今日は「トランスフォーマージェネレーションズ(海外版)」から「バンブルビー(IDW版)」をご紹介!
商品名 | バンブルビー(Bumblebee) |
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シリーズ名 | Transformers Generations:Thrilling 30 |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2013年 |
価格 | $12.99 |
ということで、海外版ジェネレーションズ スリリング30シリーズからバンブルビーです!このバンブルビーは「IDW版」と言うことで、IDWのコミックに登場する姿での立体化となります。この前に紹介した「オライオンパックス」と同じように、玩具にコミックが付いたシリーズとなります。日本では「TG-26 バンブルビーゴールドバグ」としてリカラー版が2013年11月に発売されています。それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。今回もコミックが台紙のイラストの代わりとなっています。なかなかかっこいいけど、オライオンパックス同様顔がリアル…
コミックは20ページ程度のもので、いきなりぶん殴られているシーンから始まるというインパクトある始まりとなっています。あらすじは以下な感じ。
STORY SO FAR:
A great danger has called the Autobots back to Cybertron─expect for Bumblebee and a few others, who have some important duties to perform on Earth…(Editor’s note: Tis story takes place during the events of Transformers, Vol.6: Police Action)
大きな危機はセイバートロン星にオートボット─バンブルビーと数人のオートボットを呼び戻した─期待されていたバンブルビーと他の数人は、地球でいくつかの重要な任務があった。
エディターより:このお話は「Transformers, Vol.6: Police Action」の間に起こったお話です。
【ロボットモード】
ロボットモード。デザイン的には黒いストライプと背中の羽があることからムービーやプライムのスタイルが踏襲されているのが分かります。顔は昔ながらのバンブルっぽい雰囲気になっており、若干ちぐはぐ感は感じるものの、「バンブルビー」というキャラが「かっこいいもの」として描かれるようになったことは感慨深いものがあります。
背面。ムービー以降バンブルと言えばこんな感じの背中ですね。若干背中のパネルの固定がしっかりしていないのが気になるのと、この背中を見て気づいた方も多いかと思いますが、ロボットモードのボディの前面はダミーでの再現になっています。
3面。デザインはものすごくカッコいいんだけど、ムービーやプライムのバンブルビー玩具のような出来を期待してしまうとちょっと肩すかしをくらうかも…ボディがダミーだからなのか、薄っぺらく肩周りと脚はボリュームがある分バランスが悪いというか…
バストアップ。顔はG1のイメージを踏襲したデザインで少し微笑んだ感じですが、もう少しかっこ良くしてあげてもよかったんではないかな…?あと、頭が薄っぺらいのが気になります。
集光ギミックは良好。
武器は「スティンガーブラスター」が2つ。上の写真はそれを組み合わせたもの。
分解してブレードっぽく持たせたり…
腕の5mm径の穴に取り付けることも出来ます。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。ムービー、プライムと続く黄色に黒いストライプのマッシブなスポーツカースタイルを踏襲したオリジナルのビークルに変形。今回はカマロというよりもマスタングっぽい感じがしないでもない。
背面。二つに分かれたリアウイングがカッコいい。武器はリアの左右に取り付けることができます。
武器をはずして。ホイールもしっかり塗装されてるのはいいですね。ガラスもクリアなので、中身は丸見えだけど個人的にはリアルで好きです。
【比較】
同じシリーズラインであるクラシックス版(国内では変形ヘンケイ)バンブルビーと。実は管理人はこのクラシックバンブルがものすごく好きなのです。なので、今回のIDW版バンブルビーはこのクラシックバンブルを超えられるかどうかを期待していました…が、まだしばらく管理人のTF棚のG1バンブルの席はクラシックスバンブルのもののようです。
まだこの頃は黒いストライプというイメージはバンブルはなく、このあとジェネレーションズシリーズでこのクラシックスバンブルが黒ストライプにリペイントされたものが発売されています。それと比べた方がよかったか…
つづいてムービー版「DA05 バンブルビー&メックテックホルダー」と比較。ムービー版の現時点の最高傑作は「オートボットアライアンス版」だとは思うのですが、このダークサイド・ムーン版も傑作で、スタイルと遊びやすさが凝縮されたものになっています。しかし、同じデラックスクラスでも大分ボリュームが違う…このダークサイド・ムーンの時でさえ「小さくなった」とか「スカスカになった」って言われてたのに、更にそれが進行しているのを思い知らされて悲しい…
見た目ではわかりませんが、重さが全然違います…
最後にプライムのファーストエディション版「バンブルビー」と。大きさは似たような感じですがパーツ数が圧倒的にファーストエディション版の方が多いです。
ビークルでも。ファーストエディション版はなんかあの頃でもコスト無視(ではないだろうけど)のクオリティ重視な感じがあったからある意味比べるのは酷なのかもしれない…
【可動・アクション】
可動はなかなか良好。足回り、肩周りともいい感じで動いてくれます。あとは頭がボールジョイントだったらよかったな。以下写真続きまーす。
羽に見立てられたウインドウが肩に付いてる関係で、肩を動かすとそれが付いてくる…
ポーズ付けてると愛着がわいてくる玩具かもしれない…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スリリング30(海外版)」から「バンブルビー」でしたー。ムービー以降バンブルビー玩具はオプティマスと並んでフラグシップモデル的な役割を果たしてきており、今回もオライオンパックスと同時期に出るということもあり、今回のバンブルビーにもかなり期待していましたが、その期待が大きすぎてしまったせいもあり、個人的には後一歩な感想となってしまいました…一定以上のクオリティだし、デザインもかっこいいんだけど、胸やつま先がダミーパーツだったり、惜しい部分がすごく目立ってしまう。過去発売されてきたバンブルビー玩具のクオリティが高いというのもありますが、今や一般層にはオプティマスと人気を二分する存在であるバンブルビーだけにもう少し頑張ってほしかったというのが正直な感想です。国内では「バンブルビーゴールドバグ」という仕様で発売されますが、発表された画像を見る限り、カラーリングも中途半端なので、もし「バンブルビー」として並べたいのならこの海外版をオススメします。付属のコミックもアメコミ版の世界観をつかむにはとてもいい内容ですよ!
初めまして。
サイトの移転、お疲れ様でした。
以前から拝見していまして、非常に密度の濃い情報が満載で
いつも参考にさせて頂いていました。
お礼も兼ねてコメントさせて頂きます。
やはりジェネレーションシリーズは面白そうですね。
このくらい黄色な方がバンブルビーっぽいと思います。
(見た感じネオスキャニングに近い色なのですかね?)
確かに作りは簡素化しているように思えますが、可動が良いので
動かしているとかなり気に入ってしまいそうww
TF玩具はMovie 2007, Revenge 辺りが最高の出来だと思っていますが、
あれだけサイズダウン&パーツ削減された Prime シリーズ も遊びやすくて
かなりのお気に入りになったので、コストダウンが一概に悪いというのは
個人的に微妙なところなんですよね。
出来が良すぎると変形がタイトだったり、デリケートなパーツがあったりで、
気を遣う部分もありますし。
とりあえず、このビーは国内版を待ちたいです。
では、今後も更新楽しみにしています。
頑張ってください!