レビュー:TFスタジオシリーズ(海外版) デバステーション オプティマスプライム

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TFスタジオシリーズ(海外版) デバステーション オプティマスプライム

今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「デバステーション オプティマスプライム」をご紹介!



商品名デバステーション オプティマスプライム(Devastation Optimus Prime)
シリーズ名スタジオシリーズ
クラスデラックスクラス
メーカーHasbro
発売時期2025年3月
価格$24.99

ということでスタジオシリーズから「デバステーション オプティマスプライム」です!この「オプティマスプライム」は2015年に海外でリリースされたゲーム『トランスフォーマー: デバステーション』に登場した姿を再現したものになります。完全新規のデラックスクラスとなり、ゲームの中の80〜90年代アニメ風のプリントが特徴です。日本でも2025年「TS-04 オプティマスプライム(デバステーション)」として発売されます。それではいってみましょー!

【パッケージ】

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム パッケージ
スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム パッケージ

パッケージ。パッケージ裏には『デバステーション』の画面が掲載されており、玩具のイメージと比べることができます。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム パッケージ

イラスト面。

【ロボットモード】

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

ロボットモード。デラックスクラスの「オプティマスプライム」ということでサイズは小さいのですが、『デバステーション』に登場したレトロなスタイルをしっかり再現しています。特徴的な胸部のセルルックなプリントが印象的で、頭部もかなり「コンボイ」しています。デラックスクラスなので全体的な作りはここ最近のオプティマス玩具と比べると少しシンプルで、腕や脚の内側はちょっと肉抜きが目立つけど、作りはしっかりしてるし、この大きさがなかなか可愛い。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

背面。背中のタイヤの配置がこれまでのオプティマス玩具にない感じで面白い。脚部もゲームの見た目に合わせてタイヤが隠れるようになっており、おかげで膝下のボリュームがアップして安定感があります。

前面&背面。

側面。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

バストアップ。頭部もゲームの中のイメージに合わせて初代アニメの雰囲気を色濃く反映した造形になっています。胸部のガラス部分のセルルックなプリントはこうして写真で見るとアニメ画面と見間違うほどで面白くはありますが、他の玩具と並べることを考えると普通に単色でもよかったようにも思います。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

胸を開けると中にはマトリクスが収納されています。このサイズでこのギミックをしっかり再現してくれているのはすごい。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

マトリクスは脱着可能で、マトリクスサイトの突起を手に接続することで持たせることができます。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

武器はエナジーアックス。ゲーム内の演出をイメージしたエフェクトと武器が一体造形された形状。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ロボットモード

武器は背中に取り付けておくことができます。ちなみに肩の煙突部分は購入時は外れていて自分で取り付けるタイプですが、5mmジョイントではないので武器としては使用できません。

【ビークルモード】

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ビークルモード

ビークルモード。トレーラートラックに変形。形状はこれまでのG1オプティマス玩具と大体同じフォルムですが、バンパーの形状やサイドの作りなどこれまでと違った感じになっていて、最初見た時はどう変形するのかワクワクしました。ゲームの中で印象的なキャブ部分サイドの白(シルバー)のラインは変形の関係で再現されていません。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ビークルモード

背面。後部にはトレーラーを接続できる大きな受けが配置されています。変形はこれまでのG1オプティマス系の玩具とパーツ配置は似てはいるのですが、意外と違いがあって新鮮な気持ちで変形できます。特にダミーになりがちなグリルを両モードでちゃんと使う変形になっていることに驚いたし、脚部の変形もシンプルながらタイヤを隠す作りになっているなどこだわりが感じられます。また、可動部はカクカク動くように作られている箇所が多いので、かなりかっちり変形できます。

前面&背面。

側面。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ビークルモード

エナジーアックスはリア部分に取り付けておくことができます。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ビークルモード

底面に3mm穴が配置されているので、スタンドに取り付け可能。ゲーム内でのビークルモードで戦う感じを再現できるのがいいですね。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ビークルモード

リア部分にあるトレーラーを接続できる受けを使って。アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」のものがピッタリはまります。86シリーズ版もできなくはないけど流石に大きかった…

