
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン クインタスプライム」をご紹介!
| 商品名 | ザ・サーティーン クインタスプライム(The Thirteen Quintus Prime) |
|---|---|
| シリーズ | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
| クラス | デラックスクラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売日 | 2025年11月 |
| 価格 | 27.99ドル |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版デラックスクラス「クインタスプライム」です!「クインタスプライム」はサイバトロン星で最初に誕生した「最初の13人」のプライムのひとりで科学者。クインテッサ星人を作り出したことでも有名です。完全新規のデラックスクラスで、日本では2026年3月に「AOTP-23 クインタスプライム」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。写真には写っていませんが、今回のWaveからフック部分がプラスチック製になっています。

イラスト面。アーティファクトである「エンバーストーン」がかなり目立つ形で描かれています。
【ロボットモード】

ロボットモード。これまで明らかになっている13人のプライムの中でもかなり異形な姿で、大量の触手が生えたような下半身がインパクト大。下半身の触手?はクリアの軟質パーツで作られており、造形もすごいし、塗装もグラデーションが効いていてキレイ。見た目は書籍『The Covenant of Primus』で描かれていた姿がベースになっています。デザイン的にかなり悪そうな感じだし、クインテッサ星人を作ったイメージで、悪者っぽさがすごいですが、『The Covenant of Primus』に書かれた内容によればそんなことはなく、「生命こそが宇宙で最も重要な存在」という信条を持つ科学者だということです。

背面。裏側も下半身はうねうねした感じがしっかり造形されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部は仮面をつけたようなデザイン。6つの目はクリアパーツでできています。

左右の脇の下にはもう一対の手(触手)が。先端は3mmジョイントになっており、またくるっと巻いた部分は5mm穴になっていて、武器などが持たせられるようになっています。

下半身の触手の中はこんな感じでクリアパーツメインの足になっています。

アーティファクトである「エンバーストーン」。武器ではなく、新たな生命を生み出すことができる石で、この石で「クインタスプライム」は様々な生命を作り出したとのこと。その中の1つがクインテッサ星人です。

脇の下の腕にも持たせることが可能。

エンバーストーンには「クインタスプライム」の紋章がプリントされています。

エンバーストーンは背中を開けて中に収納することが可能。中に差し込むことで、正面のみぞおち付近から宝玉のような感じになります。

目と胸部のエンバーストーンは後ろから光を当てると光って見えます。エンバーストーンの光り方がとてもキレイ。
【ビークルモード】

ビークルモード。スペースシップに変形。イカのようなフォルムが特徴的で、色も相まってモンスターチックな姿になっています。中央にはコックピットのような造形があり、窓部分がクリアパーツで作られています。脇の下から生えていた触手状の腕はランディングギアのような役割を果たしています。

背面。変形は比較的シンプルで、形状的にはそのまま寝かせたような感じではありますが、ロボットの腕や脚部の変形がちゃんとあるので、そこまで単純というわけではありません。


前面&背面。


側面。

コックピット部分にはエンバーストーンを収納します。

触手状の腕を後ろ側に回すことで飛行形態になります。底面にはフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
【比較】

アースライズ版「クインテッサンジャッジ」と。「クインタスプライム」が自分の名前を付けた星で生み出した生物がクインテッサ星人となるわけですが、「クインタスプライム」はトランスフォーマーたちを支配する生物を作りたかったわけではなく、サイバトロン星と平和的に協力し合う種族を生み出したかった模様。しかし、邪悪な思想を持ったクインテッサ星人が生まれてしまい、最終的には理想主義者であった「クインタスプライム」は自ら作り出したクインテッサ星人たちの手によって始末されてしまったのではないかと言われています。

エイジ・オブ・ザ・プライム版「プライマプライム」と。

ビークルモードでも。

エイジ・オブ・ザ・プライムのデラックスクラスの最初の13人メンバーと。左から「マイクロナスプライム」、「ソラスプライム」、「クインタスプライム」、「アルケミストプライム」。メンバーそれぞれ個性的な作りで、統一感はありませんが、だからこそトランスフォーマーの始祖としての際立った個性を感じます。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動はこんな見た目ながら意外と良好。下半身の触手部分は前後左右で分割され、さらに前は左右で分かれているので、意外と脚部は動かしやすく、しっかりポーズを取ることができます。腰も回るし、脇腹のもう一対の腕もあるので、意外とポーズの幅は広いです。以下、写真続きまーす。


ここまで書いてきたように「クインタスプライム」は見た目に反して、悪役というわけではなく(「プライマプライム」と対立していた時期はあったようですが)、実際は科学者でトランスフォーマー以外の様々な生命を生み出した存在となっています。日本版の商品説明にも「ユニクロンとの戦争の後には宇宙を放浪して多くの惑星に様々な生命体を誕生させたと言われています。クインタスプライムが旅した星々では、残された太古の遺跡からクインタスの紋章が発見されます」とあります。


購入前は下半身の中身がどうなっているか知らなかったので、中にクリアイエローの可動する脚が備わっているのを見て驚きました。足部分もしっかり造形されているから、無数の触手で立っているわけではなく、ちゃんと本人の足があるってことだと思います。

下半身の触手は硬めの軟質パーツでできています。横と後ろははめ込み式ですが、前はピン留めされています。経年での劣化や接触しているプラスチックへの侵食がどうなるかだけちょっと心配。

お尻部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「ザ・サーティーン クインタスプライム」でしたー!13人のプライムの中でも異形な姿で、特にロボットモードの下半身はインパクト大!中にクリアパーツが多用された足がある作りも面白く、変形こそシンプルではありますが、見どころも多く、触っていて楽しいです。クインテッサ星人を作り出したという設定と、魔導士のような見た目でかなり悪者っぽく見えますが、設定を調べてみると決してそんなことはなかったのも驚き。他の13人のプライム同様、なかなかマニアックなキャラクターではありますが、見た目の面白さがあり、それに反してしっかりした玩具になっているギャップも楽しめるので、気になる方はぜひ手に取ってみてください!



この記事へのコメント
クインタスの顔は少し実写映画のディセプティコンみたいでカッコイイですね