
今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンストラクティコン フック&ロングハウル」をご紹介!「その2」は「ロングハウル編」!
商品名 | コンストラクティコン フック&ロングハウル(Constructicon Hook & Honghaul) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2025年6月 |
価格 | $89.99 |
ということで、スタジオシリーズ版コマンダークラス「フック&ロングハウル」のレビュー「その2 ロングハウル編」です!今回は輸送兵「ロングハウル」を中心にご紹介!それでは早速いってみましょー!
「その1 フック編」は以下からどうぞ!
【ロボットモード】

ロボットモード。他のメンバーと比べるとかなりどっしりとした体型で、ボリュームもあります。アニメでは結構細身で描かれているので、そのイメージとは少し異なりますが、今回のスタジオシリーズ版はコンバイナーウォーズ(ユナイトウォリアーズ)版と異なり、「デバステーター」では腹部を担当し、腰〜太ももは付属のコンテナが変形するという形が取られています。なので、CW版よりかなりスマートになっており、ロボット単体での完成度も大きくアップしています。

背面。背中もスッキリ。太くみっちりした足もカッコイイ。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部はスタジオシリーズということもあり、アニメの見た目をしっかり反映したものになっています。

今回こだわりを感じたのが、この胸部の中の造形。頭部を変形する際にのみ開閉する部分なのですが、エンジン部分が造形されていて、しかもちゃんとシルバーで塗装までされています。

武器は銃タイプのものが1つ。黒と緑のパーツを組み合わせたもの。

特に収納場所は指定されていませんが、脚部サイドに5mm穴があるので、そこに取り付けておくことができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。ダンプカーに変形。ロボットモードのどっしり体型そのままに、ボリューム感あるダンプカーに仕上がっています。形状もG1玩具やアニメでの見た目をしっかり再現してくれています。

背面。後部の荷台部分は形状のみで、荷物を乗せるスペースはほとんどなし。また、荷台は傾けることもできません。変形は他のメンバーと違ってコンバイナーウォーズ版とは結構変わっていて、よりG1玩具の変形に近いシンプルなものになっています。


前面&背面。


側面。

武器は荷台の横にある5mm穴に取り付け可能。
【コンテナ】

今回のセットには「デバステーター」の腰〜太もも部分となるコンテナが付属。コンバイナーウォーズ版ではこの部分もまとめて「ロングハウル」が担当していましたが、よりキャラクターサイズをアニメに合わせるために、分離されることになりました。見た目としてはシンプルな牽引型の荷台といった感じで、タイヤは1対のみなのでこのコンテナだけでは独立して立たせることはできません。

後ろから。

「ロングハウル」と接続するとこんな感じ。「ロングハウル」の荷台部分で、コンテナの牽引部分を挟み込む形で固定します。

背面。

コンテナには「デバステーター」用のパーツを取り付けることができます。コンバイナーウォーズ版では「ロングハウル」が担っていた部分となり、前腕パーツと胸部のプレートを取り付けます。

パーツを取り付けた状態で「ロングハウル」と接続。一気に兵器感が出ますね。

後ろから。

コンテナはロボットモード時には特に遊び方は指定されていません。立てておけば形状的にシールドとして使うことができそう。他のメンバーの武器をつけたりできる5mm穴がもっとあったら嬉しかったな。

「デバステーター」用のパーツもメンバーの武器として持たせることができます。前腕部分はミサイルランチャーとして。

胸部パーツは2連砲として使えます。
【デバステーターモード】

続いて「デバステーターモード」。「ロングハウル」は腹部に変形。形状としてはG1玩具の見た目とかなり近い感じ。

後ろから。

コンテナ部分は腰〜太もも部分に変形。G1玩具でもこの部分は接続専用のパーツで作られていたので、ある意味忠実なリメイクと言えると思います。

後ろから。

「フック」、「ロングハウル」、「コンテナ」を接続するとこんな感じに。サイドのタイヤが密集した感じがなんともカッコイイ!

後ろから。「ロングハウル」の荷台が結構ボリュームある感じですが、このあたりもG1玩具の形状とよく似た感じで、特に違和感はないかな。

さらに「ボーンクラッシャー」と「スクラッパー」、そして「デバステーター」用のパーツをつけて。もうだいぶ完成に近づいており、大きさやボリューム感はほぼ分かるものになっています。大きさは32cmということで、「メナソー」や「スペリオン」と比べてもほぼ同等の大きさになっています。

後ろから。残る2体が待ち遠しい!
【比較】

ユナイトウォリアーズ版「デバスター」の「ロングハウル」と。ユナイトウォリアーズ版は「ロングハウル」が腰〜太もも部分も担当するので、かなりずんぐりした体型になっています。これはこれで他のキャラと差別化されてかっこいいと思います。

ビークルモードでも。ユナイトウォリアーズ版のビークルモードはかなり大型のダンプカー想定している感じですが、今回のスタジオシリーズは他のメンバーと合わせて一般的なサイズのように感じます。

発売済みのメンバーと。左から「ボーンクラッシャー」、「フック」、「ロングハウル」、「スクラッパー」。4人ともそれぞれ体型に差があって個性を感じる作りになっています。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動も良好。腰は回りませんが、それ以外の部分はしっかり動いてくれます。脚部は膝部分とは別に変形時に使う関節もあるので、二重関節のような形でも遊ぶことができます。また、足首もしっかり動くのでどっしりポーズを決めることができます。以下、写真続きまーす。


アニメの見た目と比べるとまだかなりずんぐりした体型ではありますが、パワータイプ感あってすごくカッコイイ。膝部分はまっすぐに伸ばすとロックがかかってしまうので、個人的には少し膝を曲げた感じにするとよりキャラっぽさが出るように感じます。



おしり部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

セットの「フック」と合わせて。

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンストラクティコン フック&ロングハウル」でしたー!まずは「フック」と「ロングハウル」の2体セットという、これまでの通常ラインにはない商品形態にまず最初は驚きましたが、合体用の追加パーツを含めてコマンダークラスにするという試みは面白く、通常のクラスに縛られない形で「デバステーター」の完成度を上げることに成功しています。「フック」、「ロングハウル」も単体としてしっかり作られており、「デバステーター」への合体ギミック抜きでも、非常に満足度の高いセットになっていると思います。「デバステーター」用のパーツもG1玩具オマージュをより今の玩具に合わせて昇華したものになっているように感じます。もう少しコンテナを遊びに組み込めたら良かったと思いますが、この辺はスタジオシリーズということで、あまりアニメのイメージから逸脱しない形に抑えられたもののようにも感じます。「デバステーター」モードもほぼ全容が分かる感じになり、もうすでに良いものであると分かるので、あとはとにかく残りの2人の発売が待ち遠しい!
この記事へのコメント
フレームに貼り付けるタイプが主流になりつつあるので(それも遊びやすくて良いけど)、やっぱそれぞれが合体して各部を担うデバスターは特別感あって良いですね。
メンバー中一番合体のしわ寄せがあったUWから一転して一番しわ寄せから解放された感じがしますね…
あの頃はしわ寄せを不満に感じたのに、いざ余剰を出されると、変形合体のためのしわ寄せにロマンさえ感じるジレンマ。
きっと繰り返すのだろう…
旧玩具の時、大腿部は謎の板だったので今回のアレンジ全然OKです!
UWの時もずっと「ドスコイ野郎」と呼ばれてたりだったので今回のロングハウル本当に嬉しいです。
結論、しわよせありきでもUW版は最高傑作
腰はせめてなんちゃってビークルになるぐらいの配慮は欲しかったよ…