今日はINFOBAR TRANSFORMERSから「オプティマスプライム(NISHIKIGOI)」をご紹介!
商品名 | OPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI) |
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シリーズ名 | INFOBAR TRANSFORMERS |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年9月末 |
価格 | ¥5,400(税込) 3体セット:¥16,200(税込) |
ということで、INFOBAR TRANSFORMERSから「オプティマスプライム(NISHIKIGOI)」です!このINFOBAR TRANSFORMERSはau design project 15周年を迎える「au」とハリウッド実写映画化10周年を迎える「トランスフォーマー」がコラボした携帯電話型変形玩具で、クラウドファンディング限定で販売されたものになります。このオプティマスの他に、「バンブルビー(ICHIMATSU)」、「メガトロン(BUILDING)」の3種類が同時に販売となり、クラウドファンディングではオプティマス単体か3体セットを選ぶことができました。クラウドファンディングは公開初日のうちに目標である100万円を超え、最終的には3200万円を集め大成功となりました!
「INFOBAR」はau design projectの第1弾として2003年に発売されました。ガラケーとしては当時革新的なデザイン重視の携帯電話となり非常に人気の機種となりました。それが今回トランスフォーマーを代表するキャラクター「オプティマスプライム」に変形するということで、クラウドファンディングということ含めとても話題となりました。今回開発を担当したのはタカラトミーの大西裕弥氏。大西氏は最近では「MPM-3 バンブルビー」や、「最後の騎士王」シリーズ「TLK-24 ダイノボットスコーン」などを担当されています。7月には大西氏による「au×TRANSFORMERS PROJECT」舞台裏トークショーも開催され、今回の企画の全容がとてもよく分かるので是非こちらもご覧ください!それではいってみましょー!
パッケージ。管理人はもちろん3体セットを購入。梱包のダンボールも専用のものになっていました。オプティマス単体でも梱包のダンボールは専用のものだったようです。
3体セットは特製スリーブが付属。スリーブはNISHIKIGOI、ICHIMATSU、BUILDINGがそれぞれデザインされており、なかなかオシャレ。
オプティマスのパッケージ。当時のINFOBARのパッケージをそのまま再現。auのロゴも古いままというこだわり。当時は携帯はキャリアで統一されたパッケージでしたが、INFOBARはパッケージの時点からしっかりデザインされていました。
フタを開けるとINFOBARが見える形で収納されています。このあたりも当時と同じ。あとは中箱の中に説明書と専用スタンドが入っています。
マニュアルは文庫サイズの冊子タイプ。今回、マニュアルもとても丁寧で、普段あまりトランスフォーマーをさわらない人でもちゃんと変形できるようなっています。ちなみに変形の仕方でロボットモードの足の付根が逆に書かれていますが、それについては後ほど。
今回は携帯電話モードから。紛うことなきINFOBARそのもの。全体のフォルムから質感まで実機を忠実に再現しています。かつてトランスフォーマーでここまで実際にあるものを忠実に1/1サイズで再現したものはなかったんじゃないだろうか…?手に持った感覚はさすがに軽い感じですが、触り心地はまさにガラケー。当時管理人はINFOBARにしようか電気屋でもモックをいじくり回していたのですが、それを思い出しました。当時は携帯電話で個性を出せる時代で、キャリアから新しい機種が発表されるたびに一喜一憂していたように思います。INFOBARはまさにガラケーのガラパゴスたる所以でもある独自進化のルートを分けた代表ではないかと思います。
背面。さすがに分割線はありますが、かなりキレイにツライチにまとまっています。また、全面塗装になっており、持ったときのしっとりとした質感がとても良いです。
全面&背面。アンテナの伸縮はできません。背面のカメラ&フラッシュ部分はシールで再現されています。
