今日は「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG31 フォートレスマキシマス」をご紹介!その1は「フォートレス」編!
商品名 | LG31 フォートレスマキシマス |
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シリーズ名 | トランスフォーマーレジェンズ |
クラス | タイタンクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年9月24日 |
価格 | ¥25,000(税抜) |
というわけで、お待たせいたしました!レジェンズ版「フォートレスマキシマス」です!「フォートレス」編と「フォートレスマキシマス」編の2回に分けてレビューを行いたいと思います!「フォートレスマキシマス」は日本では「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」に登場したサイバトロンの総司令官となり(海外では「トランスフォーマー ザ・リバース」に登場したキャラクター)、1987年に発売された玩具はトランスフォーマー最大の大きさ(それまでのロボット玩具としても類を見ない大きさ)に当時の子供たちは熱狂し、当時の価格で12800円と高額ながら非常に人気の高いものとなりました(バブル期というのもありました。管理人も当時買ってもらい遊び倒しました)。2014年に発売されたジェネレーションズ版「TG-23 メトロプレックス」の登場で、トランスフォーマー最大の座は受け渡しましたが、今回はその「メトロプレックス」がベースとなっており、さらにヘッドマスターということで頭分少し大きくなったおかげで身長も大きくなり、再び「フォートレスマキシマス」がトランスフォーマー最大の座につくことになりました。海外ではジェネレーションズ「タイタンズリターン」シリーズとして発売されており、今回の日本版ではよりG1に近いカラーリングと、さらに「マスターソード」が付属(「マスターソード」は海外でもサンディエゴ・コミコン版やアジアでの特典としては存在)、さらに音声ギミックが「ザ☆ヘッドマスターズ」でフォートレスを演じたに沢木郁也氏による録りおろしボイスが収録されています。今回開発を担当したのは「MP-10 コンボイ Ver.2.0」の蓮井章悟氏。今回「フォートレスマキシマス」全てを作り起こす予算がなく、ベースとなる「メトロプレックス」の金型を流用して作られています。この辺の詳しい話は電撃ホビーウェブのインタビューを是非読んでいただきたいのですが、「メトロプレックス」から「フォートレスマキシマス」への変化も今回の注目すべきところとなっています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
まずはパッケージ。海外版では意外にコンパクトだったので、日本版でも小さくなるかと思いきや、箱の大きさは初代「フォートレスマキシマス」や「TG-23 メトロプレックス」と同じ大きさに。表面には玩具自体の写真がメインに据えられています。
背面。背面は横向きでイラストがメインになっており、バーコード等は側面(底面)に配置されているので、どちらでも表面にできるような形になっています。
箱の中身はこんな感じ。「フォートレスマキシマス」自体は頭部がない状態で箱いっぱいの高さに。その他付属品は前面にくくりつけられています。そして写真にはありませんが、取扱説明書にあるコミックはなんと6ページにもわたる長編となっています!
【フォートレス】
ロボットモード。グレーなボディが地味目なフォートレスではありますがカラーリングはアニメに忠実な感じ。今回のライト&サウンドギミックはすべてこのフォートレスに集約されており、胸部はスピーカーが配置されていいます。一見シンプルに見えるけど実は各部のディテールもしっかり作りこまれていてかっこいいです。
背面。背中にはフォートレスマキシマスの頭部を背負っていますが、電池がボディ側に入っていて重心がしっかりしているので後ろに倒れるなどはありません。
前面&背面。
右面&左面。
バストアップ。頭部はアニメのイメージそのままで、なんとなく憂いているような表情もフォートレスっぽい。胸部はスピーカーになっていますが、アニメ内のイメージを上手く落とし込んだ形となっています(アニメでは旧玩具のようなメーターのカバーっぽい描写と、今回のような形の両方が確認できます)。
続いてヘッドマスター。レジェンズ版はヘッドマスター=本人なので、おそらくヘッドマスターの名前も「フォートレス」。「ザ☆ヘッドマスターズ」ではヘッドマスターは「セレブロス」と言う名前でした(「ザ・リバース」ではスパイクがヘッドマスターになって、「セレブロス」に合体。ややこしい…ただ、タイタンズリターン版でのタイタンマスターの名前は「エミサリー」となっていました)。
ヘッドモード。海外では「ザ・リバース」の「セレブロス」の頭部を模したものになっていましたが、今回のレジェンズ版では「ザ☆ヘッドマスターズ」のアニメでのデザインにあわせたものになっています。
ヘッドマスターを身体側(トランステクター)と合体させるとライト&サウンドギミックが発動します。また、ヘッドオン舌状態でも首を押し込むと同じく発動します。ライトは胸の右側部分にあり、セリフに合わせて細かく明滅します。フォートレスモードでのセリフは以下(これ以外にもあるかも…)。
・「ザ☆ヘッドマスターズ」主題歌サウンド
・ヘッドオン!
