今日は「トランスフォーマーレガシー ユナイテッド(国内版)」から 「TL-69 マグマトロン」をご紹介!
商品名 | TL-69 マグマトロン |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年6月29日 |
価格 | 15,000円(税抜) |
ということで、レガシー ユナイテッド版「マグマトロン」です!「マグマトロン」は『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』に登場したデストロンの破壊大帝。玩具としては初のリメイクとなり、しかもコマンダークラスでの発売となりました!海外でも同仕様で「Beast Wars Universe Magmatron」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。まずは国内向け限定スリーブから。表面は『ビーストウォーズネオ』でキャラクターデザインを担当したやまだたかひろ氏によるイラストで、当時の玩具のフォーマットをイメージしたものになっています。裏面は海外版パッケージと同じイラスト。右下に「ビッグコンボイ」の牙らしきものが見えます。
スリーブの中は海外版のパッケージに日本語のシールが貼られたもの。ユニバースは「ビーストウォーズユニバース」になっています。「ビーストウォーズIIユニバース」はあるのに、「ネオユニバース」ではないのは何故…
箱の中はこんな感じでぎゅうぎゅうに詰まっています。
【ロボットモード】
ロボットモード。コマンダークラスということで頭の翼まで含めると高さは25cmオーバーとかなりの大きさ!見た目もアニメに登場した姿にとても似た形で再現されています。日本オリジナルのキャラクターということもあってか、他のビーストウォーズのキャラにはないファンタジー要素強めのデザインで、かつ有機的な部分とメカニックな部分のコントラストがカッコイイ。そしてこの「マグマトロン」は3体の恐竜が合体しているわけですが、接続のジョイントや関節がとてもしっかりしているのでこの大きさながらがっしり安定して立たせられるのもすごい。
背面。背中はラスボス味溢れるゲテモノ感が素晴らしい。背中側のパーツは多めですが、全体的に重量があるのと、かかとが後ろに長めに伸びているのでしっかり立ってくれます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はアニメのイメージを踏襲しつつさらにディテールが追加されています。歯をむき出しにした表情がとても凶悪。緑のフェイス部分が光沢のある塗装になっていることもあり立体感が際立ちます。
肩〜胸周りにビーストモードの頭部がまとめられています。右肩には「ランドサウルス」、左肩には「シーサウルス」、胸の中央には「スカイサウルス」の頭部が配置されています。「ランドサウルス」と「シーサウルス」はこの状態で口の開閉ができますが、「ランドサウルス」は写真以上は開きません。
拳は開閉可能。親指が独立して動き、人差し指〜小指がまとめて動きます。
頭部の左の翼と、左肩にスパーククリスタルが埋め込まれています。中にはプレダコン(デストロン)のマークが立体的に造形されています。
武器。「ランドサウルス」のパーツを変形させた剣。『ビーストウォーズネオ』では「マグマブレード」という名前が付いていました。ブレード部分は軟質パーツでできているのですが、かなり柔らかめの素材でくにゃくにゃします。グリップ側にはスパーククリスタルが埋め込まれています。
「スカイサウルス」の左右の翼の骨部分がブレードになります。『ビーストウォーズネオ』版では「ウイングミサイル」という形でマグマブレードを銃のように持たせ際のミサイルとして使用していましたが、今回はマグマブレードは剣としての持たせ方しかできません。
ブレードを翼に取り付けたところ。翼が軟質パーツ製なのでブレードをつけると芯ができて安定します。
シールド。「シーサウルス」の腹部を盾にした物。『ビーストウォーズネオ』では「マグマシールド」という名前が付いていました。前腕部分に専用のジョイントで接続して装備します。
エフェクトパーツも付属。シージ版「オメガスプリーム」に付属していたもののリカラーで、最近では86シリーズ版「ウルトラマグナス」にも同様の形のものが付属していました。
エフェクトパーツはマグマブレードのブレード部分を延長する形で使用します。ただ、エフェクトパーツも軟質パーツということもありグラグラしてあまり実用的ではない感じがします。見た目は強そうなんだけどなあ。
マグマブレードにエフェクトパーツだけをつけて。「マグマトロン」自体に5mm穴や3mmの突起がほとんどないのでエフェクトパーツを持て余してしまいます…せめて各恐竜の口の中に3mm特記があればよかった。
【ビーストモード スカイサウルス】
続いてビーストモード。ロボットモードの上から順番でまずは「スカイサウルス」。設定的にはケツァルコアトルスをモチーフにしています。ロボットモードでは頭部に変形します。
背面。翼部分は軟質パーツでできています。脚部は多重関節になっていて意外と安定性は良いです。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。かなり大きく開けます。
翼部分にはブレードを取り付けています。
翼は大きく広げることができます。また、首、足も可動します。
ロボットモード形態。頭部に変形します。
【ビーストモード シーサウルス】
「シーサウルス」。エラスモサウルスがモチーフ。ロボットモードでは上半身とシールドになります。丸っとしたボディから長く伸びた首が特徴的。
背面。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。
可動は首と前後の足が動きます。首はよくある肩の関節で使われる形のものが連なったような感じでよく動いてくれます。
ロボットモード形態。背中〜腕周りに変形。これと盾が合体して「シーサウルス」になります。
【ビーストモード ランドサウルス】
最後は「ランドサウルス」。ギガノトサウルスがモチーフ。ロボットモードではボディ〜下半身に変形。3体の中でも一番ボリュームがあります。最近では『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にも登場した恐竜ですが、オリジナル版から白いトサカ?羽毛?のようなものがデザインとして追加されています。
背面。ロボットモードで見えていたメカニックな部分は極力隠されるようになっているのもいい感じ。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。ロボットモードの肩に配置されている時よりは開けますが、この写真の通りであまり大きくは開けません。
剣のブレード部分は尻尾の底部分に取り付けておくことができます。
可動も良好。脚部がロボットモードの足と共通ということもありよく動いてくれます。首と尻尾も横に振れるようにできています。
にロボットモード。右肩〜ボディ〜下半身と広い範囲を担当(+マグマブレード)。ちなみに全体的な変形としてはコマンダー3体の恐竜を変形するのでステップ数は多いですが、全体的に分かりやすくさくさく変形できます。また、3体ガッチリ固定できますが、逆にシーサウルス」と「ランドサウルス」を接続するジョイントは結構硬いので、分解する際少し力が必要。ちなみに、1箇所「ランドサウルス」から分離するマグマブレードの変形時にパーツの弾性を利用してちょっと歪めてパーツを動かさないといけない箇所があるのですが、強度的に問題ないとは分かっているのですが、個人的にはあまり好きではない変形方法だったり…
ビーストモード3体を並べるとこんな感じ。リアルな恐竜のサイズには合っていませんが、3体の恐竜が合体するのはやっぱりアツイ!
