今日は「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG23 ガルバトロン」をご紹介!
商品名 | LG23 ガルバトロン |
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シリーズ名 | トランスフォーマーレジェンズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年7月24日 |
価格 | ¥5,000(税抜) |
ということで、レジェンズ版「ガルバトロン」です!今回の「ガルバトロン」は海外ではジェネレーションズタイタンズリターンシリーズとして発売されたもの。タイタンズリターンシリーズの特徴として、ヘッドマスター(タイタンマスター)ギミック、そしてトリプルチェンジャー仕様となっています。今回の日本版ではより劇中のイメージに近いカラーリングに変更されています。「ガルバトロン」はかつて変形ヘンケイシリーズ(海外ではユニバース)として2008年に発売されており、もともとボイジャーで考えられていたものがデラックスクラスに変更された経緯もあり、正直ガルバトロンとしては物足りない(かつ遊びにくい)ものとなっていました。そんなガルバトロンが今回ようやくボイジャークラスでの登場!そして変形形態もオリジナルに忠実に移動砲台モードになるというまさに待ち焦がれていたものとなりました!それではいってみましょー。
パッケージ。縦長の箱に銃モードのガルバトロンと、ヘッドマスターが別々に収められています。
ロボットモード。破壊大帝の名にふさわしいかっこよさ!プロポーションもよく、どっしりとした感じがいいですね。また、ガルバトロンと言えば右腕の大きなカノン砲!オレンジのクリアパーツがG1玩具を彷彿とさせ、よりガルバトロンらしさを際立てているように思います。
背面。背中にはSFジェットモードの機首部分が配置されており、それが旧G1玩具のグリップ部分のようにも見えるのがいいですね。また、腕部分のキャタピラも旧玩具の配置と似た感じになっています。
正面&背面。
左面&右面。
バストアップ。今回の唯一の残念ポイントなのがこの頭部。顔自体はとてもかっこいいのですが、ギミックの関係でマスク部分が本体に接続されており、それが若干浮いてしまい奥の顔が見えにくくなってしまっています。もう少しヘッド部分とマスク部分が密着するようになれば…
ヘッドマスター「メガトロン」。海外版では「ニュークリオン」という名前がついていますが、レジェンズ版ではメガトロン本人ということになっています(あくまで付属のマンガの中での設定ですが)。小さいながらにしっかり塗り分けされており、また頭部の造形などもちゃんとメガトロンしているのもいいですね。
頭部モード。どことなく旧G1玩具を思わせるようなカラーリングになっています。
ギミックとして、ヘッドマスターをボディ(トランステクター)に装着し、胸部を開くとカシャッとマスクが出てきます。
ただ、そのマスクのギミックのせいで、首の可動範囲はかなり狭いです…胸の中を見るともっと首を振れるよう溝もちゃんとあるんですが、そこまで首を回すとマスクがさらに浮いてしまい、あまり意味のないものに。もちろんマスクを収納したままであれば、ヘッドマスターの頭部は左右に自由に振れます。
武器のカノン砲。手に持たせるのではなく、上腕部分に穴があり、そこに取り付ける形です(もちろん手にも持てます)。ギミックは無いですが、オリジナルのイメージにあった大きなカノン砲が付いているだけで嬉しい!
次に変形。まずはSF砲台モード。変形ヘンケイ版では戦車に変形していましたが、やっぱりガルバトロンはこうじゃないと…!あの頃は「G1時のモチーフでは子どもたちに刺さらない(理解してもらえない)」という風潮があったのか、このガルバトロンを始めとし、「2010」に登場するフューチャーカーや、わかりやすいところではサウンドウェーブのカセットデッキモードなども敬遠されていましたが、最近では「オリジナル設定のほうがファンは喜ぶ」というふうに、作り手側の方針が変わったように思います。
そしてもうひとつSFジェットモード。玩具オリジナルの変形形態です。旧G1玩具では手持ちの銃モードに変形していましたが、今回はその代わりにこのSFジェットに変形。三角形のデザインがかっこいいですね。
変形ヘンケイシリーズ「D-06ガルバトロン」と比較。やっぱりガルバトロンは今回くらいのサイズがないと!ちなみに変形ヘンケイ版のガルバトロンは個人的に2008年に発売されたトランスフォーマーの中でワースト1でした…
ビークルモードでも。ちなみに、変形ヘンケイ版は説明書等にはありませんが、なんとなく砲台をイメージした形にすることができます。
可動。やはり首の回転がネック。それ以外の部分では腰が回ったり、足の接地がしっかりしていたりかなり優秀なのでとても惜しい。あと武器が大きすぎてちょっと取り回しにくいですが、これはこれでガルバトロン足らしめている箇所ではないかと思います。以下写真続きまーす。
今回のデザインは大西裕弥氏によるもの。今回のガルバトロンに限らないのですが、タイタンズリターンシリーズはディテールがとても細かく、「思い出補正」的なものを製作側から入れ込んでくれているのがとても好きです。
おしり部分にフィギュアスタンド様の穴が開いているので、それを使って。ガルバトロン自体それほど重くないので、スタンドを使ってカッコイイポーズをつけやすいです。
以上、「トランスフォーマーレジェンズ」から「LG23 ガルバトロン」でしたー!待ちに待った大きなガルバトロンで、デザインもかっこよく、しかも念願の移動砲台に変形するということで、それだけでもかなりの満足度。しかもヘッドマスターギミックとトリプルチェンジャーということもあり遊びの幅もかなり広いです。ヘッドマスターについては賛否ありますが、個人的にはリターンズの設定を考えればなんでもありなような気もするし、ヘッドマスターのあるないではプレイバリューは全然違うような気がしますし、今後ヘッドマスター(タイタンマスター)が付かないシリーズに移行したら物足りなさを感じてしまうんじゃ…とすら思います(笑)唯一の残念ポイントはやっぱり頭部のマスク。他の部分がよい分気になってしまう部分かと思います。とは言え、ちゃんとカッコイイし、遊び甲斐もすごくあるガルバトロンらしいガルバトロンになっているのでおススメです!
全く同意見。
デザインもいい、変形もいい、値段もいい!
ただ一つ、なぜマスク形式にしたんや。
メット形式で良かったやろ…
それだけ残念でした;;