今日は「トランスフォーマー(2007)」から「MA-03 バンブルビー」をご紹介!
商品名 | MA-03 バンブルビー |
---|---|
シリーズ名 | トランスフォーマー(2007) |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2007年6月2日 |
価格 | ¥2,310(税込) |
今日は「トランスフォーマー(2007)」から「MA-03 バンブルビー」をご紹介!何故今このタイミングで!?という声が聞こえてきそうですが、実はこの第1作目の玩具のレビューをずっとやりたいと思っていました。管理人は世代的に初代アニメを幼少期に観ており、玩具もたくさん買ってもらっていました。記憶にあるのは「超神マスターフォース」の時に「スーパージンライ」が高くて買ってもらえず、代わりに「ブローニング」を買ってもらったくらいが最後で(今となってはブローニングのほうがめちゃめちゃ高いけども…)、それ以降は大人になるまで「トランスフォーマー」には触れずに生きてきました。そして2007年、映画「トランスフォーマー」を劇場で観た管理人はその映像に衝撃を受け、我慢できず買った初めてのムービー玩具がこの「MA-03 バンブルビー」と「MA-04 ジャズ」でした。そして今年実写映画公開10周年を迎え、管理人をいい意味でも悪い意味でもここまでにしてくれた実写映画第1作の玩具(それ以外の発売から時間が経ったものも)をたまーに紹介していきたいと思います!
さて、この「MA-03 バンブルビー」ですが、映画「トランスフォーマー(2007)」の冒頭に登場する2代目カマロから変形する姿を再現したもの。後にも先にも2代目カマロに変形する玩具はこの型ひとつ(あとは当時このリカラーがいくつか)で、更には実写版バンブルビートイの第1号でもあります。今年9月にAmazon限定でこのバンブルビーが入ったセットも発売されるので、その予習になれば!というわけでいってみましょー。
パッケージ。大部分のブリスターは捨ててしまっているのですが、思い出が強かったり気に入っているものは残しているのですが、このバンブルビーもそのひとつ。なので未開封の状態ではありません。確か実際はブリスター内の針金と本体は直接は当たらないようになっていた記憶が。今見るとかなり凝ったパッケージとなっており、ブリスター自体の形、台紙などにも今よりもお金がかかっているように見えます。パッケージ裏の写真は試作品のようで、カラーリングが実物と大分異なっています。
ロボットモード。今見ると「誰やねん!」というくらい劇中のイメージとは違いますが、当時のムービートイ全体が劇中再現できているもののほうが少なく、玩具として出ていることのほうが重要だったように思います。とは言え、よく見ると劇中デザインをできるだけ再現しようという箇所は随所に見ることができます。当時のインタビューを見ると、とにかく資料がない中で作ったということが書かれており、苦労の中でできあがったものと言うことを知るとまた違って見えてきます。
背面。バンブルビートイではありがちなルーフ部分の背負いモノもなくすっきりした背中に。というか、この後に発売された「ニューバンブルビー」がその後のバンブルビートイのベースになっており、この第2世代カマロ版バンブルビーはその流れにはないオンリーワンな作りになっています。
前面&背面。体のバランスはいい感じ。背中の羽根がしっかり再現されているのがいいですね。
左面&右面。
バストアップ。顔はなんとなくバンブルビーっぽさはあるのですが、黒い部分が多かったり、目が飛び出していたりで大分似ていない感じに。けど、あの頃は見る側もあの実写版のデザインは衝撃だったので、そもそも似ているかどうかも判断できなかった記憶が。首元のオートボットマークのあるパーツは動いてしまい、すぐに奥の方に押し込まれてしまうので調整が必要。
武器は肩のミサイルポッド。劇中の後半で使われたあのミサイルポッドを再現したものかどうかは分かりませんが(形状がだいぶ違うから別ものかな…?)、スプリングギミックでミサイルが飛ばせます。ちなみに国内版はミサイルはクリアブルーですが、海外版では普通の黄色のミサイルでした。
ビークルモード。第2世代カマロに変形。ビークルとしての再現度も高く、塗装になっている部分も多く見栄えが良いです。また、劇中のボロさを再現するために所々に汚し塗装が施されています。
背面。実車の再現という点では、実写映画の直前までバイナルテックが展開されていたということもあり、そのノウハウも大分蓄積されていたのではないでしょうか。
前面&背面。
側面。
そして、実写映画第1作目のトイシリーズのギミックとして「オートモーフ」というものがあります。これは複数の箇所が連動して変形するというもの。特にこの「バンブルビー」はオートモーフが効果的に働いていており、今触っても十分驚きを感じされるもの。1つめはビークルのボンネット部分のボタンを押すと、一気にロボットモードの胸部部分が出来上がるというもの。ボタン一つでバネの力を使って矢印を書いた部分がカシャッと勢い良く一度に変形します。
もう一つは脚部。足部分を下に下ろすとふくらはぎ部分と膝部分のパーツが連動して動き、脚部が出来上がります。どちらもとても変形していて気持ち良い!
バンブルビー色々。左から「ロストエイジ」版「AD04 クラシックバンブルビー」、今回の「MA-03 バンブルビー」、ムービー ザ ベスト版「MB-02 バンブルビー」、「最後の騎士王」版「TLK-01 バンブルビー」。これ以外にも数多くのバンブルビートイが発売されていますが、ここではカマロの世代ごとに揃えてみました。
ビークルモードでも。こうなると第4世代カマロになるバンブルビーも欲しくなる…
可動は今のシリーズと比べると劣る部分は多いのですが、この頃のシリーズはまだフィギュアというよりは玩具という感じが強かったので、当時はほとんど気にならなかったと思います。あとは今よりもパーツ一つ一つに密度感があり、作りの丈夫さ(今も違う方向で壊れにくくはなっているけれど)もあり、いじっていてとてもワクワクする感じです。以下、写真続きまーす。
実施のデザインとは違うけれど、これはこれでパーツの配置などかっこよくて好き。
この頃はスプリングギミックが当たり前でしたが、今はほとんどなくなりました。安全基準の変化なのか、購入層の変化に対応してのものなのか…
バンブルビー対バリケードからのオートボット集合が実写映画シリーズの中でも一番ワクワクするところかも。
以上、「トランスフォーマー(2007)」から「MA-03 バンブルビー」でしたー!管理人が初めて買ったムービトイということで、非常に思い入れの深い玩具となり個人的な贔屓目がとても入っているのは確かなのですが、とてもよくできていて遊びやすい玩具だと思います。特にオートモーフは「トランスフォーマー(2007)」シリーズの中でも際立ってインパクトの強いものとなっており、当時管理人の心を一気に掴みました。その後は寝ても立ってもトランスフォーマーのことばかり考えるようになってしまい、続々と管理人の家にはトランスフォーマーが増えて行き、今やこんなブログまでやっているという、まさにこの10年の生活を変えた玩具と言って間違いないです。今のフィギュアチックなものと比べると好みに合わない人もいるかもしれませんが、9月にはこのバンブルビーが入ったセットがAmazon限定で発売されるので、気になる方は是非触って欲しいです(今は売り切れていますが…)。また、今後も急にこんな感じで昔のものを紹介するかもですが、管理人の気分転換ということでお付き合いいただけると嬉しいです。