今日は「トランスフォーマージェネレーションズ(国内版)」から、「TG-22 ブリッツウィング」をご紹介!
商品名 | TG-22 ブリッツウィング |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2013年8月31日 |
価格 | ¥5,200(税抜) |
ということで、ジェネレーションズからボイジャークラス「ブリッツウイング」です!クラシックスシリーズから続いてきたG1キャラのリメイクですが、ようやくその待望のトリプルチェンジャー「ブリッツウイング」がリリースされることになり、しかもボイジャークラスということでファンの間では一気に期待が高まりました。先行して海外では2013年の春に発売され、それに数ヶ月遅れる形で日本でもようやく発売。海外版からの違いとしては、成形色がメタリック調となり、また塗装個所が増えています。そんな期待満載のブリッツウイングですが、果たしてどんな出来となっているのか!?それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。デザインはここ最近のジェネレーションズボイジャーと同じ。海外ではこの「ブリッツウイング」や、同時期に発売された「スプリンガー」から30周年のロゴが入りだしましたが、日本では国内向けの30周年のロゴがあるのでその部分は踏襲されず。
【ロボットモード】
まずはロボットモード。こ、これはかっこいい!ボイジャークラスということもあり、大きさもかなりのボリューム。ビークル両モードが兵器ということもあり、各部のディテールもかなりゴツめのデザインになっています。色合いやペイントは海外版よりもより劇中のイメージに近づけられているイメージ。
背面も肉抜き穴などほとんどなく、みっちりとした感じに。砲身部分がG1のデザインに合わせ背中に配置されています。
3面。プロポーションは直線的な感じではありますが、非常にどっしりとしておりブリッツウイングらしさがすごく出ています。
バストアップ。今回の「ブリッツウイング」は『トランスフォーマー アニメイテッド』の多重人格の設定を引き継いでおり、顔を変えられるギミックが搭載されています。まずはG1時の顔のイメージした「ホットヘッド」。
続いて『アニメイテッド』ではメインの人格であった顔「アイシー」。顔は顔面部分をくるくる上下に回転させることで変えることが出来ます。
続いて「ランダム」。それぞれ3人の名前はアニメイテッドのものを踏襲しています。
続いて武器。まずは剣状のもの。G1玩具のものと形状が似たものとなっています。
もうひとつ銃タイプのもの、こちらもG1玩具の形状を模したものに。銃はもうちょっと大きくてもよかったかな。
【ビークルモード(戦闘機)】
続いてビークルモード。ひとつ目は戦闘機に変形。G1時の設定ではミコヤン・グリヴィッチ(ロシア航空機製作会社)のMiG-25フォックスバットに変形するということで、今回もなんとなくではありますが似た形状になっています。
背面。砲身はジェット部分に見立てられています。主翼も可能な限り大きく見えるように工夫されていたりとこだわりを感じます。
武器を外して。
砲身部分は前に移動して前面に出すことも出来ます。
【ビークルモード(戦車)】
もうひとつのビークルモードである戦車モード。G1玩具にように、できるだけ紫部分を少なくすることを目指しているように見えますね。G1時は74式戦車に変形ということですが、今回はそれは特に意識されていなさそう。
背面。背面は紫成分多め。
砲塔部分は旋回可能なので、「ザ・ムービー」のあのチャーが砲身をくるっとまわすシーンが再現出来ます。
主砲からミサイルを発射することが可能。発射の仕方が面白く、砲身部分を発射する方向と逆側に引くと発射します。もちろん戦闘機モード時もミサイルを発射させられます。
【比較】
アニメイテッド版の「ブリッツウイング」と比較。今回のジェネレーションズ版はかなりアニメイテッドの影響を受けたものになっています。
戦闘機モード。
戦車モード。アニメイテッド版の変形もなかなかおもしろくて好き。
【可動・アクション】
可動はそこそこではありますが、足首部分が結構フレキシブルなので接地がよいのはいいですね。ただ、海外版のときから他のところでも言われていますが、肩のジョイントがはずれやすいのはネック。腕の間接が結構固めなので、遊んでると高確率で外れます。以下写真続きまーす。
3つの人格をイメージしたポージングできるのが楽しい。
今後ブリッツウイングはこうの多重人格設定がデフォルトになるんだろうか…?『2010』でのデストロン脱退あたりのブリッツウイングの誠実さが好きだったから、そうだとしたら個人的にはちょっと残念かも…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ(国内版)」から、「TG-22 ブリッツウィング」でしたー!同時期に発売された「スプリンガー」もかなりのクオリティで驚かされましたが、今回の「ブリッツウイング」もまた違ったベクトルでの設計者のこだわりがひしひしと感じる出来となっています。戦闘機、戦車どちらの変形もとても楽しいですし、ボリュームも十分。唯一の欠点はロボット時の肩部分の外れやすさかと思いますが、それがあったとしてありあまる魅力がこの「ブリッツウイング」にはあります!「スプリンガー」、「ブリッツウイング」とここまですごいトリプルチェンジャーを見せつけられると「オクトーン」とかもこのクオリティで出し直してほしいと思っちゃいますね。オススメ!!
やっぱりいいですね、ブリッツウイング。
タンクモードが少しスカスカな感じがしますが、ここまでプロポーションが良いと気になりません。
G1とアニメイテッドのいいところをしっかり吸収している気がします。
やはり3形態すべてにこだわってこそのトリプルチェンジャーですね。
アストロトレインやオクトーンも出て欲しいものです。