側面。ボタン類もしっかり再現されています。さすがにボタンは造形のみで押したりスライドしたりはできません。個人的に良いと思ったのがストラップの穴はちゃんと穴で再現されていること。このストラップの穴が変形の起点にもなっています。当時はストラップも重要なアイテムだったよなあ…
ディスプレイカードが付属し、差し替えることができます。ディスプレイカードはすでに入っている「au×Transformers」のロゴのものとあわせて合計4枚が封入されています。まずはオプティマスの顔のデザインをアウトライン化したもの。
左はオートボットマーク(バンブルビーと共通。メガトロンはディセプティコンマーク)、右はレントゲンのように中身が透けているバージョン。
ちなみにディスプレイカードは厚紙のカードなので、自作で好きなものを作って入れることもできます。というわけで、当時のINFOBARのメニュー画面バージョンを作ってみました!懐かしいワードがいっぱいある…ガラケーは各メーカーごとの中身だったので、メーカーごと結構使い勝手が違っていました。INFOBARは中身は東芝三洋マルチメディア鳥取製だったので、当時発売されていた東芝の端末と中身はほぼ一緒。メニューや発着画面などをもっとカスタマイズできるようになるのはもう少し後になってからでしたね(ケータイアレンジ(au)とか着せかえツール(docomo)とか)。
ディスプレイカードの取り替え口。何気にこのあたりもかなり凝った作りになっていて、インシグニアがちゃんとプリントされていたり、バッテリーと思しき造形部分には「ENERGON POWER」と書かれており、そのパワーでこのオプティマスが動いているような設定であることを想像させてくれます。また、右下のメインメモリのような部分がグレーで塗装されているのもいいですね。最近のトランスフォーマーで裏側がここまでリッチに作られているのも珍しい。
また、今回Bluetoothを使ってスマートフォンとペアリングさせることで、スマホの発着や通知に合わせて光るギミックが内蔵されています。電池ボックスは本体上部裏側にあります。今回ちょっと驚きだったのはちゃんとテスト用の電池が付属していたこと。最近では電池は自分で買え!スタイルだったので嬉しかった。注意点としてはネジが黒く塗られているので、あまり強く回したりしてナメてしまうとその塗装が剥がれてしまいます。なので、大きさの合ったドライバーで優しくまわしてあげましょう。
ペアリングは非常に簡単。iOSであればすぐにペアリングできます。Androidは専用アプリをDLして設定をする必要がありますが、専用アプリは今回用にしっかりデザインされたものになっており、それはそれで嬉しい特典だと思います。
ロボットモード。赤色成分が強いですが、しっかりオプティマスらしさを再現!ロボット部分はメカっぽいディテールが細かく作られており、携帯部分との差が明確に分けられていて面白い。写真からではなかなか伝わらないのですが、小さいながらもとてもしっかり作られていて、このサイズにしてはずっしりとしたいい感じの重さになっています。また、変形も薄い端末から広げたり折りたたんだりする変形がとても気持ち良い!これでトランスフォーマーを初めて触るとか、久々に触るとか言う人はとても驚くんじゃないかなあ?
背面。背面はディスプレイを背負った感じに。おそらく、ディスプレイは分割しない、という制約を設けていたんじゃないかと思うのですが、この画面を背負わせるというのはINFOBARらしさや、携帯から変形するというコンセプトをとてもよく表現していると思います。また、ディスプレイ部分もプレートなのでとても軽く、かかと部分もしっかり後ろ側まで作られているので後ろに倒れるということはありません。
前面&背面。暗くて分かりにくいですが、ふくらはぎの抜けている部分にもしっかり造形が施されています。膝裏のサスペンションのような造形もかっこいい。
ちなみに上で言ったように取扱説明書では足の付け根部分が逆に書かれています(ピンのリベット部分が表に来てしまっている)。デザイン画や、これまで公式に紹介されてきた実物をみると、リベット側でないほうが表に来るのが正解。そもそも取説だけではなく、組み立ての時点で普通に変形させるとリベット側が前にくるようになっているのが罠。特に組み換えの必要はなく、足を90°開いて回転させれば直せます!
