
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド ドゥームンデストラクションコレクション(海外版)」から「メイヘムアタックスクワッド 2パック」をご紹介!その1は「ディセプティコン ブラジオン」!
商品名 | メイヘムアタックスクワッド 2パック / ディセプティコン ブラジオン(Mayhem Attack Squad 2pack / Decepticon Bludgeon) |
---|---|
シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー ユナイテッド |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2024年11月 |
価格 | $59.99/Amazon.com限定 |
ということで、レガシー ユナイテッド ドゥームンデストラクションコレクション「メイヘムアタックスクワッド 2パック」から「ディセプティコン ブラジオン」です!この「メイヘムアタックスクワッド 2パック」はアメリカではAmazon.com限定で発売されたもので、「ディセプティコン ブラジオン」と「ディセプティコン ラッカス」の2体セット。「ブラジオン」は1989年に海外で展開されたマーベルコミックに登場したディセプティコンのプリテンダーで、今回はIDWコミック版のデザインをベースにしたものとなっています。玩具としては、レガシー エヴォリューション版「ブラジオン」のパーシャル。北米ではAmazon.com限定での発売されたもので、2025年3月現在日本での発売は未定です。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。これまで発売されたドゥームンデストラクションコレクションと同様のデザイン。厄介なのは商品名である「メイヘムアタックスクワッド 2パック」とはどこにも明記されておらず、またその名称は以前発売された「プライムユニバース バルクヘッド」と「ウインドスイーパー」と全く同じという…
【ロボットモード】

ロボットモード。もともとのレガシー エヴォリューション版「ブラジオン」から新たに頭部、胸部そして腰部が新規造形になっています。プリテンダーである「ブラジオン」の中のインナーロボットをイメージしており、新規造形部分はIDWコミックでDon Allan Figueroa氏によって描かれた姿を参考にしています。リデコ元の「ブラジオン」はレガシー エヴォリューション版「ターン」の頭部替えリカラーということで、非常にスタイルもよく、新規造形の胸部の無骨なデザインも相まってとてもカッコイイ。

背面。背中側は特に変わらず。極力肉抜きを目立たせない作りになっています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部はIDW版コミック『The Transformers: Stormbringer』のデザインを再現。口に繋がったパイプの造形が不気味でインパクトがあります。胸部も原作に忠実なデザインになっています。

手は開閉可能。こちらは「ターン」から変わらず。

武器。まずは刀状の剣。こちらはリデコ元の「ブラジオン」と同じもの。

剣は背中に取り付けておくことができます。

もうひとつは2連のキャノン砲。こちらもリデコ元と同じもの。

2つの砲は取り外すことができ、縦につなげて大型の十にすることが可能。

また、背中に取り付けて肩のキャノン砲としても使えます。
【ビークルモード】

ビークルモードは戦車に変形。もともとの「ターン」やレガシー エヴォリューション版「ブラジオン」と同様、サイバトロン星での戦車デザインですが、カラーリングも相まってG1「ブラジオン」のインナーロボットのビークルモードっぽい印象が強まりました。新規の胸部パーツが先端部分に目立つ形で配置されているのもいい感じ。

背面。変形も特にリデコ箇所の影響はなく、「ターン」や「ブラジオン」と同じものになっています。ただ、胸部パーツが変形時に外れやすいのは気になるかも。


前面&背面。


側面。

砲台部分は旋回可能。砲部分は上下に角度をつけられます。

剣はサイドの5mm穴に接続可能。

HasbroのデザイナーMark Maher氏によれば、本来はG1のインナーロボットにより忠実なビークルモードのリデコを企画していたものの、現実には至らなかったようです。代わりに組み換えでG1風ビークルモードにした画像がInstagramにアップされていたのでそれを再現してみました。ロボットモードの背中のビームサーベルのようなものも簡単に取りはずしが可能で、5mmジョイントで他の部分に取り付けることができます。

もう1パターンの方も。武器がいろいろ組み換えられるのもこの「ターン」型の魅力。
比較

レガシー エヴォリューション版「ブラジオン」と。左のブラジオンはアウターシェル、今回のものはインナーロボットと、中も外も作られちゃうという珍しいパターン。頭部は結構似た感じですが、胸部〜股間部分が違うので結構印象違って見えます。レガシー エヴォリューション版であったクリアパーツ部分は今回は不透明な素材に置き換わっています。ちなみに「ターン」、「ブラジオン」を手掛けたのはタカラトミーの大西裕弥氏ですが、今回の「ブラジオン」のリデコを手かけたのは梅津周平氏とのこと。

ビークルモードでも。ビークルモードでは先端部分の形状が違うのみ。

今回のセットのパートナーである「ディセプティコン ラッカス」と。「ラッカス」についてはまた次回詳しく!

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動は「ターン」、「ブラジオン」と同様でかなり優秀。長い四肢を活かしてかっこいいポーズをつけることができます。以下、写真続きまーす。



片膝立ちも気持ちよく決まります。



剣も両手で構えることができます。

今回の「ブラジオン」はメイヘムアタックスクワッドのエンブレムはどこにもなく、メンバーなのかどうなのか不明…この辺りは特に設定もないので想像して遊ぶほかなし。

お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド ドゥームンデストラクションコレクション(海外版)」から「メイヘムアタックスクワッド 2パック」の「ディセプティコン ブラジオン」でしたー!すでにレガシー エヴォリューションで「ブラジオン」が発売されている中で、今度はインナーロボット、さらにはIDWの初期に展開されたコミックベースのデザインということで、だいぶマニアックなキャラクターチョイスになっています。ただ、もともとの「ターン」型の出来がとてもよいことと、新規造形の頭部や胸部もしっかり作り込まれているので、キャラクターを知らなくとも見た目のかっこよさでの満足感が高く、アウターシェルを再現したレガシー エヴォリューション版「ブラジオン」とはまた違った魅力があります。セットの「ラッカス」も近日レビュー予定なのでお楽しみに!
この記事へのコメント
なんか口下のパイプのせいでラーメン食べてるみたいなお顔。
口のパイプ造形はデザイナーのイメージだと首ジョイント側に造形されていて、そこに口部分の開いたヘルメットを被せて欲しかったとか
まぁ、地味なようでいて結構な大規模リデコになるので見送られたんでしょうね
ターン、ブラジオン、今回のと来てお次のリデコはバンザイトロンでしょうかw
ターンの頃から頭の収納にコツがいる変形だったけどブラジオンはツノが長すぎてどうしても干渉しちゃうのが気になるんですよね…
ターンの型が優秀なのはわかりますが、N.E.S.T.ブラジオンもリメイクして欲しいなぁ
※5
実写作品の玩具オリジナルキャラってリメイクされないですしね
リベンジ期の軟質パーツが切れやすいキャラでリメイクされてないのってそれこそN.E.S.T,ブラジオンだけになりましたし…
「プライムユニバース バルクヘッド」と「ウインドスイーパー」
ブレークダウンさん