今日は「マスターピースムービーシリーズ」から「MPM-14 ボーンクラッシャー」をご紹介!
商品名 | MPM-14 ボーンクラッシャー |
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シリーズ名 | マスターピースムービーシリーズ |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年3月30日 |
価格 | 24,000円(税抜) |
ということで、マスターピースムービーシリーズから「ボーンクラッシャー」です!「ボーンクラッシャー」は2007年に公開された実写映画第1弾『トランスフォーマー』に登場したディセプティコンのメンバーで、地雷除去車から変形します。もちろん初めてのマスターピース化となり、アメリカではTarget限定で同仕様で「MPM-14 Bonecrusher」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。小さくビークルモードの「バッファロー」の製造元であるフォースプロテクション社のライセンスを表す表記があります。
【ロボットモード】
ロボットモード。でかい「ボーンクラッシャー」最高!2007年の映画公開時、他の大型ディセプティコンメンバーがボイジャークラスやリーダークラスで発売されている中、「ボーンクラッシャー」だけデラックスクラスで小さく、その頃からずっと「オプティマスと取っ組み合いができる大きなボーンクラッシャーが欲しい…」と思っていたので今回のマスターピース化はとても嬉しい!独特なモンスターチックなスタイルはもちろんのこと、各部のディテールの再現度もすごい!いろんなところにタイヤが配置されていて、見るからにすごい変形をしそうでワクワクさせてくれます。
背面。背中もしっかり変形で空洞を埋めて見た目がよくなるように作られています。特徴的なクロー状の武器もカッコイイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も劇中のデザインを忠実に再現。
「オプティマスプライム」にアッパーを食らって目が飛び出したダメージフェイスも付属。簡単に交換できます。
上半身。脇の下の球状のパーツと股間部分は金属パーツでできています。というか、脇の下の球の存在をこのMPMで初めて知った…しっかりウインドウのパーツを使って作り上げられた肩がすごい!
手は独特な形状で上下の指がそれぞれ可動します。
背面。
下半身。細いフレームで作り上げられた独特な脚部もしっかり再現。一見バランス悪そうに見えますが、意外としっかり立たせることができます。
下半身背面。足首が皮1枚で繋がっているような感じが他がリアルな分少し気になるかな。
【武器・付属品】
武器は背中から伸びるクロー。ロボットモード用とビークルモード用の2種類が用意されていています。まずはロボットモード用。背中で2つに別れていたものを合わせて前方に展開します。各爪の付け根部分はボールジョイントで可動します。ちなみにアーム部分は根本近くから脱着可能で、変形時は外して変形することが可能です。
爪部分は爪の根本部分がボールジョインとになっているのである程度自由に角度をつけられます。
ビークルモード用クロー。
ビークルモードのクローも細かく分割されていてそれぞれ可動します。
使用していない方のクローは背中に取り付けておくことができます。
炎のエフェクトパーツが6つ付属。劇中で「ボーンクラッシャー」がバスを破壊して炎を纏いながら迫ってくるシーンを再現するもの。エフェクトパーツはそれぞれ取り付ける場所が決まっているので汎用性は低め。
【ビークルモード】
ビークルモード。フォースプロテクション社の地雷除去車「バッファロー」に変形。ビークルモードも大きく迫力がすごい!ライセンスを取得しているということもあり、各部のディテールがしっかり再現されています。ウインドウ部分やルーフ部分のランプ?はクリアパーツで作られています。タイヤは6輪ともそれぞれ回転して転がし走行が可能。
背面。変形は大まかなパーツ配置はスタジオシリーズを豊富とさせますが、変形自体は分割箇所も多く、ステップ数もかなり増えています。上でも書いたようにロボットモードの肩などビークルモードの意匠を活かした変形なのもすごくいい感じです。1つ前の「ブラックアウト」がスタジオシリーズの拡大版の印象が強かったですが、今回はそのような感覚はなく新鮮な気持ちで変形できます。
前面&背面。
側面。
ウインドウ部分はワイパーで汚れが落ちているのが再現されています。『トランスフォーマー』では特にそういう描写はなかったけど『リベンジ』での砂漠をイメージしてるとかなのかな…?
側面のマーキングも忠実に再現。
ではリア部分もしっかり再現。『トランスフォーマー』でのハイウェイのシーンではリアのショットから変形するのが印象的だったので、このあたりがしっかり再現されているのは嬉しいですね。
地雷除去のアームも前方に展開できます。ちなみに映画の中ではこのクロー部分は映画用に見栄えがいいように大きく作られていたそうです。
【比較】
スタジオシリーズ版ボイジャークラス「ボーンクラッシャー」と。スタジオシリーズ版も念願のリメイクで再現度が高いと思っていたけど、今回のマスターピース版はつ再現の解像度がかなり上がっていて、脇の下の球場のものや、肩のタイヤ、ウインドウなどこれまで再現が難しかった部分がしっかり作り込まれているのが感動的。
ビークルモードでも。
マスターピースムービーシリーズ版「MPM-8 メガトロン」と。スケール感もある程度設定に合わせて作られているようです。
ビークルモードでも。
マスターピースムービーシリーズ版「MPM-4 オプティマスプライム」と。劇中でのハイウェイでの戦いは本当にかっこよかった!というか『トランスフォーマー』はそれぞれのキャラにスポットが当たった見せ場があってよかった!
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好で、長い手は二重関節でよく動くし、独特な形状の脚部も想像以上にしっかり動いてくれます。ただ、足回りの関節の保持力が少し弱めで、特に足の付け根から外側に開く関節がクリック関節ではないこともあり、足を大きく開いたポーズを取ろうとすると重さに負けて倒れてしまうことがあります。また股関節はクリック関節が使われていますが1クリックのあそびが広く、ここはもう少しかっちり動いて欲しかったかも。とはいえ、倒れやすいというほどではありません。以下、写真続きまーす。
今回の「ボーンクラッシャー」を担当したのは「ブラックアウト」と同じくタカラトミーの巽智輝氏。「ブラックアウト」はスタジオシリーズをベースとしたものでしたが、今回はより自由に作られた印象を受けるし、ここまでのものを作り切ってしまうのがすごい。他にも新しい開発スタッフもメキメキ頭角を表してきているし、トランスフォーマーの未来は明るいように思います!
エフェクトパーツを使って。
「オプティマスプライム」と。このフェイスパーツの使い所はかなり限定的だけど、ある意味マスターピースらしいところだし、ネタとしても面白いです。
以上、「マスターピースムービーシリーズ」から「MPM-14 ボーンクラッシャー」でしたー!実写映画第1作目の『トランスフォーマー』を観てから、ずっと大きな「ボーンクラッシャー」が欲しいと思い続けていた夢がようやく叶いました!大きさはもちろんですが、玩具としてもしっかり作り込まれており、両モードの再現度は文句のつけようがありません。これまでの玩具ではなかなか再現できなかった細かい部分もしっかり再現されてたり、逆に今回のマスタピース版で遊ぶまでで気づかなかったディテールなども部分も多く、様々な発見のある玩具になっています。大きさの割に若干関節がゆるい箇所がありますが、そこまで頻繁に倒れることもないし、モンスターチックな外観で色々なポーズを取れるのが楽しいです。残す「ブロウル」の登場もとても楽しみ!
レビューありがとうございます!
ダミーパーツでもなくホントに車体の窓をタイヤに巻き付ける変形には唸りましたね…!スゴい。
背中のクローが実際手にすると「こんなに長かったっけ?」と思ってしまいましたが
実際劇中の高架下でそのくらい伸ばして戦っていたので、忠実だなぁとしみじみ。