
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「エアリアルボット シルバーボルト」をご紹介!「その1」は「シルバーボルト編」!
商品名 | エアリアルボット シルバーボルト(Aerialbot Silverbolt) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2025年7月 |
価格 | $89.99 |
ということで、エイジ・オブ・ザ・プライム版コマンダークラス「シルバーボルト」です!「シルバーボルト」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場した、オートボット(サイバトロン)の航空部隊「エアリアルボット(エアーボット)」のリーダー。今回のエイジ・オブ・ザ・プライム版では完全新規造形かつ大型のコマンダークラスで登場し、同時展開されているデラックスクラスの「エアリアルボット」たちを合体させることができる「スペリオン」にも変形します。日本では2025年6月に『AOTP-01 シルバーボルト』として発売されました。今回は「シルバーボルト編」と「スペリオン編」の2回に分けてレビューしていきます。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。箱の大きさはこれまでのコマンダークラスよりちょっと小さめ。

横面には「スペリオン」のイラストが。

箱の中はこんな感じ。最初「シルバーボルト」の先がなくてドキリとしたけど、端部分は中に折りたたまれているだけでした。
【ロボットモード】

まずは「シルバーボルト」のロボットモードから。G1アニメのデザインを強く反映したものになっています。玩具はコマンダークラスではありますが「シルバーボルト」の大きさはボイジャークラス相当で、どっしりとボリュームがあります。各部のディテールも程よく密度感があり、しっかりパーツの色分けでカラーリングが再現されているのもいい感じです。

背面。背中の翼もアニメに合わせて開いた形になっています。背中の背負いものが大きめですが、かかとが長く後ろに伸びているので安定して立たせられます。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部もアニメの特徴的なデザインをしっかり再現。無骨ながらも頼れるリーダー感がよく表現されています。オートボットマークはアニメの胸の中心ではなく、G1玩具に合わせた右胸に配置されています。

武器。アニメの武器の形状を再現した銃タイプのものがひとつ。

武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。超音速旅客機に変形。いわゆるコンコルドをイメージしたものですが、機種の黒い部分や下部にまとまったボディ含めてG1玩具のイメージに近い形状になっています。

背面。変形は飛行機のほとんどの部分を背中に背負っていることもあって比較的シンプルで、サクッと変形できますが、ロボットモードに変形する際、「スペリオン」の頭部をうまく一発で収納するのがちょっと難しい。


前面&背面。


側面。

底面にはランディングギアが用意されており、折りたたむこともできます。ただ、ランディングギアの車輪は回りません。

武器は機首部分の底面に取り付け可能。

ノーズ部分は下に下げることができ、コンコルドのイメージを再現することができます。
【アタッチメントユニット 砲台モード】

続いて「アタッチメントユニット」。このアタッチメントユニットは「スペリオン」になるためのフレームとなるもので、「シルバーボルト」がロボットモードの時は砲台に変形します。レガシー版「メナソー」同様のフレームスタイルを実現するためのこれまでの「シルバーボルト」や「スペリオン」ではなかった新しい要素となります。砲台モードはシンプルに防壁に主砲がついたもの。

背面。

「シルバーボルト」を立たせるとこんな感じ。特にハンドル的なものもなく、ただ後ろに立たせるだけになっています。

主砲は上に角度をつけることができます。
【アタッチメントユニット 大型超音速旅客機モード】


アタッチメントユニットを変形させて「シルバーボルト」のビークルモードと合体させることで大型超音速旅客機モードにすることができます。まずはアタッチメントユニットを変形。

「シルバーボルト」と合体させて大型超音速旅客機モードに。「シルバーボルト」の後ろ側が大きく延長される形で一気にボリュームアップ!ツライチに繋がった大きな翼がなかなかの思い切りのあるデザインですが、コマンダークラスらしい迫力のあるサイズ感でなかなかカッコイイ。

背面。


前面&背面。


側面。

砲台で主砲だった部分は垂直尾翼になります。また、「シルバーボルト」の尾翼を半分に割るのですが、割った面にはオートボットのマークが造形されています。

左右の翼は空母のような感じで他のエアリアルボットたちを載せても楽しい。
【比較】

ユナイトウォリアーズ版「UW-01 スペリオン」の「シルバーボルト」と。ユナイトウォリアーズ版が出たのが2015年の6月ということで、なんとちょうど10年の時を経てのリメイクとなりました。当時のユナイトウォリアーズ(コンバイナーウォーズ)は共通ジョイントを使ったスクランブル合体を可能にした野心的なシリーズでしたが、ボディのメンバーがボイジャークラスということもあって、少しバランスの悪いものも多かった印象ですが、今回はフレームタイプの合体方式ということで、コンセプト自体が大きく変わったものになります。っていうか、もう10年前なの!?

ビークルモードでも。AOTPの「シルバーボルト」自体はボイジャークラス相当なのでサイズは同じくらい。

海外で発売済みのエイジ・オブ・ザ・プライム版「エアレイド」(左)&「スリングショット」(右)と。残り2体の発売も決まってるので、5人並べるのが楽しみ!

ビークルモードでも。

スタジオシリーズ86版「オプティマスプライム」と。今回の「シルバーボルト」はアニメの見た目を強く反映しているので86シリーズとも違和感なく並べられます。

レガシー版コマンダークラス「モーターマスター」と。

ビークルモードでも。「メナソー」との比較は「その2」にて!
【可動・アクション】

可動は良好。足首もしっかり動くし、腰もちゃんと回ります。また、膝は変形の関係で二重関節になっていてよく動きます。以下、写真続きまーす。


ユナイトウォリアーズ版と比べると、可動が圧倒的に進化していて、単体での満足度もとても高い!個人的に「スペリオン」には思い入れがあるので、こうしてまたリメイクされたのは嬉しい。


個人的にエアーボットたちが活躍するお話はどれも好きで、特に「ひきおこされた戦争」は何度見ても面白いエピソードで、タイムパラドクス的な要素と、他の話ではあまり描かれることのない世界観の核心に迫るストーリーが魅力。あとは中間管理職的な「シルバーボルト」のキャラクターも好きです。

砲台は5mm穴がほとんどなく、拡張性があまりないのがちょっと残念。他のエアリアルボットたちの武器とかつけられる部分があればよかったな。というか、G1玩具の基地モードみたいな形状にできてもよかったかも。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ エイジ・オブ・ザ・プライム(海外版)」から「エアリアルボット シルバーボルト」レビュー「その1 シルバーボルト編」でしたー!感想は近日公開の「その2 スペリオン編」にて!
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