
今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-112 ブローン」をご紹介!
商品名 | SS-112 ブローン |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年11月25日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ブローン」です!「ブローン」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロン(オートボット)のミニボット攻撃員で、日本では「ゴング」の名前でお馴染みです。今回はスタジオシリーズのいわゆる86シリーズとなるので、『トランスフォーマー ザ・ムービー』に登場した姿を再現したものとなります。完全新規のデラックスクラスとなり、海外では「86-22 Brawn」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。『ロストエイジ』の玩具シリーズを彷彿とさせる「みんな〜」的なイラスト。

台紙兼ディスプレイスタンドは『ザ・ムービー』の冒頭でサイバトロンの船にデストロンたちが攻めてくるシーン。このあとみんなは…うっ…
【ロボットモード】

ロボットモード。ずんぐりとした「ゴング」のスタイルを忠実に再現!ミニボットということでサイズは小ぶりですが、各部のディテールはアニメよりも細かく造形されていて密度感もバッチリ。頭部とボディの黄色い部分が塗装になっていることもありリッチさもあります。

外面。ふくらはぎのタイヤがすごくカッコイイ!背中のルーフ部分がもうちょっとかっちり固定できたらよかったかな。


前面&背面。


側面。

バストアップ。アニメのおっさん顔を忠実に再現してくれています。頭部や上半身はほぼ塗装でマスターピースのような感じさえします。

武器は小型の銃が1つ付属。

武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。小型の4WDに変形。フォルムはアニメの雰囲気を再現していますが、ディテールたっぷりでちょっとSF感もあってかっこいいです。ルーフにあるスペアのタイヤが整形色で再現されているのもいいですね。

背面。リアウインドウがワイパーまで造形されているのにウインドウの塗装がないのがちょっと勿体無いかな。変形はなかなか凝った感じでステップ数も多め。特に首の後ろのプレートの再現の仕方や、脚部の変形など見どころも多いです。そんな中でもG1玩具のパーツ配置は継承されている感じなのも面白いです。


前面&背面。


側面。

武器はルーフのタイヤ部分に取り付けておくことができます。
【比較】

レジェンズ版「LG48 ブローン&リパッグ」の「ブローン」と(海外ではタイタンズリターンで発売)。このレジェンズ版もかなり「ゴング」感あって好きだったけど、まさかそれを上回るものがデラックスクラスで出るとは…

ビークルモードでも。

直近のミニボットであるレガシー エヴォリューション版「ビーチコンバー」と。デラックスクラス化を待つミニボットも少なくなってきた感じですが、個人的には「チャージャー」を待っている!
【可動・アクション】

可動も良好。肘が90度以上曲がるし、足首の可動範囲も広くてしっかりポーズをとることができます。首の可動がすごく硬い&後ろのプレートもあって動かしにくいけど、上半身ごと一度倒してから回せばそれほど苦ではありません。以下、写真続きまーす。


初代アニメでは結構活躍する場面も多く、ベテランだけど血の気も多くてすごく人間?くさい感じがいい味を出しているキャラクターですが、『ザ・ムービー』では「スタースクリーム」の一撃であっけなく死んでしまうという…それだけの登場なのにスタジオシリーズで出すなんて!



優しさなのかどうかはわかりませんが、エフェクトパーツをつける場所などは特にないので、『ザ・ムービー』のシーンを再現するにはちょっと工夫が必要です。ちなみにフィギュアスタンド用の穴もありません。

Transformers Fanstreamで紹介されていたG1玩具リスペクトモード。とても立たせにくいのであくまでなんとなく再現できる程度です。

以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-112 ブローン」でしたー!「ゴング」らしいずんぐりした体型をしっかり再現していて、また塗装箇所も多く想像以上にリッチな仕上がりになっています。変形もG1玩具を超絶進化させたような感じで楽しいし、こんな体型だけどめちゃくちゃ動くのもスゴイ。キャラクター的には少しニッチだけど、初代アニメの中では外せないキャラなのでここまで完璧なリメイクはとても嬉しいです。86シリーズであることに残酷さは感じなくもないけども…!
この記事へのコメント
レビューありがとうございます。
記事中にもありましたがレジェンズのゴングも素晴らしかったですが、このゴングも劇中再現ゴングとして家宝レベルの素晴らしさですね!。
もうこんな気合いの入ったゴングは今後20年くらいは出ないのでは…と思わせられました。
マスターピースですっていわれても問題ない完成度のゴングでした。
シャトルメンバー、残るはプロールなのですが、出して欲しい所ですね。(ダメージ版は出たけど)
ディスプレイ台紙、デストロンメンバー立たせても良いですね。(スタスクあるのでゴングを…)
主さんのおっしゃる通り、ロボットモードで背中のガワが
カッチリしない以外はマジで素晴らしい出来ですよね。
変形難易度も簡単すぎず難しすぎず、特に足回りの変形が楽しくて、
気がついたら何度も変形させて遊んでます。
残るミニボットも後4つ(ギアーズ、チャージャー、パワーグライド、ビーチコンバー)なので、
最後まで出して欲しいです。
噂程度ですが、ラチェットと共にプロール&アイアンハイドのような戦死セット(バトルダメージリデッコ)もリリースする予定あるらしい。ハスブロって、結構エグイことしっていますね~
見た目からしてアニメの「怪力ゴング様」を再現しているのは凄い。
あと、G1玩具リスペクトモードを見て、
「当時のスタッフはあんな無機質で足長なデザインのロボ玩具から
(小型だけど)よくあんながっしりした体格キャラにアレンジしたな。」
という気持ちが湧いてきた。
おかっぱ頭のちっちゃいおじさんなゴングさんの決定版と言える完成度ですね。
コストカットの厳しい昨今ですが、ミニボット達は密度がしっかりあって満足度高いです。
DXクラスはミニボットやウーマンタイプの小柄で細身なTF達向けのクラスにして、通常サイズのカーロボ向けに
DX、ヴォイジャーの中間に位置する新しいクラスを設けても良いんじゃないかなと思ったり。
SS-86シリーズの名称が海外準拠なのマジイミフ。
日本でTHE MOVIEは和名だったんだから和名で出せよ。
ミニボットが揃ってきて最高だな
個人的にボイジャーくらいのワーパスが欲しい〜
ここまでアニメの作画再現されると逆に2010ミニボット組にリデコしにくそうだけど大丈夫かな…(それだけ再現に凝るのは贅沢で良いことですけどね)
>>4
コンボイの死体やらゾンビ化したクリフジャンパー(プライム)やらその手のは結構商品化されてるな…