
今日はMPGから「MPG-13 シャッタードグラス ジェットファイヤー」をご紹介!
商品名 | MPG-13 シャッタードグラス ジェットファイヤー |
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シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2025年3月29日 |
価格 | 36,000円(税抜)/タカラトミーモール限定 |
ということでMPGから「MPG-13 シャッタードグラス ジェットファイヤー」です!「シャッタードグラス ジェットファイヤー」は正義と悪が逆転した世界「シャッタードグラス」に登場する悪のオートボットの航空参謀。今回の玩具は2023年に発売されたマスターピース版「MP-57 スカイファイアー」のリカラーとなります。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。箱のサイズは「MP-57 スカイファイアー」と同じ。

箱の中はこんな感じ。「MP-57 スカイファイアー」から付属品がだいぶ減っています。


キャラクターカード。プロフィールに書かれている説明文はIDWコミック版のものがベースになっているようです。
【ロボットモード】

ロボットモード。まずはこの大きさとシャッタードグラス版らしい黒と紫の配色が強烈な存在感を放っています。基本的に「スカイファイアー」のリカラーなので、初代アニメの線が少ないデザインになっているので、個人的な「シャッタードグラス」のイメージとは少し違った感じで、また牧歌的な表情なので、善悪が反転している感がちょっと薄いです。黒い部分は整形色になっていて、デザインとして造形はシンプルで何もない面が多いので「スカイファイアー」と比べるとリッチ感はだいぶ落ちる感じ。

背面。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部の造形も「スカイファイアー」から変わらず、元々のアニメの優しげな顔を再現しているので、シャッタードグラスの悪の科学者みたいな雰囲気は薄め。ただ、逆にこの優しそうな顔に真っ赤な目が狂気を感じるといえばそうかも…


通常フェイスの他にフェイスパーツが2つ付属。左が「笑い顔」で、右が「驚き顔」。

頭部のヘッドパネルは開閉可能。

上半身。写真では黒いパーツ部分が少し汚れて見えるというか、ヒケている部分が目立つような感じですが、実物はそこまで気になる感じではありません。ただ、「スカイファイアー」では塗装だったので成形色ままなのはちょっと寂しい。腰部分の金属パーツ部分のみ塗装されています。


胸のエンブレムのパネルは脱着式になっていて差し替え可能。正義のディセプティコンパッチと、何も書かれていないブランクパッチが付属します。

指は全指独立して可動します。

背中。黄緑のクリアパーツは毒々しくていい感じ。

下半身。

下半身背面。

下半身サイドのパネルは開閉可能。元々の「スカイファイアー」にはミニフィギュアが付属していて、それを収納して遊べましたが、今回はミニフィギュアの付属はなし。
【武器・付属品】

武器。まずは「光子ミサイルランチャー」。「スカイファイアー」に付属していたものとほぼ同じ色味。

先端には付属のエフェクトパーツを取り付けることができます。2連砲だけど、幅がないのでエフェクトパーツは1つしか取り付けられません。

バックパックのサイドからジョイントが展開するので、そこに光子ミサイルランチャーを取り付け可能。
【ビークルモード】

ビークルモード。SFジェット(説明書ではサイバトロニアンジェット)に変形。黒い巨大ジェットはなかなか迫力があってカッコイイ。クリアグリーンのキャノピーもSF感強めでいい感じです。ただ、正面から見て右の翼の真ん中のヒンジ部分が少し弱いのか、ちょっと翼が途中から下に曲がってしまう…個体差だとは思いますが、大きい分結構目立っちゃいます。

背面。底面にあるランディングギアは金属製で、車輪もついているので転がし走行も可能。変形は「スカイファイアー」から変わらずで、大きさに反してパーツの作りが結構繊細にできています。特にバックパックの変形は大きいのに薄いパーツが多いので、気をつけて変形させる必要あり。


前面&背面。正面から見ると翼の傾きがより目立ちます。


側面。

武器は底面に取り付けることができます。

コックピットのキャノピーは開閉可能。

ターボブースター部分にもハッチがあります。小窓がいい感じだけど、今回はミニフィギュアがないのでギミックの楽しさ半減だけど…


前方底面にはタラップ開閉、後部両サイドのパネルも開閉可能です。

上部のターボブースターの天井部分の裏側にはフェイスパーツとエンブレムパッチを取り付けて収納することができます。

後部スラスターにはエフェクトパーツを取り付け可能。

底面に付属のアダプターを取り付けることで、TFパワーベースに接続することができます。ちなみに「スカイファイアー」で付属していたTFパワーベースの付属はなし。

ターボブースターの前方を変形させて、サイドに武器を取り付ければ、G1玩具をイメージした「リスペクトモード」になります。

また、腕を出して「機外搭載モード」になります。
【オルティネイトトランスフォーメーションモード】

ビークルモードで脚部を変形させることで「オルティネイトトランスフォーメーションモード」になります。いわゆるガウォーク形態ですが、今回足首の関節に少し遊びがあって、後ろに傾きがち。クリック関節の幅も大きいので安定して立たせるのがちょっと難しい。