左面&右面。脚部のボタン部分はボタンの縁に合わせて左右非対称な形で分割されています。ここはかなりこだわって作られた箇所のようで、INFOBARの最大の特徴とも言えるタイル状のクリアなボタンをしっかり再現するように考え抜かれた結果とのこと。
バストアップ。頭部はシャープでとてもかっこよくデザインされています。よく見てみると、アニメと実写版のハイブリットのようなデザインになっているのが分かります。胸部は今回メガトロン、バンブルビーと共通なのでオプティマスらしさは若干薄めの集積回路のようなデザインですが、腹部はグリルっぽく造形されていますね。
付属物は「INFOBAR」の最新機種である「INFOBAR A03」。携帯モードの底面を外し、折りたたむことで完成します。
携帯画面はこんな感じ。特に固定はできませんが手が開ききる幅にきっちり合わせて作られているので、そこそこしっかり持てます。
「INFOBAR A03」は背中部分に取り付けることができます。奥までしっかり入れ込むこともできるのですが、差し込みすぎると取り外すのが大変(ディスプレイ部分が薄いので破損の危険もあり)なので注意。
「MP-10 コンボイ Ver.2.0」と比較。今回のものはマスターピースと同じようなとてもリッチな作りになっています。
クラシック版「オプティマスプライム」と。今回のINFOBARオプティマスは大きさ的にはデラックスクラス程度。
「MPM-3 バンブルビー」と。
同時に販売された「バンブルビー(ICHIMATSU)」、「メガトロン(BUILDING)」と。頭部のみ変更されており、あとはカラーリングの違いでキャラクターを表現しています。何気にどれも気に入ってたり。そのうちバンブルビーとメガトロンも写真だけでも良いから紹介したい。
携帯モードで。質感の違いとかもしっかり分けられています。「オプティマスプライム(ANNIN)」も楽しみ!
可動はこう見えてなかなか優秀。腰も回るし変形の関係で膝を深く曲げられるのがいいです。足も若干ですが横のロールがあり、立たせたときの接地もいい感じです。以下、写真続きまーす。
戦いではない日常的な要素を入れたかったということで、公園で座るサラリーマン的なポーズは公式でも使われています。個人的にはロボットがとてもかっこよくてよく動くから武器もなにか欲しかったかな。
専用のディスプレイが付属。トランスフォーマー専用スタンドのレッドカラーとなり、「au×Transformers」のロゴがプリントされています。
お尻にスタンド用の穴が開いているのでそれを使って。取り付ける際は背中のディスプレイ部分を起こして取り付けます。
以上、INFOBAR TRANSFORMERSから「オプティマスプライム(NISHIKIGOI)」でしたー!発表当時はなんというイロモノ企画なんだ!とは思いつつも、auユーザーでかつてとても欲しかった機種なので即クラウドファンディングへ出資!(今回は純粋なクラウドファンディングではないので、達成額はあまり関係ありませんでしたが…)管理人は幸運にも7月に実物をじっくり触る機会があったのですが、その時点でこのINFOBARトランスフォーマーのさわり心地にすっかり魅せられてしまい、製品版が届くのが待ち遠しくて仕方ありませんでした。今回の魅力はINFOBARを完全再現していることや、ロボットモードの意外なかっこよさ、可動などいろいろあるのですが、個人的には「変形」を推したいと思います。携帯モードではどこから変形するかは初めはまったく分からないのですが、一度とっかかりを見つけるとパズルが解けていくようにロボットに変形する過程がとても快感です。モチーフが1/1のINFOBARだからこそというのも大きく、玩具の車や飛行機では味わえない驚きや気持ちよさがあり、まさに「Robot In Disguise」というトランスフォーマーの理念とも言えるワードの権化とも言えるのではないでしょうか。もちろん、INFOBARというモチーフに対する思い入れも大きく評価に左右するかもしれないのですが(他キャリアユーザーは「ふーん」くらいかも知れない…)、トランスフォーマーの変形玩具としての面白さが凝縮されたとてもよい商品です!今後も携帯電話に限らず、こういう面白くトランスフォーマー自体の価値も上げるコラボ企画は是非続けていってほしいです!
自分はINFOBARに思い入れは無いけど、久々にガラケーを持って凄く懐かしく感じましたw
ディスプレイが分割しないのは制約かもしれませんが、制約が無かったとしても大西さんなら分割しないように拘る気がしますね。車のフロントガラス同様、分割線が入ると見映えが良くないですし
自分も3体セット買ってANNINも予約済み。3体の中ではメガトロンが一番合ってる気がしましたね。ANNINはスタスクだったら尚良かったなぁ
今回のコラボはそれなりに反響あったようでINFOBARのファンも結構居るみたいなので、もっと購入できる機会が多ければもっと買う人居ると思うんですけどね。少し勿体ない