今日は「トランスフォーマー/リベンジ」から「RD-16 デバステーター」をご紹介!その2は「デバステーター編」!
というわけで、「トランスフォーマー/リベンジ」版コンバイナークラス「RD-16 デバステーター」レビューその2です!その2は合体後の姿である「デバステーター」を見ていきたいと思います!それでは早速いってみましょー!
その1「コンストラクティコンズ編」は以下からどうぞ!
【デバステーター】
6体のコンストラクティコンズが合体して「デバステーター」の完成!高さは30cmオーバーで、実写映画トイとしては最大級のサイズとなります。8体合体のところを6体で補っていることもあり、実際の劇中のフォルムとは異なっていて、逆三角形感の強い体型になっていますが、それが強制的に遠近感を出してくれており、迫力を感じるものになっています。
背面。ご覧の通り脚部が小さいですが、ロングハウル、ランページ自体が丈夫な作りで、かつ股間部分との接続も強いので普通に立たせる分には安定しています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の再現度はデザインは踏襲されていますが、形状としてはだいぶ劇中の印象とは違うかも。このデバステーターは国内版と海外版で頭部の塗装が異なっており、海外版では赤い部分がなくグレーのままになっています(緑の塗装はアリ)。
頭部にはメインギミックである「メックアライブ」が組み込まれており、胸部分にあるレバーを下に押し下げると、ガバっと口が開きライト&サウンドが発動します。
動きはこんな感じ。レバーはそこそこ重さがあるので腹部を押さえながらグッと下げます。
ギミックの詳細はまずレバーを下げると口が開き、振動に応じてサウンドが鳴ります。また、深い位置までレバーを下げるとさらに振動に応じたサウンドが鳴ります。ちょっとした振動で音声が鳴ってしまうので、パターンがありそうなのですがイマイチ分からず…流れるサウンドは以下のようなものがあります。
・YAH! HA! HA!
・HAHAHAHAHAHAHA…
・I am Devastator!
・I am Decepticon!
・Devastator destroy Autobots!
・口が開く音
・口が閉じる音
など
また、レバーを3秒程度押したままにすると、口の中のライトの光が明滅で回転し、バキューム音、もしくはバキューム音+「Clash Autobots!」という音声が流れます。
後頭部のミックスマスターのキャブ部分を開いて、劇中の様な感じで口の中を貫通状態にすることができます。ちなみに、開いた部分の黒い円部分が音声ギミックのスピーカー。
後頭部を開いて正面から。ちなみに、EZコレクションくらいの大きさであればスッポリ中に入ります。玩具的にもEZコレクションの「マッドフラップ」を食べさせると丁度いいのですが、残念ながらマッドフラップは非所持でした…
【比較】
リベンジ玩具ということで、リベンジ版リーダークラス「オプティマスプライム」と(画像は「MB-11 ムービー10thアニバーサリー オプティマスプライム」…なので正確には「ダークサイド・ムーン」版ですね…)。『リベンジ』の玩具はリーダークラスがこの大きさなので、当時はデバステーターがこの大きさでもイマイチ満足できなかった記憶が…
スタジオシリーズ版「ジェットウイングオプティマスプライム」と。スタジオシリーズ版と並べるとなかなかいいサイズ感なんじゃないかな?
スタジオシリーズ版ボイジャークラス「バトルダメージ メガトロン」と。スタジオシリーズ版のデバステーターももうすぐ完成になるけど、その時どんなサイズ感になるのか今から楽しみです!
【可動・アクション】
可動はギミックが詰まった頭部以外の四肢はある程度動くように作られています。本体が重たいので脚部はそこまで動かすことは想定されていませんが、肩周りはよく動きます。とは言えそれほど極端なポーズは取れないので、限定的なポーズに限られてしまいます。とは言え大きさとギミックを楽しむのがメインなので、そこまで可動については気にならないかな?以下、写真続きまーす。
頭部はレバーを固定できないので、劇中のような前傾姿勢での吸引ポーズは難しい…この写真も実は上の方で手で支えています。
口は開いたままは固定できないのですが、レバーを強制的に透明輪ゴムで固定。
脚部は股関節部分のみの可動しか考慮されていない感じで、足の開き方によっては倒れやすくなってしまうし、脚部の2人がギチギチ嫌な音を出すので注意が必要。
以上、「トランスフォーマー/リベンジ」から「RD-16 デバステーター」でしたー!発売からすでに10年以上経過していることに驚きですが、今触ってもその迫力やギミックの豪快さは衰えることなく、トランスフォーマーの長い歴史の中においても存在感のある玩具であると思っています。各メンバーがロボットにならないのは当時不満でしたが、劇中再現という点で言えば正しく、またガシガシ遊べる頑丈さを備えていており、価格を考えれば十分なプレイバリューになっています。メインギミックのメックアライブのライト&サウンドはちょっとした振動でも発動するような感じではあるけれど、そのネタっぽさも含めて名作だと思います。念願の各メンバーがロボットにもなるスタジオシリーズ版がそろそろ完成となり、このデバステーターも代替わりとなってしまいますが、このデバステーターは『リベンジ』時の実写版トランスフォーマーの勢いを体現したような玩具なので、これからも大事にしていこうと思います!
このいかにも玩具な感じ良いですねぇ
劇中再現度が多少低くても、これくらいギミックがあれば全然アリ