今日は「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG33 ハイブロウ」をご紹介!首の改修もしてみた!
商品名 | LG33 ハイブロウ |
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シリーズ名 | トランスフォーマーレジェンズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年11月26日 |
価格 | ¥4,000(税抜 |
ということで、レジェンズ版「ハイブロウ」です!「ハイブロウ」は「トランスフォーマー ザ★ヘッドマスターズ」に登場したサイバトロンのヘッドマスター戦士となります。海外ではジェネレーションズタイタンズリターンシリーズとして発売されており、今回のレジェンズ版ではよりアニメに近いカラーリングとなり、さらには頭部のデザインもアニメ寄りの見た目に海外版から変更。さらにパートナードローン「カルゴ」(海外版「ラウドマウス」のリカラー)が付属したものになっています。それではいってみましょー!
まずはパッケージ。これまでのレジェンズ版「ザ★ヘッドマスター」組と同じ箱のサイズ。
ロボットモード。アニメでの雰囲気がいい感じで出ています!カラーリングもアニメに合わせられた感じになっています。ディテール感も程よい感じ。ただ、管理人が購入したものは首がしっかり固定されずふらふらする感じでした。それについては後述。
前面&背面。足は少し開いた感じで接地するように足の裏に角度がついています。
右面&左面。少し背中が重めですが、かかと部分が後ろに大きく伸びているので、倒れることはありません。
バストアップ。日本版ではよりアニメに近い海外版とは異なるデザインになっています。非常に凛々しい感じの表情となっており、なかなかかっこいい。
ヘッドマスター。「ザ★ヘッドマスター」では「ゴーター」と言う名前でしたが、今回はヘッドマスター=キャラとなっているので、名前は「ハイブロウ」となります。ちなみに、ヘッドマスターの足と胴体の接続には2種類あって、ひとつはピンがうたれているもの。もうひとちはピンがうたれていないものがあり、このハイブロウはピンがうたれていません。そのせいか股間部分の関節がゆるめです…
頭部モード。海外版でもそれほど劇中とかけ離れたデザインではないのですが、日本版ではほかのキャラと合わせて少しのっぺりとしたデザインになっています。結構ここは好みが別れるところかも。
背中のコックピット部分にジョイントがあり武器を取り付けることができます。
パートナードローン「カルゴ」。エスカルゴってことかな…?まずは砲台モード。ヘッドマスターを搭乗させることができます。
ヘッドマスターを外して。
続いてビークルモード。こちらでもヘッドマスターが搭乗できます。
ヘッドマスターをはずして。
リカラーもとのタイタンズリターン版「ラウドマウス」と。まずは砲台モード。ちなみに海外版の砲台モードではヘッドマスター(タイタンマスター)は変形して砲台の一部となります。
武器モード。付属のマンガの中では「カルゴキャノン」と呼ばれています。
もうひとつマンガの中で出てきた「顕微鏡モード」。特に固定はできないので、なんとなく持たせているだけ。
続いてビークルモード。メインローターが2つあるヘルコプターに変形。形状はG1玩具ととても似た雰囲気のものになっています。ただ旧玩具ではプロペラが3枚でしたが、今回はプロペラは2枚に。また、両サイドに武器を取り付けるのですが、ランディングギアになるので基本的に武器の付け外しはしない感じです。
メインローターは軽やかに回転します。ちなみにビークルモードでは前方のランディングギアを折りたたむと、そこにスタンド用の穴が空いているので、そこにスタンドを取り付けることができます。
コックピット部分は開閉し、中にヘッドマスターを乗せることができます。
武器を2つ組み合わせてウェポンビークルとして、ヘリモードで取付可能。
今回の「ハイブロウ」は実は「LG26 スカージ」とかなりの数のパーツが共通になっています。とは言え変形方法などはだいぶ異なっており、「リデコ」の域を超えたものに。先日発売された書籍「トランスフォーマージェネレーション2017」のタカラトミー蓮井氏のインタビューで、この一部のパーツを流用することを「パーシャル」と呼んでおり、今後はこのブログでも使って行きたいと思います!パーシャル!
可動は変形の関係で腰が回らなかったり、あとは足首が動かなかったりで少し物足りない感じがしますが、膝が変形の関係で深く曲げることができるのはよいです。以下写真続きまーす。
お尻部分にフィギュアスタンド用の穴があるので、それを使って。
【おまけ:首の改修について】
上でも言ったとおり、今回ヘッドマスターをトランステクターに取り付けたときの固定が非常に甘く、写真のように首を
まっすぐできなかったり、グラグラして取れやすくなっています。どうやら自分だけではないようなので、管理人が試した改修方法をご紹介。
今回、説明書の他にヘッドマスターを取り付ける際の注意書きの紙が入っているのですが、これ以前に発売されたヘッドマスター系のヘッドマスターの取り付けの硬さが問題になったのではないかと推測されます。それを受けて今回首の受けの部分のパーツを意図的にゆるくしているように思いました。なので、まずトランステクターの背中側のネジを4つ外して、首のパーツを取り外します。
それをお湯(70〜80度くらい)に入れます。やけど注意です。
2、3分お湯につけたら取り出し、洗濯バサミなどで受けの部分をはさみます。ただ、このとき先端(上)のほうをはさんでしまうとパーツが破損してしまうおそれがあるので、写真のように下の方をはさんだ方がよいです。心配な人はヘッドマスターを取り付けた状態でやるといいかも。これで数時間放置してパーツが冷めてクセがつくのを待ちます。そのパーツを再度取り付け、ボディの合わせてネジを閉めれば完成。これで首がグラグラするのはかなり軽減されると思います。今回のレビューの写真はすべて改修した状態のもので撮影しました。
以上、「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG33 ハイブロウ」でしたー。やはり問題は首。個体差はあるとは思いますが、かなりの確率で発生しているようなので、ヘッドマスターギミックが売りなだけにそれは残念。また、変形もシンプルできっちりはしているのですが、「スカージ」とベースが同じなので「ザ★ヘッドマスターズ」のメインキャラとしてのインパクトは少し弱め(発売時期が逆だったらまた評価は違ったかも…?)。とは言え、しっかりハイブロウだし、パートナードローンと絡ませて遊ぶのも楽しい。コミックで遊び方の提供をしているのもよいですね。上で紹介した改修をすることでかなり評価は変わると思うので、気になっている人には是非試してほしいです!
菅原文太「時代はパーシャル!」
私は幸いグラグラしないのに当たりましたが逆にキツキツでちょい嵌め込みづらい。
昔旧製品持っていたこともありツインアイで腰周りがスマート、というイメージ抱いてたためか今回のリニューアル版にはやや違和感が残りますが、顔はこっちの方が当時のアニメ設定に近いそうなのでしょうがないか。