありませんが、最終的なガワの調整が少々苦戦しますが、完成したときの迫力はかなりのもの。
背面。後部側面の星のマークのプリントが上下逆になっていますが、どうもこれはすべての個体で起きているわけではない模様…まあ、それほど気にならないからいいけれども。ランディングギアは形は再現されていますが、車輪は動きません。
前面&背面。
側面。ちなみにメインローター、後部ローターどちらも回転しますが、メインローターはそれほどくるくる回りません。
2007年に発売された「MD-01 ブラックアウト」と比較。当時は当時でかなり頑張って独特な体型を再現しており、ギミックも満載で、個人的には結構好きな玩具だったりします。ただ、やはり今回のスタジオシリーズと並べると、その再現度に圧倒されますね。
スタジオシリーズ版「オプティマスプライム」と。スタジオシリーズはロボットモードでのスケールを合わせており、だいたい劇中と同じような体型差になっています。今後どんどん劇中スケールで揃っていくと思うとワクワクしますね…!
ビークルモードでも。ビークルモードではスケールの統一はされていませんが、まあまあいい感じのサイズ比なんじゃないかな?
可動はそこそこ。特に腕周りはパーツの干渉やはずれ易さなどもあり、いまいち扱いにくいです。また、手の甲が前を向いていて、手首が回らないのでポーズによっては不自然な感じになってしまいます。ただ、下半身は接地もしっかりしているのでいい感じ。ちなみに、お尻にはフィギュアスタンド用の穴があります(ビークルモードでは見当たらず)。以下、写真続きまーす。
足のパーツが折り重なっているところがいいですね!まさかこの部分をここまで再現するなんて…!
「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-08 ブラックアウト」でしたー!兎にも角にも、ロボットモード、ビークルモードの再現度が半端なく、リーダークラスということもありボリュームもあってかなりカッコイイです!ただ、その分扱いにくさが若干あり、特にビークルモードではガワを合わせるのが少々大変だったり、はずれやすいパーツもあります。また、ロボットモードでの可動も結構クセがあり、思ったようなポーズはとりにくいです。それを置いても、10年前映画で見たあの姿がそのまま手に入った感動はなかなかのもので、特に当時の玩具を遊んだことがある人は特にそれを感じることができると思います(逆にギミック面では当時の玩具に比べると物足りなさを感じるかもだけど)。おそらく今後もスタジオシリーズでどんどん実写キャラがリメイクされていくと思いますが、それがとても楽しみになる出来です!今現在は少々手に入りにくい状況ですが、かなり人気っぽいので再販、再出荷の可能性も高いと思います。また、海外版も全く同じ仕様なので、早く手に入れたい人は若干割高になりますが海外版を購入するというのもありだと思います!
この記事へのコメント
量販店でラス1で買えましたがかなり格好いいですよね!
自分のものはビークルにしたとき腕付近のパーツの噛み合わせがイマイチ良くなく、またロボットモードにすると腕のパネルが完全にズレていてハマらず、前後にプラプラしてしまうのですが、これって個体差なんですかねぇ…
管理人さんのものはいかがでしたか?
ガワを合わせるのがちょっと難しいけど、
それを補って余りうる一品!
10年前の映画館での衝撃が蘇る再現度です。
この後にまだメガトロンやブロウルとか、更にボーンクラッシャーまで予定されてると思うと、良い意味で戦慄します笑
タカラトミーにはこの調子で昨今の窮地を挽回してほしいですね。
後部のプリントの星が上下逆だ・・・修正されると思ったのに・・・
プリントミスはこれはこれでディセップらしくて良い…そう考えよう
というかブラックアウトさんでこのクオリティならボンクラとかどんなバケモンになるんだろう(恍惚)既にメガ様は背中とかガワ感ゼロだし今回本気出し過ぎだろ…
プリントの上下逆、全部がそうならまだ諦めもつくものの当たりの個体もあるってのが曲者ですね
厳選しようにも店頭からすぐに姿を消してるし…
ブラックアウトとしての再販があれば改善して欲しいところ
次作でグラインダーという同型キャラが出たから別キャラリデコ再販ってのもありえそうですよね
こんなに出来の良い実写TFが新規で出るなんてもう思ってなかった。
レビュー画像見ただけで猛烈に欲しくなってしまいました
自分のは星マーク大丈夫でした
本当にガワの合わせが大変ですよね。あまり変形を楽しめるアイテムではないかも…自分も最初こいつから開封しましたが、初めてヘリに変形するときなんて15分くらい悪戦苦闘して、完成したときはヘトヘトで、残りのメンバーを手に取るのが若干億劫になったほどw
造形は本当にお見事!特にヘリの長さは圧巻です!個人的にヘリのフロントを覗き込むとロボットの顔が見えるのがツボですw
やっぱり実写一作めのこいつのトランスフォームシーンはインパクト大でしたね。バリケードも人気ですが、こいつも十分記憶に残る敵キャラですよね
