今日は「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-19 メガトロン」をご紹介!
商品名 | TLK-19 メガトロン |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/最後の騎士王 |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年8月5日 |
価格 | ¥6,800(税抜) |
というわけで、「最後の騎士王」版リーダークラス「メガトロン」です!今回「メガトロン」の復活ということで、店舗限定も含めれば全クラスでメガトロントイが発売されており、その中でも特に今回紹介するリーダークラスのメガトロンはテレビマガジンで特集が組まれたり、日本では映画公開の翌日に発売されるなどを見ても、「最後の騎士王」全体のなかでもフラグシップアイテム的な立ち位置と言えるかもしれません。メガトロンのリーダークラスと言えば、「リベンジ」時に発売されたのが最後で、「ダークサイド・ムーン」、「ロストエイジ(ここではガルバトロンだったけれども)」では発売されておらず、今回8年ぶりの登場となります。それではいってみましょー。
※このレビューはネタバレを含む可能性があります。映画未鑑賞の方はご注意下さい。
まずはパッケージ。イラストはボイジャークラスのものと同じ。パッケージ裏には他のクラスにはなかったキャラクターの説明文が掲載されています。ちなみに、「ALSO LOOK FOR」として紹介されているオプティマスプライムは海外版のもので、日本では代わりに「TLK-15 キャリバーオプティマスプライム」が発売されています。
ロボットモード。さすがリーダークラスだけあってなかなかの迫力!オプティマス同様、騎士風なデザインになったわけですが、より西洋の甲冑ぽいデザインとなっており、ダークなカラーリングとあいまってとてもカッコイイ。また少し分かりにくいですが上半身と腰脇の鎧にはシルバーのウェザリングが施されています。大きいこともあって各部ディテール感と立体感があり、右腕のカノン砲もボリュームがあってメガトロンらしくていいですね。
背面。背中にはビークルモード時の翼が大きく配置されいます。模様がどこかの民族の顔の模様がついた盾みたいな感じで個人的にちょっと怖い…
前面&背面。右腕のカノン砲は取り外しは不可。結構なボリュームがあり、盾のように見えなくもありません。写真では砲部分が縮んでしまっていますが、特に固定はできず本来はもっと伸びた感じになります。
左面&右面。
バストアップ。造形も細かくカッコイイ!ただ目に黒目の造形があるせいか表情としてはボイジャークラスと比べると少しコミカルな感じに。また、劇中でも印象の深い顔の赤い傷は再現されていません。胸部分は1つのパーツで構成されているのですが、しっかり立体感があり、塗装も何気に細かく施されています。
後頭部のレバーを上げることで「マスクオン」状態に。口部分が回転し、さらに両サイドの牙?が顔側に寄ります(しっかり寄せるには手で押さえ込んであげる必要あり)。今回のメガトロンはこのマスクオンモードが劇中でも印象的だったので、オンオフができるのはとても嬉しい。
後頭部のレバー。レバーは結構小さく固め。牙部分もそうですが、口部分もスプリングが仕込まれていて小気味よく動いてくれるのですが、経年劣化がちょっと心配。
続いて武器。まずは剣。リーダークラスが持っても十分見栄えの良い大きさ。
続いてカノン砲。劇中ではここまで大きくはありませんが、やはりメガトロンと言えば大きな右腕の融合カノン砲な訳で、玩具ならではのメガトロンらしさが出ていてとてもいいと思います!砲身部分は伸縮し、伸ばし切るのが正解だと思うのですが、特にロックがないので気がつくと縮んだりしてしまいます…
付属のエフェクトパーツを取付可能。ボリュームがあってなかなかの迫力ですが、その分重さもあり、エフェクトパーツを付けたままだと肘から腕が下がってしまいますが、腕をちょっと回転させて地面と肘の軸が水平にならないようにすると安定します。
エフェクトパーツは2つ付属。ジョイント部分は5mmなので、手に持たせることもできます。だからなんだっていう感じではありますが…
つづいてビークルモード。エイリアンジェットに変形。機首と翼が大きく広がり、かなりの大きさに!各部のディテールも非常に細かく作り込まれており、ロボットモードの流線型の鎧から、ガラッとメカメカしい感じになるのはボイジャー同様面白い!
