今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド(海外版)」から「アニメイテッドユニバース オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | アニメイテッドユニバース オプティマスプライム(Animated Universe Optimus Prime) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー ユナイテッド |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年12月 |
価格 | $34.99 |
ということで、ジェネレーションズ新シリーズ「レガシー ユナイテッド」からボイジャークラス「アニメイテッドユニバース オプティマスプライム」です!2007年(日本では2010年)に放送されたアニメ『トランスフォーマー アニメイテッド』に登場したオートボットの司令官「オプティマスプライム」のリメイク。ジェネレーションズではもちろん初めてのリメイクで、他のレガシーシリーズ同様ジェネレーションズのフォーマットにアレンジされたものとなります。日本では2024年4月に「TL-63 オプティマスプライム(アニメイテッド)」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。これまでのレガシーシリーズとパッケージのフォーマットは同じですが、ロゴの雰囲気と合わせてデザインも少しリニューアルされています。ただユナイテッドからはキャラクターの情報を見れるQRコードはないようです。パッケージ裏にはトランスフォーマー40周年のロゴが描かれています。
イラスト面。なかなか渋い顔…!
【ロボットモード】
ロボットモード。『アニメイテッド』のカートゥーン的なフォルムを残しつつ、ジェネレーションズラインのデザインに上手に落とし込まれていてとてもかっこいい!顔の感じや、カラーリングもアニメの色味に合わせられていて、想像以上にアニメイテッドの「オプティマスプライム」感が強いです。見た目のマッシブさとは逆に持った感じはすごく軽くて中身の空洞感を強く感じるのですが、だからと言って見た目の安っぽさは感じません。
背面。肉抜きの穴が大きい部分はありつつ、前腕、ふくらはぎ部分はしっかり箱型になっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はマスクオフの形状を再現。顔は口周りのマットな感じや、黒いアウトラインが入っていて『アニメイテッド』の劇中の雰囲気を再現してくれています。
武器はアニメでも使っていた斧「ウルトラアックス」。刃の部分はクリアパーツが使われていてとてもきれい。
グリップ部分は伸縮可能で、片手持ちの斧にすることもできます。
武器は背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。消防車のキャブ部分に変形。ビークルモードの見た目も『アニメイテッド』の見た目をしっかり再現してくれていて、特に前輪部分をカバーで隠すことでアニメで4輪で描かれていたの再現しつつ、リアリティをプラスして説得力を持たせているのがすごい。ディテールもほどよく追加されていてかっこいいです。またフロントガラスは塗装のようにも見えますがちゃんとクリアパーツになっています(スモークが濃くてほぼ中は見えないけど)。
背面。リア部分に配置された足裏のパーツが目立つのが少し気になりますが、それ以外はきれいにまとまっています。変形はいつもの「コンボイ変形」とは異なる感じで新しい。ただ、変形させてみると気づくのですがこれまでのボイジャークラスと比べるとパーツ数がだいぶ少なくなっているように感じます(ピンやネジも少ない)。けれど、例えば変形で膝下を箱型にしてボリュームを持たせたりとか、角度の付け方でボディに厚みを持たせるような感じとか、さまざまな工夫でチープに見せない努力も随所に感じます。
前面&背面。
側面。
ルーフ部分のランプ部分は取り外し可能。
武器はリア部分に取り付けることができます。
外から見えませんがフロントのパネルを開くとパネルの裏側にハンドルや計器が造形されています。また、顔のパーツを挟む形でシートも造形されています。こういう小さなこだわりを見つけられると嬉しい。
【比較】
2008年に発売されたアニメイテッド版ボイジャークラス「オプティマスプライム」(海外版)と。こうして見比べるとスタイルはかなり違っているのが分かります。今こうしてみると、アニメイテッドは本当に特殊なスタイルで、よくもまあこれで玩具シリーズを展開したもんだと思います。あとは同じボイジャークラスでもこの15年でどれだけコストが厳しくなったのかを感じます…
ビークルモードでも。『アニメイテッド』版のタイヤは四輪で再現されています。
キングダム版リーダークラス「オプティマスプライム」と。身長は同じくらい。
ビークルモードでも。
レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「プロール」、そして「オプティマスプライム」と同じくレガシー ユナイテッドシリーズWave1として発売されたデラックスクラス「バンブルビー」と。こうなると「バルクヘッド」と「ラチェット」はやっぱり欲しいなあ(バルクヘッドは「プライムユニバース」でも代用できちゃいそうだけど)。
ビークルモードでも。「バンブルビー」は近日レビューします!
【可動・アクション】
可動はとても優秀。肘は変形の関係で二重関節でかなり深く曲げられるし、膝も大きく曲げられます。足も大きく開いて立てるし、手首も回るようになっています。武器も大きいのでポーズ取りも楽しいです。以下、写真続きまーす。
片膝立ちもしっかり決まります。
『アニメイテッド』の雰囲気を残しつつ、ジェネレーションズらしくアレンジされることでよりマッシブなオプティマスに仕上がっていてとてもカッコイイ。ちなみに今回担当者はタカラトミーの山田康記氏。スタジオシリーズゲーマーエディションの「オプティマスプライム」も手掛けており、どちらもマッシブでアクション性の高いオプティマスを実現してくれています。
斧はグリップを伸ばした状態であれば両手で持つことも可能。
また、斧の刃の逆側のスラスター部分には5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けることも可能。
お尻部分にはフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー ユナイテッド(海外版)」から「アニメイテッドユニバース オプティマスプライム」でしたー!個人的に『アニメイテッド』大好きなのでアニメイテッドユニバースのキャラクターが増えるのをとても楽しみにして、何よりも「オプティマスプライム」の発売を心待ちにしていました!レガシー エヴォリューションで発売された「プロール」と同じく、ジェネレーションズのフォーマットにアレンジされながらも、しっかり『アニメイテッド』の雰囲気を再現してくれているし、とてもよく動いてくれるので遊んでいて楽しいし、マッシブさがめちゃくちゃかっこいいです!一方、触っていただければ実感できると思うのですが、いつも通りであればピン留めになりそうなところがはめ込みになっていたり、よく見ると肉抜きのスペースが結構大きかったりと、レガシー ユナイテッドから一段とコストが厳しくなったんじゃないかな?と感じるのも事実。その中で上手くチープに見えないような工夫が随所に見られ、おかげでコスト削減は感じつつもとても良いものになっていると思うし、管理人自身はとても気に入っています!
レビューありがとうございます
肉抜きは例に漏れず避けられないものの、購入した実物をよく見ると拳の背面側(小指側)に普通ならぽっかり空いてる肉抜き穴が、きちんと別パーツで塞いであって驚きました
どちらかというと上腕や腿の穴を先に塞いでやってくれと思わなくもないですがw、状況が許せば隙をなくしていきたいんだという意志のようなものは感じました