今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンセプトアート メガトロン」をご紹介!
商品名 | コンセプトアート メガトロン(Concept Art Megatron) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年2月 |
価格 | $54.99 |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「コンセプトアート メガトロン」です!この「コンセプトアート メガトロン」は映画『バンブルビー』製作時に作られた「メガトロン」のコンセプトアートをもとに玩具化したもの。なので実際には映画には登場しないキャラクターとなります。また、今回の「メガトロン」は完全新規のトリプルチェンジャーとなり、戦車とジェット機に変形します。日本では2024年5月に「SS-127 メガトロン」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。2024年からリーダークラスは中身が見えるタイプに変更になっています。日本ではどうなるかな?
台紙兼ディスプレイスタンドは映画『バンブルビー』の惑星サイバトロンの風景。
【ロボットモード】
ロボットモード。『バンブルビー』に登場したトランスフォーマーたちと同様にG1の姿をベースにしたデザインで、G1の「メガトロン」感強めでかつ実写キャラらしいディテール盛り盛りの見た目がものすごくカッコイイ!ここから2形態に変形するとは思えないほどアクションフィギュアのようなスタイルと立体感あふれる造形も素晴らしいです。玩具としてはリーダークラスですが大きさ的にはボイジャークラス相当で、各部みっちりとパーツが詰まった感じで持つとずっしりした重みがあります。
背面。背中はかなりスッキリ作られています。脚部裏のパーツが詰まった感じもワクワクします。また、各部のネジ、ピンも黒いものが使われているのもディテール感に一役買っています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は映画『バンブルビー』のディセプティコンたちと同等のディテールラインで整えられていて、表情は冷酷さを感じます。目も赤いからターミネーターっぽい。
なんと今回の「メガトロン」は指がめちゃくちゃ動く!人差し指が独立していて、人差し指〜小指にかけて第2関節を曲げられるようになっています。
武器はおなじみ融合カノン砲。前腕部分の5mm穴に接続します。
折りたたんで背中に取り付けておくことも可能。
武器の取り付け部分にはこんな感じでヒンジがあるので、G1玩具風に背中から前に展開することもできます。
【ビークルモード(タンク)】
ビークルモード。まずはタンクモードから。惑星サイバトロンの姿ではありますが、地球の戦車の見た目に近く、またどことなく『リベンジ』に登場した「メガトロン」のビークルモードを豊富とさせるようなデザインになっています。ちなみに映画のコンセプトアートはロボットモードしか存在しなかったようで、ビークルモードは今回のスタジオシリーズのために新たにデザインされたものになります。ただ、玩具のために描かれたデザインと今回の玩具を比べると結構変わっていて、より玩具として変形が楽しい形に変わっているように思います。
背面。
前面&背面。
側面。
砲台部分は旋回可能。砲部分も上下に角度をつけることができます。
【ビークルモード(ジェット機)】
もう一つのビークルモードはジェット機。こちらもリアルな飛行機ではなくSF感強めのデザイン。タンクが『リベンジ』、ジェット機は実写映画第1弾『トランスフォーマー』からオマージュされています。デザイン的にはタンクモードと比べると玩具のために起こされたデザインに近い形ですが、前方に出っ張った左右の爪が少し『トランスフォーマー』の「メガトロン」の面影あるかも?
背面。変形はトリプルチェンジャーだけあって各部細かくパーツが分かれていてステップ数こそ多いですが、変形自体はそこまで難しいわけではなくサクサク変形できるし、タンクモードへの変形はスタジオシリーズの『リベンジ』版「メガトロン」を彷彿とさせる感じがニヤリとさせます。一点、タンクモード時の後部のキャタピラーの引き出しがキツくで出しにくいのですが、太もものキャタピラ部分を固定している内側のネジを少し緩めるとだいぶ引き出しやすくなるのでオススメ。
前面&背面。
側面。
武器は下部と上部好きな方に取り付けることができます。
底面にあたるロボットモードの背中パーツの内側に3mm穴があるのでフィギュアスタンドに接続することができます。
【比較】
スタジオシリーズ『トランスフォーマー』版「メガトロン」と。見た目はあまり似ていませんが、『バンブルビー』版「メガトロン」のコンセプトアートでは一部凍ったような表現もあり、第1作目とのつながりを作ろうともしていた形跡が残っていたりします。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ『リベンジ』版「バトルダメージ メガトロン」と。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ『バンブルビー』版「オプティマスプライム」と。このオプティマスが出たのが4年前ということもあって、だいぶスタイルも異なります。ちなみにどちらも開発を手掛けたのはタカラトミーの大西裕弥氏で、大西氏は『ビースト覚醒』版「オプティマスプライム」も手掛けています。個人的には『バンブルビー』で登場した惑星サイバトロンの姿の「オプティマスプライム」を劇中スタイルで作って欲しい…!
ビークルモードでも。タンクモードと。
スタジオシリーズの『バンブルビー』に登場したディセプティコンの面々と。まさか映画に登場しなかった「メガトロン」と一緒に並べられる日が来るとは!
ビークルモードでも。こちらはジェットモードで。
【可動・アクション】
可動はとても良好。アクションフィギュアとしてみてもかなりしっかり動いてくれます。肩は上下に加えて前後にも動くし、脚部も膝を深く曲げられて足首もよく動くので接地性も抜群。あとはなんといっても手が開くだけでなく第2関節でも動くのでマスターピースばりにポーズに表情がつけられます。以下、写真続きまーす。
膝も大きく曲げられるので片膝立ちもしっかり決まります。
これまで人差し指が独立して動くものはいくつかありつつも、少なくともスタジオシリーズ系では第2関節まで動くものはありませんでした。今回はこんな綺麗に指差しが決まる!
映画には登場しないキャラクターなので色々想像しながらポーズをつけるのも楽しい。
以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「コンセプトアート メガトロン」でしたー!「コンセプトアート メガトロン」という名前からも分かるように、これまでのスタジオシリーズの中でもだいぶ斜め方向からのキャラチョイスではあります。ただ、思い出してみると実写映画初期の頃はオフスクリーンシリーズが展開されていて、そこでは映画に出てこないキャラが数多く発売されていたので、今回の「コンセプトアートメガトロン」はその流れを汲んだもののような感じがして懐かしい気持ちになりました。玩具としてみても映画に出てこなかったことがとんでもなく勿体無いと感じるほどかっこよく作られていて、可動も過去最高レベルで動かせるし、リーダークラスかつトリプルチェンジャーで過去作で変形していたジェットとタンクの2形態に変形するのもアツいです。この「メガトロン」が登場したことによって、『バンブルビー』の映画の世界も広がったように思うし、発売済みのディセプティコンメンバーと並べて遊べるのがとても楽しいです!日本でも2024年5月に発売されるので予約をしている方は是非楽しみにして欲しいです!オススメ!
メガトロンのトイは余り購入しないのですが、今回のメガトロンはあまりにもカッコ良すぎたので国内版ですが予約しています😊
上腕の赤の差し色がまたカッコイイ🤔