背面。
【比較】

マスターピース「MP-57 スカイファイアー」と。まんま白黒反転した感じの見た目になっています。ちなみにマスターピース版は「スカイファイアー」で、今回は「ジェットファイヤー」。

ビークルモードでも。

シャッタードグラスコレクション版「シャッタードグラス ジェットファイアー」と。紫の色味が違っていて、SGコレクションの方はより青っぽい紫になっています。

ビークルモードでも。

同時発売となったMPG「MPG-12 シャッタードグラス オプティマスプライム」と。いきなりMPGでシャッタードグラスのキャラが登場したけど、今後も続くのかな…?

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動は可動箇所も多く、可動範囲も広いですが、いかんせん大きさと重さがあってなかなかポーズを決めにくい。また、その重さを支えるためか、脚部周りのクリック関節の1クリックの幅が大きいので細かい調整も難しい。また、「スカイファイアー」に比べて、股関節、足首の関節が弱く(緩く)なっている感じがあって、今回写真を撮るのもだいぶ苦労しました…以下、写真続きまーす。


「シャッタードグラス ジェットファイヤー」はBotCon時代はそこまで活躍がなく、玩具もBotCon限定などでは発売されておらず、日本で発売された変形ヘンケイ版「ダークスカイファイアー」のカラーリングが採用されていました。そういう意味では日本生まれのキャラと言ってもいいのかも?


銃を両手で構えることもできます。

顔がやっぱり平和的な感じなので、せめてもうちょっとIDW版コミックをイメージした「怒り顔」のフェイスパーツかバトルマスクがついていればよかったのになあ。ちなみに新しいIDW版のコミックは「スタースクリーム」が主人公のような感じで、その友人である「ジェットファイヤー」もかなり活躍していました(この2人の友情?の話と言ってもいいかも)。ということは「スタースクリーム」もSG版が出るのかな…?

ロボットモードでもアダプターを使ってTFパワーベースに接続することができます。ただ、かなり重たいので浮いたような感じにすると転倒の危険ありなのでやめましょう。そもそもTFパワーベースのアームはクリックがついてないからすぐ緩くなるんだよな…

以上、MPGから「MPG-13 シャッタードグラス ジェットファイヤー」でしたー!元々の「MP-57 スカイファイアー」がかなりアニメテイストでかつ「スカイファイアー」の人柄が滲む顔周りだったこともあり、今回のSGカラーはなかなかの違和感。「オプティマスプライム」はまだキャラ人気もあって納得できるけど、なぜいきなり「ジェットファイヤー」が選ばれたのか(確かにIDW版コミックではかなり活躍していましたが)…玩具としてみても不満点が多く、マスターピース版は線が少ないデザインながらも、白い部分が質感の良い塗装だったこともあって結構気に入っていたのですが、今回は成形色でそのリッチ感が失われています。また、これは個体差かもしれませんが関節周りの精度も下がっていて遊びにくくなっています。また、マスターピース版で売りだったミニフィギュアもオミットされているのも残念。せめてIDW版コミックに出ていた「オプティマスプライム」と「スライサー(ホイルジャック)」だけでもつけてほしかった。「オプティマスプライム」のときも言いましたが、日本でシャッタードグラスを展開できるようになったのであれば、シャッタードグラスがなんなのかを何かしら知る機会を作ってほしかったし、まずはシャッタードグラスコレクションを出してほしかった。また、新製品が渋滞する年度末に「SGオプティマス」と合わせて発売されたのも購入のハードルを大きく上げたと思います。コアファン向けであるにしてももうちょっとやり方はあったと思うし、せめて玩具としてもっと満足できる内容であってほしかった。
この記事へのコメント
笑い顔つけると狂気度が増して好き。平気でスタスク■してそう。
通常はいわゆる悪から正義に目覚めるってパターンだが、今回は悪落ちってことだよね…。
TFに限らずブラックカラー版とか好きな身としては日本でもSGの作品に触れれる機会増えてほしいです
数年前にTFがMTGとコラボした際,パラレル仕様でSGイラストのカードもあったのですが参戦キャラもSG準拠で
バンブルやホイルジャックはSGじゃないカードでもゴールドバグやスライサー名義で不思議に思った記憶があります
海外だとそれくらいメジャーなんですよね