背面。エイリアンジェットの割にかなりキレイにまとまっている印象。翼にはサイバトロン文字が刻印されています。
前面&背面。機首の先端部分は軟質パーツでできています。
側面。機首部分にのみランディングギアがあり、収納することもできます。
機首部分はスイッチを押すとカシャッと自動で展開します。カノン砲の先の部分は手動で伸ばす必要があり。ちなみに、この機首部分の展開はロックが甘く、よく暴発します…どうせならロボットモードでも活かせるような感じでちゃんとギミック化してほしかったな。
キャノピー部分も開けることができます。エイリアンジェットなのに人が乗れる場所があるなんて、一応メガトロンにも擬態するという気持ちはあるのかな?
ジェット部分にエフェクトパーツを付けて。更にボリュームアップして迫力がでます!
トイザらス限定ボイジャークラス「メガトロン」と比較。発売する前はどっちがどっちか区別がつかなかったくらいですが、こうして実物を並べると大分作りが違うことが分かります。プロポーションはボイジャーのほうがいい感じですが、劇中のスタイルとしてはリーダーの方が近いのかな…?
ビークルモードでも。形状はかなり似ていますが、変形パターンは大きく異なっており、変形のスマートさという点ではボイジャークラスがやはり素晴らしく、今回のリーダークラスは胴体の変形などが単純で、ボイジャーを変形させたあとだと少し物足りなさを感じます。ただ、翼のボリュームなんかはさすがリーダークラスといった感じ。
「TLK-15 キャリバーオプティマスプライム」と比較。おそらくこのオプティマスと並べることを前提に作られたと思われ、大分良いサイズ感に。こうしてリーダークラスでオプティマスとメガトロンがしっかり揃うというのも久しぶり。やっぱりこうしてライバルが同スケールで揃うのはいいですね。マスクのオンオフという点でも共通点のある感じになっています(海外版ではそうはならないけども…)。
可動は腰が回らないくらいで他はそこそこ。足もスネ部分から内側に少し可動するので接地性もよいです。股関節がゆるいという話を聞きますが、管理人のものはそれほど気にならないかな。以下、写真続きまーす。
エフェクトパーツがかなり大きくていい感じの写真を撮るのが難しかった…座らせるものがあれば、バリケードお説教シーンの再現ができそう。
手首がよく動き、立ち膝も出来るので、公式スチル写真になってるシーンを再現できます。ヒューマンアライアンスのレノックス置けばよかった…
手が丸穴ではなく隙間が空いているのでスクィークスも持てる…!ちょっとスクィークスが大きいけども…
「人間の臭いがプンプンするぞ!」
以上、「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-19 メガトロン」でしたー!リーダークラスということもあって、ロボットモード、ビークルモードとも迫力があり、リーダークラスのオプティマスと並べられるメガトロンが出てくれたことはとても嬉しいです。劇中でも印象の深いマスクのオンオフができるのもポイントが高く、お陰で「あのシーンではマスクオンだったかな?オフだったかな?」なんてことを考えながら遊ぶのがとても楽しいです。ただ、直前にボイジャークラスが発売されたということもあり、造形としての新鮮さには欠け、しかもそのボイジャークラスがかなり良くできているということもあって、比較すると遊び易さや変形の気持ちよさなどではボイジャーに軍配が上がります。まあ、比較対象が良すぎるというのはあるかもですが、カノン砲の暴発や、その砲身の収まりの悪さなど若干ツメの甘さを感じてしまうのも事実です。とは言え、やはり大きいことでの迫力や、造形の細かさなどはさすがと言ったところで、個人的にはとても気に入っています!数もかなり多く作られているようで手に入りやすく、海外版もアソートの関係で大分手頃な値段になっているところもあるようなので、気になる方は今このリーゾナブルな時期に入手しておくことをお勧めします!