・トランスフォーム!
・地球に向けて発進!
・マスターソード!
・私がフォートレスです。
・ビッグモード!トランスフォーム!
・若さに任せて暴れまくれ!
・感情に走り状況判断を欠くものに、指揮官の資格はない
・やれば必ずできる。途中で投げ出すことは敗北だ
・ガルバトロン、そううまくことが運ぶかな!?
・行くぞ!
・私は、サイバトロンの総司令官だ
サウンドは今回すべてオリジナルの声優である沢木郁也氏の撮り下ろし。さすがに30年近くたっているので、声は昔よりも逆に迫力のある感じになっていますが、やっぱり本人によるボイスは嬉しいですね。ちなみに、モードによって音声が異なり、フォートレスモード、戦艦モードでしか鳴らない(逆にフォートレスモードでしか鳴らない)サウンドもあります。詳細は「その2」にて!
また、変形時に背中のカバーの移動させるとギコガコ音がなりフォートレスマキシマスの目が光るようになっています。。ちなみにこのカバーが閉まっていることで、フォートレス専用の音声が鳴るようになっています。
フォートレスの武器として「マスターソード」が。このマスターソードは「フォートレスマキシマス」用の大きなものの先端を取り外したものになります。劇中でもビッグモード(フォートレスマキシマス)になるための重要なアイテムだったので、ちゃんと付属してくれたのは嬉しいですね。
もう一つ銃タイプのもの。フォートレスの武器というよりは、フォートレスマキシマスの武装の一部のような感じで、特に説明書などにも書かれていませんが、サイズや他の玩具のようにヘッドマスターを乗せられることを考えても、フォートレスに持たせることも想定していたはず…
フォートレスマキシマスのヘッドモードに変形。頭部だけでこのディテール!詳しくはPART2で。
旧玩具(アンコール版)と比較。旧玩具が発売されたのは1987年なので、約30年前の時間を経て生まれ変わったフォートレスですが、さすがの進化と言った感じ。
フォートレスマキシマス頭部モード。変形パターンや各パーツの配置などはほぼ同ですが、今回のレジェンズ版は角部分が別だったり、足のつま先とかかとの変形が追加されたりしています。
レジェンズ版「LG21 ハードヘッド」と比較。初めこの「フォートレス」はデラックスくらいかな?と思っていたのですが、実際にはもう少し大きく、ボイジャークラスよりちょっと小さいくらいの大きさ。その微妙な大きさが劇中の司令官っぽさが出ていていいですね。
可動は意外と優秀。腰が回らないくらいで他の玩具と同程度に動いてくれます。おそらくコストの関係で肘がボールジョイントになっているんだと思いますがそれも悪くないです(他で多用されるのは嫌だけども…)。以下、写真続きまーす。
劇中では「フォートレス」としてはほとんど戦っていた記憶はないような…
以上、レジェンズ版「フォートレスマキシマス」その1「フォートレス」編でしたー!「フォートレス」だけでもこれだけのレビューになる驚き。実際に触ってみると、蓮井氏のインタビューの「彼(フォトレスマキシマス)の魂がここにあるということがわかるようにする」という言葉にある通り、今回の「フォートレスマキシマス」の本体はまさにこの「フォートレス」であることが分かります。ライト&サウンドギミックはこの「フォートレス」側に集約されているし、旧玩具の「ロボットが頭になる」という最低限の役割以上に、クラシックから長く続くこのシリーズでの「司令官」たるべくしっかり作られているのがわかり、これだけでもかなり満足度の高いものになっています。ということで、PART1「フォートレス編」はここまで。PART2「フォートレスマキシマス」編へ続きます!
意外にコメントが無いのはきっと皆さん次のために取ってるんですね
自分はさすがに大きすぎて買う気にはならなかったけど、レビュー拝見したらフォートレスだけでほしくなった。すごく出来がいいですね