今日は「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-13 オートボット スクィークス」をご紹介!チワワ~
商品名 | TLK-13 オートボット スクィークス |
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シリーズ名 | トランスフォーマー/最後の騎士王 |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2017年7月15日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
というわけで、「最後の騎士王」版デラックスクラス「スクィークス」です!「スクィークス」は今作で初登場するキャラとなり、こちらも今回初登場となる少女「イザベラ」のパートナー。映画のプロモーション初期からその存在が明らかにされており、イザベラとスクィークスとの友情も映画の見所となっています。玩具としては完全新規となり、海外ではプレミアエディションとして発売されたものになっています。それではいってみましょー。
※このレビューはネタバレを含む可能性があります。映画未鑑賞の方はご注意下さい。
ロボットモード。まずはスクィークス単品で。劇中のデザインは右足がなかったり、印象的なサイドミラーがあったりするのですが、大分ディテールは異なる感じ。ただ、キャラクターの雰囲気は非常によく現されていると思います。汚しの表現はプリントではなく塗装のようで個体差があり、大分大雑把な感じなので好みは分かれそう。
背面。スクーターのスタンド部分も使って立っているのが分かります。スクーターから変形ということで、シート部分が背中に配置され結構ボリュームがありますが、そもそもの体型がこんな感じなので特に気にならず。
前面&背面。
左面&右面。
バストアップ。若干デフォルメされた感はありますが、可愛らしくて良い感じ。目の部分はクリアパーツとなっており、中のパーツもしっかり見え、ちゃんとライトのようになっています。ヒビが入って穴が空いたヘルメット?もいい感じで再現されています。
続いて装備。まずは「右腕」。グリップを取り外してから取り付けます。軟質パーツでできています。当初「何でこんな腕がついてくるんだ…」と思ったものですが、ちゃんと劇中で意味のあるものだったとは…肩部分にディセプティコンマークを付けたくなる。
続いて銃?タイプの武器。これも軟質パーツでできており、そのせいもありちょっと重め。上記の腕に持たせることができます。腕同様「何だこの武器は…」と思っていたんですが、これもちゃんと劇中に登場するとは…
こちらも腕のグリップを外して直接取り付けも可能。劇中のイメージとしてはこっちが近いかも…?
続いてビークルモード。スクーターに変形。劇中の設定としてはベスパのスクーターのようですが、玩具ではオリジナルのスクーターとなっているようです。スクーター形態でも非常にまとまりが良く、パッと見どう変形するか分からないほどで、実際小さいながらに面白い変形をします。ただ、手のグリップは取り外さないといけないのはちょっと残念かな。
背面。ジェットが付いているのがなかなか物騒で尻が燃えそう。写真にはありませんが、スタンドは折りたたむことができます。
前面&背面。ライト部分はスクィークスの顔っぽい感じになっています。
側面。
スクーターとして使うとすると、figmaだと気持ち大きい感じ。
続いて「コンテナ」。まずは「コンテナモード」。こちらは劇中には登場しない玩具オリジナルのオプションになります。箱型で結構なボリュームがあります。
背面。こちらも汚れの塗装が施されています。しかし、この汚れ塗装はどうベトナムのおばちゃん達に指示がされているんだろうか?
スクーターモードと接続。ボールジョイントでスクィークスと接続できます。
武器をつければスクーターモードでは余剰なしに。横の5mm穴にも取付できます。
展開すると「格納庫モード」に変形。スクィークス用のガレージのような形になります。パタパタ大きく広がるので、なかなかの大きさに。可動式アーム、工具箱、スロープと結構しっかりした作りになっています。
後ろから。壁になっている部分は特に固定はできないのでお好みの角度で。
工具箱には腕、グリップを収納することができます。また、5mm穴が3つ開いているので、武器なども取付可能。
ロボットモードでも。アームのマニピュレーター部分は軟質パーツでできており、接続部分はボールジョイントですがマニピュレーター自体には可動はなし。写真では無理やり持たせている感じ。
ロボットモードでコンテナを背中に取り付け「バックパックモード」に。合体することで結構なボリュームになります。
後ろから。コンテナの底面にもしっかりとモールドが施されていて、この辺のこだわりは流石と言ったところ。車輪がクリアブルーなのがかわいい。
「TLK-01 バンブルビー」と比較。大きさ的には劇中とはかなり異なります。
こんななりなので可動は限定的ですが、それなりに動いてくれます。それと目の作りのお陰で常にこっちを向いているようになるのも面白い。以下、写真続きまーす。
格納庫モードのアーム部分のマニピュレーターと逆のほうには砲のような物がついているので、攻撃モードのような感じにもできます。
以上、「トランスフォーマー/最後の騎士王」シリーズから「TLK-13 オートボット スクィークス」でしたー!映画の中ではいわゆるR2-D2ポジションのキャラクターとして登場したキャラクターですが、玩具はなかなかの骨太。独特なフォルムを上手く再現しており、そこからしっかりとスクーターになるのはスゴイ。コンテナを組み合わせるとここ最近のデラックスクラスのなかでは群を抜いたボリューム感となり、格納庫モードではしっかり基地遊びできるのが楽しい。気になるのは汚しの塗装が雑なことくらいかな?「最後の騎士王」シリーズはスタンダードな変形フィギュアが多い中で、玩具としての楽しみみたいなものが盛り込まれていてるので是非たくさんの人に触ってほしいです。特に普段トランスフォーマーの玩具は買わないけど、映画は好きという方にはこれひとつで完結して遊べるのでオススメです!
今回、TLKシリーズは前作以前の玩具と比べて、塗装面で損をしている気がしますね。このスクィークスやボイジャーオプティマスは特にその悪い面が目立ってます…。ただその分、造形に関する技術面はかなり凄いです!ダークオプティマスでよく分かるように、ボイジャーオプティマスの顔の造形はとてもカッコよく、ボイジャーメガトロンの顔も相当劇中に似ていました。ただ、やはり前作以前の玩具のように、“日本版の塗装の良さ”が感じられなくなってしまったことは非常に残念です。