レビュー：戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー 超神マスターフォース C-309 ゴッドボンバー

【ゴッドジンライ】

「スーパージンライ」と超神合体することで「ゴッドジンライ」に！「ゴッドボンバー」をバラバラにし、各部にパーツを取り付けることで完成します。「ゴッドボンバー」の脚部（コアユニットブーツ）が足底につくことで一気に身長がアップし、またボディもシルバーメッキのアーマー（ゴッドブレスター）に覆われ一気にパワーアップした感じがとてもカッコイイ！アニメではスタイリッシュに描かれているので印象はだいぶ異なりますが、トランスフォーマーとして初めて合体パワーアップするキャラクターとしての存在感は今も健在だと思います。

背面。背中には「ゴッドボンバー」の胸部パーツを接続。さらにそこに赤いゴッドウイングを取り付けます。

前面＆背面。

側面。

バストアップ。頭部は「スーパージンライ」から変わらず。頭部がパワーアップ前から変わらないのは、今となっては結構珍しいようにも感じます。ちなみに「スーパージンライ」、「ゴッドボンバー」とも管理人が中古で入手したものなので、メッキ部分はだいぶ年季が入った感じになっているのはご愛嬌。

武器は「スーパージンライ」から引き続き超電導ライフルを手に持たせます。

肩には「ゴッドボンバー」のゴッドキャノンを装着。「ゴッドボンバー」とは取り付ける向きが違っていて、よりボディに密着した形で取り付けられます。

脚部のサイドにはダブルカノンを装着。

説明書には各部の武器の取り付け位置を変える例も掲載されています。これはそのモードを再現したもの。

【スーパージンライ パワーアップ形態】

「スーパージンライ」の胸部にゴッドブレスター、肩にゴッドウイングを取り付けて「パワーアップ形態」に。これも説明書に書かれているモードで、アニメには登場しない玩具オリジナルの姿となります。

背面。背中には何も取り付けず。

【比較】

レジェンズ版「ゴッドジンライ」と。レジェンズ版「ゴッドジンライ」は海外版の「パワーマスターオプティマスプライム」からの後付けに次ぐ後付けということもあってか、不安定さはありつつも日本のファンとしては長年リメイクを待ち続けられていたものでした。

【可動・アクション】

可動は「スーパージンライ」と同じで、腕と股間の開閉のみ。ただ、足が長くなった分、足を広げるとよりダイナミックな見た目になります。以下、写真続きまーす。

武器の組み替え遊びができるのも「ゴッドジンライ」の魅力。説明書ではパーツひとつひとつにちゃんと名前が設定されていて、パッケージ全体を通して今よりもずっと世界観が反映された作りになっているように感じます。

以上、「戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー 超神マスターフォース」から「C-309 ゴッドボンバー」でしたー！「ゴッドボンバー」はあくまで「スーパージンライ」をパワーアップさせるための支援ロボットとなり、単体として見てもその側面が強く、また全身バラバラになることもあり単体のトランスフォーマー玩具としては当時から独特な存在だったと思います。ですが、この「ゴッドボンバー」の真価は「スーパージンライ」との合体遊びにあり、「ゴッドジンライ」となることで得られるプレイバリューは今見ても素晴らしい！その後のトランスフォーマーや勇者シリーズに続く合体パワーアップの始まりに位置する玩具で、Hasbroが展開するトランスフォーマーとはまた違う、日本的な遊びの道を広げた特別な存在であることが今遊んでも実感できます。

いよいよMPG版「ゴッドボンバー」の発売が近づいており、果たしてこのパワーアップ合体遊びの始祖とも言える存在がMPGでどのようにリメイクされるのか、今からとても楽しみです！