今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ」から「オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | オプティマスプライム(Optimus Prime) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Studio Series |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2018年3月 |
価格 | $29.99(輸入ショップ参考価格:¥5,000〜) |
ということで、実写映画新シリーズ「スタジオシリーズ」からボイジャークラス「オプティマスプライム」です!この「スタジオシリーズ」は実写版「トランスフォーマー」のキャラクターたちをリメイクしていくシリーズで、ロボットモードでのスケールを劇中に合わせたものとなり、シリーズとしては「ジェネレーションズ」に乗っかる形での展開となります。当初は「バンブルビー:ザ・ムービー」のメインラインの玩具を織り交ぜたラインナップになる予定だったようですが、映画の公開が2018年末に延期になったことで、今のところは「実写映画のリメイクシリーズ」という見た目になっています。「マスターピースムービーシリーズ」同様、世界同時展開のシリーズとなり、日本でも4月に発売が予定されています。今回の「オプティマスプライム」ですが、「トランスフォーマー/リベンジ」の姿を再現したもの(第1作もデザインは同じ)となり、旧トリロジーのボイジャークラスのオプティマス玩具としては4代目となります。それではいってみましょー。
パッケージ。今回注目すべきは「タカラトミー」のロゴも大きく掲載されていること。マスターピースムービーシリーズでもハスブロとタカラトミーのロゴが併記されていましたが、通常ラインでもこうしてメーカーロゴが並ぶというのはここ最近の2社の関係性が以前とは変わってきたということを感じさせてくれます。また、中の台紙はディスプレイスタンドになるようになっています(後述)。
箱の側面は窓が付いており、中の台紙に描かれたインシグニアが見えるようになっています。
もうひとつこれまでの箱と違う点として、底面の作りが変更されています。
ロボットモード。情報が出始めたときは、実は「ちょっと微妙かも…」と思ってたんですが、実物はめちゃめちゃかっこいい…!体型も胸が逆三角形な感じでたくましく、各部のバランスも劇中の雰囲気をよく再現しています。各部のディテールも非常に細かく、カラーリングも暗めに押さえられていて重厚感があります。写真では変形の関係で劇中にはないパーツ(脇腹や太もも部分)が少し目立ちますが、実物を触ってみるとほとんど気になりません。
背面。背中は前面の再現の犠牲になった感じかな?さらにタンクはジョイントなどで固定できないので位置に悩みます。管理人のオススメは中央のブルーとシルバーのヒンジ部分をまっすぐにせず、少し曲げたままにしておくと背中に立体感ができて良い感じになります。ちなみにシルバーのプレート部分にある2つの突起は今回は使用せず、今後何かしら取り付けるためのものかもしれません!
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はとてもかっこよく、また、これまでのオプティマス玩具ではありがちだった「目の塗りすぎ」もありません。胸部は中央部分の隙間が広くこの辺は好き嫌い分かれそうな感じ。あとはビークルモードのひさし部分があるにはあるのですが、それを感じないのもちょっと印象を変えているかもです。
武器はエナジーブレードが2個。グリップを拳の裏側から持たせる感じなので、腕の側面から生えてきているように見えます。ブレードも大きく迫力があり、クリアのオレンジもキレイです。
続いてビークルモード。ピータービルト・379トレーラートラックに変形。唯一惜しい点は煙突部分が短いこと。ここがもっと長かったら大分ビークルモードの印象が違ってたと思うので残念。塗装が若干足りないのは仕方ないとして、その他の部分は問題ありません。変形はこれまでのどの旧トリロジー版オプティマスとも違っており、全く新しい変形になっています。しいて言えば、上半身は「プライム」のファーストエディション版「オプティマスプライム」、下半身はロストエイジ版「AD02 クラシックオプティマスプライム」を彷彿とさせます。変形の手順はかなり多いですが、どの部分もストレスなくカッチリ変形することができてよいです。
背面。リア部分にブレードを取付可能。荷台を取り付けられる穴がありますが、「ダークサイド・ムーン」版のメックテックトレーラーは残念ながら合いませんでした…TFクロニクル版のトレーラーは持っていないので試せないのですが、誰か試した方がいたら教えてください…!
武器を外して。
前面&背面。
側面。
ダークサイド・ムーン版「DA03 オプティマスプライム メックテックトレーラー」と。旧トリロジー版オプティマスとしては最後期に発売されたもの。ダークサイド・ムーン版はいわゆるリベンジオプティマス型の変形から脱却しようという意気込みを感じて、個人的には結構好きです。並べて分かるように、今回のスタジオシリーズ版はかなり劇中のスタイルを意識したものであることがわかると思います。
続いてロストエイジ時に発売された「AD12 リベンジ オプティマスプライム」と(オリジナルはリベンジ後に「Hunt for the Decepticons」シリーズとして発売されたもの)。リーダークラスの縮小版のような感じなのでボイジャークラスとしてはある意味行けるところまで行った感じではありますが、若干いじりにくさもあり、それに比べると今回のスタジオシリーズはストレスなく遊べるというのがいいですね。また、体型面でも進化を感じます。
ついでに「MB-01 オプティマスプライム」と(オリジナルはロストエイジ版「AD02 クラシックオプティマスプライム」)。今回のスタジオシリーズはシリーズ内でのスケールの統一というコンセプトがあり、他のキャラに合わせ敢えて小さくなっているので、結構な身長差があります。
可動は良好。とてもよく動いてくれます。腰もちゃんと回るし、足首に横軸の可動もあって接地性もあります。関節もしっかりしているのでポーズも決まりやすいので楽しいです!以下写真続きまーす。
膝も大きく曲がるので膝立ちも余裕。膝の関節部分の軸が実際のデザインの可動部分よりも下、かつ後ろ側にあるのでより後ろ側に曲がるようになっているのがポイント。
リベンジ版ということで、ブレード2つで森でのバトルのイメージで。スタスク、メガトロン、そしてブラックアウトをグラインダーに見立てれば完全再現できます!鉤爪も欲しくなるなあ。
「DA03 オプティマスプライム メックテックトレーラー」のメックテックウェポンを借りて。
フィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。今回スタンド用の穴は底面と背面の2箇所に開いているので好きなほうを選ぶことができます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ」から「オプティマスプライム」でしたー!上でも言いましたが、実は情報が出た当初はあまり魅力を感じていなかったのですが、ワンフェスで実物を見たり、海外のレビューを見るうちにどんどんかっこよく見えてきて、我慢できず海外版を買ってしまいました(他は日本版まで我慢…)。実物もとてもよい出来で、事前の写真で気になっていたボディの違和感も実際はそれほど気にならないし、スタイルもオプティマスらしさをよく出していてカッコイイ!また変形パターンがこれまでとは大きく違い、ステップ数は多いですがストレスなく変形できるのも楽しいです。ビークルモードの煙突が短かったり、塗装が足りなかったりするのは残念ではありますが、総合的に見て非常に満足度の高いオプティマスになっているので、これまでの旧トリロジー版のボイジャークラスを持っている人でも(むしろ持っている人のほうが)楽しめると思います!日本での発売ももうすぐなので、気になる人は是非予約をオススメします!
確かに良いものであるとは他の人のレビューを見てもすごく感じるんだけど、いかんせん同シリーズの宿敵メガトロンが背中も含めて本当に劇中そのまんまのクオリティだからそれと並べるとなると背中のガワとかところどころ残念な部分が目立つこのオプはうーん…って感じ。
別にこの商品が悪いとは感じないけど、せっかく並べることを重視した商品だからもうちょっと突き詰められなかったのかなとは思う。