レビュー：千値練 コンボイペン

今日は千値練「コンボイペン」をご紹介！

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商品名	コンボイペン（OPTIMUS PRIME PEN）
シリーズ名	–
クラス	–
メーカー	千値練
発売時期	2014年9月27日
価格	￥3,980（税抜）

ということで、千値練から発売された「コンボイペン」です！千値練と言えば最近なにかと話題のフィギュアメーカーで、その千値練が手がける初のトランスフォーマーライセンス商品となります。その名前からも分かる通り「コンボイ」から「ペン」になる外部ライセンス商品としてはめずらしい完全変形玩具で、開発のコンセプトは「好きな物を持ち歩いてみんなに見せたい、自慢したい」という、開発者のトランスフォーマー愛から生まれた非常に実用性の高いトランスフォーマーとなっています。それではいってみましょー。

パッケージ。想像よりもかなり小さいパッケージ。どことなくG1玩具のパッケージっぽいデザインとなっており、表面にはトランスフォーマーのロゴと30周年のマークが。

説明書はフルカラーで非常に丁寧に説明されていました。というか、この「コンボイペン」はちゃんと説明してもらわないといけない難易度の変形になっています。

ロボットモード。スラっとした細身のプロポーションのコンボイとなっており、なかなかかっこいい感じに！デザインは初代コンボイをベースにオリジナルのディテールが追加されたものになっています。また、非常に細かく出来ているのですが、パーツの強度はかなりしっかりしていて、いつもの「トランスフォーマー」と同じ感覚でいじることが出来ます。

背面。背面もオリジナルのデザインを踏襲した形となっており、細部もしっかり作りこまれています。

3面。ここからペンになるとは想像の付かないしっかりしたスタイル。普通のアクションフィギュアとしてみても十分だし、この大きさでここまでちゃんと作りこまれているのはすごい。

バストアップ。頭部もアニメを意識したようなマスクでカッコイイ。胸のデザインもしっかり作りこまれており、ペンじゃなくてトラックに変形してもおかしくない感じです。

武器はいつものコンボイガン。

先端のキャップを外すとボールペンの先が出てきますが、説明書ではこの状態では遊ばないよう注意されています。これはこれでカッコイイけどね。

そしてペンモード！かなりゴツイペンに変形！しかも変形は一見簡単そうに見えますが、何気に手順が多く複雑です。ペン自体はなんというかコンボイ感がかなり強いままになっていますが、かなりかっちり変形するのでしっかりペンとして使えるようになっています。

ペン状態でも3面。コンボイガンの先端のキャップは背中に挿すことができます。

キャップをした状態。

手に持ってみた感じはこんな感じ。普通のペンよりはかなり太いですが、軽いしグリップもよいので持ちにくいということはありません。また、結構ゴツゴツして痛そうな感じがしますが、なるべく手にあたっていたくないよう、いわゆる「C面」がちゃんと設けられていたり、エッジも気持ちたるめにできています。

「MP-10 コンボイ」と比較するとこんな感じ。今回の「コンボイペン」がかなり小さいことが分かると思います。

ペンモードで持たせるとこんな感じ。ぱっと見スクラップで固められたコンボイみたいでなんか不吉な感じもする…！

クラシック版「オプティマスプライム」と比べてもこんな大きさ。

そしてこの「コンボイペン」は脅威の可動範囲を誇ります。変形玩具としては過去最高に動くコンボイなんじゃなかろうか？以下写真続きまーす。

写真だとわかりにくいかもだけどかなり小さい。若干細すぎる感じもするかもだけど、個人的には旧アニメっぽさも感じて好きなプロポーション。

正座っぽい感じもいけちゃいます。

ペンの書き具合も良好。ペン芯の交換はできないことが説明書に書かれていますが、芯自体は分解して取り出すことが出来るので、やれないことはないと思う。

以上、千値練「コンボイペン」でしたー！ネタアイテムくらいに思っていたけど、実際に触ってみると驚きのクオリティ！素材の質感や強度も問題ないし、予想以上にちゃんと「トランスフォーマー玩具」しています！コンボイのアクションフィギュアとしての出来も半端無く、デザイン、可動範囲などもある意味本家がやりたくてもできないことをやってのけている感じです。変形は難易度が高く、それこそネタアイテムとして買った人は面食らう複雑さ。詰め込みすぎて無駄に細かい部分も多く、学校や会社でペンとして持っていって、友達に「ちょっと変形させて見せてよ」みたいな流れになった場合、「まだなの？」と突っ込まれそうなくらい。ただ、それだけ開発者の「トランスフォーマーを作りたい」という思いが詰まったものになっていると思います。あとは売ってるところが少ないのと、値段がちょっと張るのが惜しいですが、非常に野心的でよいものに仕上がっていると思います！