【ビーストモード マグマサウルス】
3体のビーストモードが合体して「マグマサウルス」。オリジナルの玩具でもあったギミックで、4足歩行キメラな恐竜になります。3体が合体したことでグッとボリュームも出て、一見無理やりな合体に見えますがこれが意外とカッコイイ。ロボットモード同様3体ガッチリ固定できるので、この状態でも安定した状態で遊ぶことができます。
背面。シードラゴンから伸びたロボットモードの腕部分が後ろ足になります。
前面&背面。
側面。
説明書では「スカイサウルス」の頭部は起き上がらせるように指示されていますが、オリジナル版と同じく「スカイサウルス」の頭部を「シーサウルス」側に固定することができます。
背面。
【比較】
アンコール版「ビッグコンボイ」と。「ビッグコンボイ」自体が見た目、可動とも今でも通用する出来なこともあって最新の「マグマトロン」と並べても遜色ないのがスゴイ。パッケージに描かれているキャラクターは商品化されるフラグになっていることが多いので今後に期待!
ビーストモードでも。
「マグマサウルスモード」でも。
同じプレダコン(デストロン)のリーダーであるキングダム版「メガトロン」と。こうなると『ビーストウォーズII』の「ガルバトロン」も並べたくなる!
ビーストモードでは「ランドサウルス」と「メガトロン」がほぼ同じ大きさ。この辺りは意図的に揃えられているような感じもします。
昨年のコマンダークラスであるレガシー エヴォリューション版「アルマダユニバース オプティマスプライム」と。コマンダークラスは値段とプレイバリューのバランスがちょうど良い感じで、毎年アワードでも上位にランクインされる傾向にありますが、今年もこの「マグマトロン」は上位に食い込んできそうな予感。
【可動・アクション】
可動も良好。腕周り、足回りはほぼクリック関節になっているので保持力も高く、このボリュームがありつつもしっかりポーズを決めることができます。頭についた翼も可動するのと、武器と盾が大きいのでシルエットも大きく広がってカッコイイ!以下、写真続きまーす。
片膝立ちはできませんが、脚部は背面のパーツのジョイントを外せばここまで可動します。
「スカイサウルス」の頭部も軽くジョイントで固定されているだけなので口も開こうと思えば開けます。
『ビーストウォーズネオ』はなかなか観れる環境がなく、実は管理人はしっかり観たことがなありません…観てたらきっともっとこの「マグマトロン」を楽しめたに違いない…今配信してる『ビーストウォーズII』終わったらやってくれたら嬉しいな…!
エフェクトパーツが付くのは嬉しいんだけど、使い所がなかなか難しい。ブレードに多く連結する全然保持できないし、他にはめ込める部分もほとんどない…上でも言ったけど恐竜の口の中に3mm突起が欲しかった!
オリジナル版の「マグマトロン」を触ったことがないから、いつか入手して比べてみたい(ジャンクで買った物の中にシーサウルスの首だけ入っててそれは持ってるんだけど…)!
以上、「トランスフォーマーレガシー ユナイテッド(国内版)」から 「TL-69 マグマトロン」でしたー!これまでのコマンダークラスは比較的王道で順当なキャラクターたちがチョイスされてきましたが、今回は日本のアニメ出身である「マグマトロン」が選ばれ、それだけでもいつもとは違ってワクワクしましたが、玩具そのものの出来もとても素晴らしく、見た目のかっこよさ、ボリューム、変形、合体、可動とどれをとってもクオリティ高く仕上がっています。オリジナル版の変形パターン踏襲した気をてらわない純粋なリメイクになっていて、もしかするとオリジナル版を持っている人には少し遊びの点で物足りないところもあるかもしれませんが、個人的にはずっとオリジナル版を遊んでみたいと思っていたこともあり、今回この恐竜3体合体を体験できてとても満足!これができるなら、「マグナボス」や「トリプルダクス」なんかもすごくかっこよくリメイク出来そうで期待が膨らみます!管理人のように『ビーストウォーズネオ』を観ていなくても十二分に楽しめる玩具なのでたくさんの人に遊んで欲しい!オススメ!
当時品をイメージしたと言いつつ、どう見てもマイ伝マグマトロンにしか見えないスリーブ