
今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンストラクティコン フック&ロングハウル」をご紹介!「その1」は「フック編」!
商品名 | コンストラクティコン フック&ロングハウル(Constructicon Hook & Honghaul) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2025年6月 |
価格 | $89.99 |
ということで、スタジオシリーズ版コマンダークラス「フック&ロングハウル」です!『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場するディセプティコン(デストロン)の「コンストラクティコン(ビルドロン)」の衛生兵「フック(日本名:グレン)」と、輸送兵「ロングハウル」がセットになったもの。どちらもボイジャークラス相当の玩具となり、それに加え「ロングハウル」が牽引できるトレーラーが付属しており、そのトレーラーは「デバステーター」では腰部に変形します。日本では2025年8月に「TS-07 フック&ロングハウル」として発売されます。今回は「フック」と「ロングハウル」に分けてレビューしていきます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。商品としてはコマンダークラスとなり、箱の大きさは先日紹介したエイジ・オブ・ザ・プライム版「シルバーボルト」と同じ。パッケージのイラストがなんかこれまでと比べるとなんだかチープな感じ…

横面には「デバステーター」のイラストが描かれています。

箱の中はこんな感じ。

説明書は2枚付属しており、1枚は「フック」と「ロングハウル」のもの、もう1枚は「デバステーター」に合体するためのもの。まだ発売されていない「ミックスマスター」と「スカベンジャー」の変形方法も記載されています。
【ロボットモード】

ロボットモード。スタイルはまさにG1アニメのイメージそのまま。四角い頭部にスラリとしたシルエット、ビルドロンらしい緑と紫の配色もばっちり決まっています。シンプルなフォルムながらディテールがしっかり造形されており、胸部や足回りなどなかなかかっこよく仕上がっています。大きさとしてはボイジャークラス相当ですが、ネジ止め部分も多く比較的リッチな作りな印象。このあたりはコマンダークラスという商品形態だからこそなのかも?

背面。背中の大きなクレーンが第3の足として機能します。ちなみに、地面にクレーンをつけなくてもそこそこ立てます。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部もアニメの雰囲気を強く反映したデザインになっています。胸部には「デバステーター」時に使用するジョイントが配置されています。

武器は銃タイプのものがひとつ。

武器は背中のクレーンのサイドに3mmジョイントで取り付けることができます。

背中のブーム部分は脱着可能。5mmジョイントになっているので前腕部分に取り付けることができます。クレーンのジョイントが短いので手に持たせるのはちょっと難しいかも。
【ビークルモード】

ビークルモード。クレーン車に変形。コンバイナーウォーズ(ユナイトウォリアーズ)版と同じく、「デバステーター」の頭部を収納している部分がちょっと目立ちますが、それ以外はG1のビークルモードの形状を再現してくれています。6輪のタイヤも全て独立して動きます。これまで紹介した2体同様、G1玩具を彷彿とさせるカラーリングもいい感じ。

背面。リアのクレーン基部の操縦席もきちんと再現されています。変形はコンバイナーウォーズ版とほぼ同じで、コンバイナーウォーズ版を触ったことがある人であればサクッと変形できると思います。


前面&背面。


側面。

武器はロボットモードと同じくブームのサイド部分に取り付けます。

クレーンの先端は伸縮可能。ただ、そこまで伸ばせず、写真の長さが限界。また、根本は5mmジョイントなので回転可能です。先端のフック部分は根本から可動します。
【デバステーターモード】

「デバステーター」モード。「フック」は頭部〜胸部に変形。こちらも変形方法はコンバイナーウォーズ版とほぼ似たような感じになっています。

後ろから。

前面。顔もアニメの雰囲気が出ていてなかなかいい感じ。頭部の目はバイザー形状のみ。
【比較】

ユナイトウォリアーズ版「デバスター」の「グレン」と。これまで紹介した2体と同じ感想になっちゃうけど、ユナイトウォリアーズ(コンバイナーウォーズ)版はやっぱりかなりでかい!その分だいぶ見た目が厳しい部分もあって、特に手の作りや肉抜き感が目立ちますが、今回のスタジオシリーズ版はそこがしっかり解消されています。それ以外にも股関節などより自然に見えるよう作り直されているのが分かります。

ビークルモードでも。ビークルモードの形状は細かい部分が色々違っていて、今回のスタジオシリーズ版のほうがより原作に近い形状になっているのが分かります。

紹介済みのスタジオシリーズ版「ボーンクラッシャー」(左)と「スクラッパー」(右)。身長は今回の「フック」が一番大きい。

ビークルモードでも。

セットの「ロングハウル」とも。「ロングハウル」のレビューはまた後日!

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動も良好。肩の上にあるパーツが腕を動かすときにぶつかるので、一緒に動かして上げる必要があります。また、「デバステーター」モードになる影響で腰も回りません。それ以外は特に気になる部分もなく、足首もよく動くし、背中のクレーンが支えにもなるのでしっかり立たせることができます。以下、写真続きまーす。


アニメでも単体での活躍もそこそこある方で、クレーン車らしい活躍も多かった印象。個人的に「マスタービルダー」の回が好きで、「グラップル」と「ホイスト」と「ビルドロン」の職人としての意気投合みたいなのがとてもよくて、後半切なくなります。

タイヤが連なった腕がなかなかカッコイイ。しかも二の腕のロールでそれぞれのブロックが動くのも実写キャラみたいな見た目になって面白い。色味的に地味めに見えますが、造形もしっかりしていて見どころが多いです。

クレーンのブーム部分を武器っぽく使えるのもいいですね。もうちょっと先端が伸びてくれたら嬉しかった。ちなみにフィギュアスタンド用の穴がおしり部分にありますが、穴の位置的に手持ちのスタンドは取り付けることができませんでした。

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」からまずは「コンストラクティコン フック」でしたー!感想は「ロングハウル編」にてまとめて書きたいと思います!「ロングハウル編」は近日公開予定です!
この記事へのコメント
いつも更新楽しみにしています。
フックのビークルモードで縞鋼板がズラッと表面に現れるのが好きかも。
G1の見た目に忠実だけどのっぺりし過ぎないいいアレンジだなぁ…
やっぱりUWが一番だな。これも悪くないけど