【比較】

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム 比較

デラックスクラスということで、レガシー ユナイテッド版「G1ユニバース オプティマスプライム」と。どちらもG1の『オプティマスプライム(コンボイ)』のイメージを色濃く反映していますが、この短期間で玩具、アニメの両方の見た目のデラックスクラスの玩具が出るのは面白い。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム 比較

ビークルモードでも。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム 比較

近年発売された他のクラスの「オプティマスプライム」と。左がスタジオシリーズ86版コマンダークラス「オプティマスプライム」、右がアースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム 比較

ビークルモードでも。今回のデバステーション版の開発を担当したのはタカラトミーの梅津周平氏。今回比較で登場したオプティマスたちは全員違う開発マンによって作られているのも面白いポイント。商品としてのコンセプトとは別にそれぞれのコンボイ玩具へのこだわりの違いも感じられます。みんなちがってみんないい。

【可動・アクション】

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

可動はとても良好。ゲーム内でもぐりぐり動きますが、それと同様な感じで大きくアクションポーズを取ることができます。個人的に脚部のロールが股間部ではなく、膝部分にあるのはあまり好きではありませんが、それ以外は足首もよく動くし、肩まわりも広く動かせます。以下、写真続きまーす。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ
スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

『デバステーション』は開発が日本のプラチナゲームズ(『ベヨネッタ』や『NieR:Automata』の開発)が担当しているのですが、残念ながら日本での発売はありませんでした。管理人はローカライズされるかも?という淡い夢を抱いている間に未プレイに終わってしまっているのですが、現在はSteamで購入できるようなので興味がある方はぜひプレイしてみてください!

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

『デバステーション』のシリーズはこれからも続くのかな…?今のところTarget限定のザコエネミーセットが予定されているけど、この「オプティマスプライム」がデラックスクラスだからスケールはもうすでにバラバラだから不安…

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

レガシー ユナイテッド版「G1ユニバース オプティマスプライム」に付属したブラスターを借りて。G1ユニバース版にブラスターが2つ付いてたのってデバステーション用なのでは…?と思うほど。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

お尻部分にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

スタジオシリーズ デバステーション オプティマスプライム ポーズ

以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「デバステーション オプティマスプライム」でしたー!トランスフォーマー40周年付近で決定版と呼ばれるような「オプティマスプライム(コンボイ)」の玩具が一気に充実したなかで、今度はG1アニメテイストのデラックスクラスで、しかも『デバステーション』の名を冠しての登場ということで、メジャーなのかマニアックなのかよくわからない商品ではあります。けど、玩具の出来自体はとてもよく、デラックスクラスというくくりの中でこれまでの「G1オプティマス玩具」とはまた違ったアプローチが面白いし、手のひらに収まるサイズもいい感じで、気軽に手元に置いて遊べます。トランスフォーマー入門にもすごく向いてるし(「デバステーション版」というのが初心者にとっては「?」なポイントだけども…)これまで「オプティマスプライム」の玩具をたくさん遊んできた人こそ楽しめるのではないかと思います!

この記事へのコメント

  1. ゲーム版というのは建前でアイコニックなキャラをDXで出したかっただけだと思ってしまいますが(海外では通常waveの外で長期出荷する枠)
    SSでやるんかいというのはありつつもこういうトイ好きかも…

    余談ですがリニューアル前にあった記事一覧や記事トップからのコメント欄へのジャンプ機能、使いやすかったので今後復活したら助かります…!

  2. 令和のロボマスコンボイといった趣きですね
    G1オプ同様手持ち無沙汰にちょっと弄る玩具として良さげで惹かれます

  3. レビューお疲れ様です。
    比較画像を見るまでなぜか自分の中でコアクラスぐらいの大きさをイメージしてたのですが、レガシーG1より大きかったんですね。
    前腕内側(肉抜きのある面)がゆるーくカーブを描いてるところが印象的です。

  4. いい意味でゆるい感じがガシガシ遊ぶのに丁度良さそうで、個人的に楽しみにしている一体です
    2の方もおっしゃってる通り、令和版ロボットマスターズの感じが更に良し

    ゲーム自体全然わからないのですが、コンボイガンが付かないのが非常に勿体無い…

    それにしてもコンボイタイプの変形パターンっていい加減出尽くした感あるだろうに、新作出るたび新たな驚きがあるのが凄い

    個人的にはスタジオシリーズというより、デバステーションシリーズとして新作発売続いて欲しいなぁと願う次第です