※5さすりゅ~さん
ヘリ後部の星マークはロボットでは足の裏に来るので、店頭でパッケージからは確認出来ないんですよね(ロボの腕の星マークはヘリでは翼(?)に来ます)
何で日本版でも間違ってるのと正しいのが混ざってるのかは不明ですが、再販されたら流石に直ってるんじゃないかなぁ
ニトロゼウスの時みたいに再版してほしい。
今回はオプ、スティンガー、スタスクとブラックアウトが手に入れば良いけど、ブラックアウトが通販が軒並み1万円代だから買う気になれない…。定価8000円代なのに..。
映画公開前の設定資料によるスケール比だと、ブラックアウトは頭の高さで29フィート、グラインダーは43フィートあるそうですね。元々変形する機体が違うようなので、大きさも必然的に差が出て当然だと思いました。
僅かながらブラックアウトとグラインダーの設定資料を探してみました。実際の劇中登場時のサイズとは違うかもしれませんが、参考程度に。
・ブラックアウト
頭の高さで29フィート(約8.8m)
→MH-53 ペイ・ブロウ
全長1102インチ(約27.9m)
・グラインダー
頭の高さで43フィート(約13.1m)
→CH-53E スーパー・スタリオン
全長1181インチ(約29.9m)
肩の付け根がぷらぷらするのは固定用のジョイントの凹凸が設計ミスで上下逆になっていてはまらなくなっているからですね。
本当に素晴らしい出来なのに肩のジョイントとプリントミスがもったいないですよね。
ムービーwave1は100%二次出荷あるんで転売屋から買わない様に
>>1さん
自分のものも胴体と肩をつなぐプレートのジョイントと、そのプレートと腕をつなぐジョイントは外れやすいです。
胴体と方をつなぐプレートのジョイントは上手くいけばはずれないのですが、
腕側の方はかっちりは全然はまらず、プラプラしてることが多いです!
これとは関係ないけどss01バンブルビーは本当にポロリがひどくて僕のはパーツにヒビが入ってた…とても残念だなぁ
いやーやっぱ人気で自分は買えなかったなぁ、再販是非来てくれ~><
あと質問なんですが再販の時ってちょっとしたミスとかカッチリさとかって改善されることってあるんですかね?今回の上下逆けっこう目につくから気になりますなぁ
ファイコンから間もないのはスケジュールとして仕方がないけど
品質管理は相変わらずなんだよなぁ
素朴な疑問なんだけど、ここで言うことじゃないかもしれないけど、ファイコンより前に出たゴリラのコンボイはパーツ精度に問題はなかったんだろうか?
自分は財布の都合でスティンガーだけになっちゃったけど、特にこれといっておかしなところはなかったんだ。 でもこっちのシリーズでも何かしら不具合があるってことなんだろうか?
側面の星のマークが逆の件について、カスタマーに問い合わせると、現状在庫がなく5月下旬の出荷に合わせて交換が出来るという返答を貰えました。
プリントミスやその他不具合がある方は問い合わせてみるのがいいかもしれないです!
最初から破損個所が2か所有ったので、交換してもらおうか悩んだが、この商品は変形よりもロボ時の姿が売りだと思うので、ロボ状態で飾っておくことにした。
正直、とても扱いやすいとは言いにくいし、貧弱な所やジョイントが弱い所もあり、MPMオプティマスと似ているなと思った。
ただロボ時は本当に良く出来てるなと思った。
恐らく実写ブラックアウトの完成系で集大成だと思うので、これ以上のものは発売されることは無いと思うので、購入出来て良かったです。
欲を言えばMPMで高くていいから、もうちょっと頑丈なやつ欲しい。
MPMが第一作のキャラを出し続けてることを考えると、いずれブラックアウトも出るんでしょうかねぇ
ここからさらにブラッシュアップすれば完璧に近いものができそうで楽しみです
肩のジョイントの凹凸が逆ではまらないのとかパーツ同士のかみあいや干渉や精度が悪くてきれいに面一にならないのとか自分のは大丈夫だったけどマーキングが逆とかものすごい惜しい商品ですね。
造形はビークルとロボ両方ともにすごくいいだけに残念な点が目につく感じです。
再販で全部修正されてたらもう一つ買っちゃいそうです。
レビューお疲れ様です!アオリの写真がまさに劇中通りの巨大感ですね〜!
肩のパネル回りはあのサイズのピンで固定するのはやや無理を感じますね…パネル自体も薄いので変形を繰り返すと破損しそうで怖いです
両モード再現度の高さや密度感が素晴らしいだけに少し残念ですね
ヘリ前面の半球みたいな部分、ロボット変形時に収納すると内部で干渉するので塗装が剥がれました…そういうのあまり気にしない方ですがこれは目立つので流石にちょっとショック。個体差なんでしょうかね?
あと不満点でほとんど見かけませんが、自分のはスコルポノックのハサミが結構すぐポロリします。いつか気付いたらなくなってそうでこれも気になりますね…
今更だけど8月の再販版はちゃんとマークの上下ちゃんと修正されていて良かったよ
星マークの上下が気に入らなくて買わなかった人は今回の再販版を買うのもいいかもね