今日は「トランスフォーマージェネレーションズ(海外版)」から「オートボットホワール」をご紹介!
商品名 | Autobot Whirl(オートボットホワール) |
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シリーズ名 | Transformers:Generations |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
価格 | $19.99(輸入ショップ参考価格:¥5,000〜¥6,000) |
ということで、ジェンレーションズ版ホワールです!「ホワールって誰?」という方もいるかと思いますが(最近このパターンが多い気がする…)1985年に発売された玩具オリジナルのキャラクターで、玩具自体は「特装機兵ドルバック」に登場した「オベロンガゼット」のリカラー品となり、タカトクトイス(すでに倒産)から発売されたものが元となります。だいぶマイナーなところからのチョイスかとも思われますが、当時から「ロードバスター」らとともに「レッカーズ」のメンバーということもあり、最近のアメコミでの活躍を考えれば当然のラインナップなのかもしれません。それではいってみましょー!
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まずはパッケージ。いつもの30周年記念のパッケージ。イラストもなかなかかっこいい!
今回ちょっと驚いたのが、中のブリスターと玩具を固定するものがビニールの細い紐になっていたこと。簡単に言うと洋服の値札をとめるあの手ではなかなか切れないビニールの紐。今後もこれに変わってゆくのかな?
そして今回マーキングシールが付属。このシールは元のG1玩具時に付属したものをほぼほぼ再現したものとなっており、「プライム」のアームズマイクロンシリーズのような塗装を保管するようなものではありません。ということで、今回はシールを貼った状態で紹介していきます!ただ、シールをよく見てもらうと、絵柄が違うのに同じ番号のものがあったり、説明書が適当だったりしたのでこれで合ってるかイマイチよくわからないのですがあしからず!
ロボットモード。トランスフォーマーらしからぬ風貌がなんとも新鮮!単眼でかつ色数も少ないのでモブっぽさが半端ない感じもしますが、マーキングシールを貼ってあることでディテール感が増し、純粋にかっこよいロボットフィギュアになっています。どことなく漂うレトロさもいいですね。
背面。ごちゃごちゃした感じがいい。黄色のプロペラがいい感じの差し色になっていますね。
3面。ボイジャークラスということもあり、そこそこのボリューム。
バストアップ。顔はかっこいいとかかっこわるいとかいう次元の話ではない感じではありますが、モノアイはクリアパーツとなっており、集光ギミックもあります。胸と肩にある巨大なオートボットマークが「こう見えても自分はトランスフォーマーです!」と主張しているように見える…
顔横のアンテナは変形時に収納出来るよう可動式なのですが、ただ動くのではなく、手前に動かすことで後頭部の集光部分を隠すようになっており、モノアイが暗くなるギミックが付いています。
続いて武装。今回このホワールには4つの武器が付属しています。いずれも5mm径の穴や突起、いわゆるC型ジョイントの接続部がたくさんあり、自由に組み合わせて遊ぶことが出来ます。
ロケットランチャー(左)とミサイルポッド(右)。それぞれヘリのスキッド部分に固定するのですが、スキッド部分が黒の塗装ということもあり、何度も付け返してると塗装が剥げそうでこわい…
続いてヘロプドモード(Heloped Mode)。日本人には「ガウォークモード」と言えばすぐ分かるかと思いますが、上半身がヘリのままで、そこに手足が生えたモード。今回のホワールではこのガウォークモードが正式変形パターンとして存在し、説明書でもこのモードにするための記述があります。しかも変形過程上の1つではなく、しっかりこの変形のための可動部があったりと気合いが入っています。
背面。テール部分を手前に折り曲げることで、背中のロケット部分が活きるようになっています。
続いてヘリコプターモード。戦闘用ヘリに変形。色数が少ないこともあってか、いい感じでまとまって見えますね。見た目では簡単な変形のようにも見えますが、意外と手順が多く変形しがいのあるものとなっています。
背面。プロペラ部分は旧玩具と同じく黄色で、赤いラインはシールとなっています。
コックピット部分は開閉可能。ゾイドのパイロットとかなら座らせられそう。
武器を装備して。ヘリモードでもC型ジョイントの受けがいろんな所についているので組み合わせを楽しめます。
クラシック版コンボイと大きさの比較。今回のホワールはボイジャークラスとしては十分なボリュームで、細身ながら密度感も高いです。
ボイジャークラスのヘリということで、ジェネレーションズ版「スプリンガー」と比較。ボリューム的にはやはりスプリンガーの方がありますが、かといってホワールがボイジャーとして小さいというわけではないと思います。
可動は足部分が鳥足ということもありクセがありますが、全体的にみると非常に良好。ちなみに、手のツメ部分は片方を開くと連動して動くようになっています。
武器の組合せがいろいろできるのが楽しい。武器は結構かっちり各部接続できます。
トランスフォーマーらしからぬ風貌が非常に新鮮。ちゃんと感情をもったユニークなキャラクターですが、ドローンっぽさがにじみ出てしまうのは単眼だからか?
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ(海外版)」から「オートボットホワール」でしたー!今回はなんといってもデザインがトランスフォーマーらしくない!というのが一番のインパクトで、写真を撮りながら違うシリーズの玩具を遊んでいるような気にさえなりました。しかし、変形をみてみると、非常にしっかりとした作りで、膝やテール部分など若干関節が固めな?という箇所がありますが、確かにトランスフォーマーのさわり心地。また、シール含め、最近のアメコミでのデザインではなく旧玩具ベースなデザインになっているなど、、旧玩具を持っている(知っている)人はより楽しめる、ある意味ファンアイテム的な要素が強い商品になっています。ですが、このホワール自体は非常によくできているのは間違いないので、ホワールが好きな方、キャラとしてちょっと珍しいトランスフォーマーで遊んでみたい方は是非手に取ってみてください。ちなみに今のところ日本での発売予定はありませんが果たして!?
こんばんは、レビューお疲れ様です。
世代的に元ネタ玩具は知らなかったんですが、記事で触れられているように何ともトランスフォーマーらしからぬデザインが目を引きます。
しかし、付属武器のプレイバリューの高さや、トリプルチェンジャーと呼びたくなるような各形態のカッコよさ、複数個揃えても許せてしまうような顔など個人的には非常に高印象です。
スクープともども国内版の発売を願いたいところですが、夏には実写の公開もありますしどうなることやら…。