今日は「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-12 オートボットジャズ」をご紹介!
商品名 | MB-12 オートボットジャズ |
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シリーズ名 | トランスフォーマー ムービー ザ ベスト |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年2月24日 |
価格 | ¥3,500(税抜) |
ということで、ムービーザベスト版「ジャズ」です!この「ジャズ」は2007年に実写版「トランスフォーマー」第1作が公開された時に発売された「MA-04オートボットジャズ」の重塗装版となり、そこに「MA-14 ファイナルバトルジャズ」の武器が付属したものとなります。この「ジャズ」は実写映画の玩具として初めて開発されたものでもあり、その後リメイクなどもなく、キャラクター性もあり、今もなお人気のある玩具となります。それではいってみましょー。
パッケージ。昨年発売されたムービーザベストの「MB-02 バンブルビー」などと同じサイズ。背面の「オートボットの副官」はこれまでのものと比べると大分適当な感じ…
ロボットモード。実際の劇中のジャズのイメージと比べるとだいぶズングリした体型ではありますが、各部のデザインは何気にかなり忠実に作られています。当時、ほとんど資料がない状態で作られたということで、その苦労が伺えます。今回重塗装版ということで、ビークルモードの表面に来る部分は塗装が施されており見栄えもよく、武器もボリュームがあってかっこいい。
前面&背面。
側面。
バストアップ。大きなバイザーが特徴的で、実写キャラの中でもG1デザインが強く投影されているキャラクターとなります。当時品はかなり集光ギミックが効いていましたが、今回のものはそこまででもない感じ。
武器は「クレッセントキャノン」。「MA-14 ファイナルバトルジャズ」に付属していたものになり、劇中でも登場したアイテムとなります。スプリンギミック付きで、先端のクリアブルーのパーツを飛ばすことができます。取り付けは手に持たせるというより、腕の裏側に取り付ける感じ。そして、当時は「え?これが手…?」って思った記憶…
向きを逆にして装備も可能。今回の説明書ではこの取り付け方が説明されています。
シールドとして使用しない時はそのまま背中に取り付けておけばOK。
ビークルモード。「ポンティアック・ソルスティスGXP」に変形。当時からビークルモードの再現度は高く、今回全面塗装になったことにより一気にリアリティがアップ!また、クリアブルーの色味がより自然な感じになっているのもいいですね。
背面。背面のライト部分もちゃんと塗装されています。ホイールのシルバーのラインがかっこいいですね。
前面&背面。
側面。
リアのウイング部分にクレッセントキャノンを取付可能。
実写映画第1作時のシリーズを通したギミックとして、各部が連動して変形する「オートモーフ」があります。このジャズはウインドウ部分を背中側に倒すと、頭がせり上がり、更に胸のプレートが立体的に変形するというもの。個人的にとても気持ちよく好きなオートモーフです。
2007年に発売された「MA-04オートボットジャズ」と比較。もともとの武器はスピアーのような形状のもの。当時の時から塗装は細かく施されており、ロボットモードでの差はそれほど感じません。ちなみに、この「MA-04オートボットジャズ」はトランスフォーマーから長年離れていた管理人が初めて買った実写映画トイでもあり、今もブリスターにいれたまま飾ってあるくらいの思い出の深い玩具です。
ビークルモードでも。さすがにビークルモードは今回のムービーザベスト版が圧倒的な見栄えの良さ。
今回改修が入っている箇所が1つあります。写真左が「MA-04オートボットジャズ」、右が「MB-12 オートボットジャズ」になりますが、上部のジョイント部分が改修されているのが分かります。昔のままでも特に気になってはいなかったのですが、接続の繰り返しで破損しやすい箇所とかだったのかも…?
海外で発売されたプレミアムエディションと比較。日本では発売されていないバージョンですが、今回のムービーザベスト版と非常によく似た感じ。ただ、プレミアムエディション版のほうが脚部の塗装箇所が多かったり豪華。
ビークルモード。プレミアムエディションも全面塗装ですが、今回のムービーザベスト版のほうが明るめのシルバーになっています。また、ウインドウのクリアパーツはやっぱり今回のもののほうが落ち着いた感じでいいですね。
可動は今触ってみるとだいぶ限定的な感じ。腕周りは形状がかなり特殊だし、膝もほとんど曲げられません。ただ作りはフィギュアというより玩具と言った感じでかなり頑丈に作られています。以下写真続きまーす。
武器のジョイント的にもっとうまい持たせ方が実はあるんじゃないかと思いつづけて早10年…
以上、「トランスフォーマー ムービー ザ ベスト」から「MB-12 オートボットジャズ」でしたー!10年以上前の玩具ということで、だいぶ今のものと比べるとさわり心地は異なるのですが、これはこれで玩具然とした感じがとてもよいです。ビークルモードも前面塗装になってるのもとてもかっこいいし、オートモーフもとても良くできています(むしろ今はこんな贅沢な作りはできないかも…)。実写版トランスフォーマートイとして、初めて作られたというある意味歴史的な意味合いもある玩具なので、実写映画トイの進化を知る上でも重要なアイテムです。そもそもこのジャズ自体かなり久しぶりの再リリースとなりますが、今年ようやく「スタジオシリーズ」でジャズがリメイクされることが決まり、この型がこういう形でリリースされるのももう無くなりそうなので、これまで触ったことがない人は是非遊んでほしいです!
MBとSSジャズどっちにするか、迷います。今のデラックスサイズと合わせるとSSになるんだが。