今日は「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-47 メガトロン(アルマダユニバース)」をご紹介!
商品名 | TL-47 メガトロン(アルマダユニバース) |
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シリーズ名 | トランスフォーマー レガシー エヴォリューション |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年10月28日 |
価格 | 7,500円(税抜) |
ということで、レガシー エヴォリューション版リーダークラス「メガトロン(アルマダユニバース)」です!この「メガトロン」は日本で2003年に放送された『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説(海外名:Transformers: Armada)』に登場したデストロン(ディセプティコン)の破壊大帝。これまでジェネレーションズ系ではコンバイナーウォーズ(国内ではレジェンズ)でG1「メガトロン」のリデコで発売されていますが、今回は完全新規での登場となります。海外でも同仕様で「Armada Universe Megatron」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。国内版のパッケージの表面のシールは絵を隠さないようにもうちょっとこだわってほしい…WFCの頃は雰囲気守ってちゃんとしてたのに…
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。完全新規のリメイクは今回が初となるわけですが、大きく伸びる角と肩のアーマー、どっしりとした体型と「アルマダメガトロン」らしさをしっかり再現してくれています。左右非対称の脚部のデザインをはじめ、各部のディテールもちゃんと作り込まれていてカッコイイ。
背面。背中には大きなタンクを背負っています。斜めの角度は以上下に下がらないようになっています、
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もアニメの雰囲気を取り入れつつかっこよく造形されています。角部分は軟質パーツで購入時は取り外されています。素材の関係かちょっと外れやすいかも。
右手と左手で拳の造形がが違っていて、左手は手を少し開いたような形になっています。これは『マイクロン伝説』『マイクロン伝説』版の玩具では左手から隠しナイフが出てくるギミックがあった際の手の形状のオマージュかと思われます。アニメでも左手は鋭く描かれてることがあったけど、それも玩具オマージュなのかな…?
武器は背中から繋がる戦車の砲。砲身部分が根本から可動して前に向けられます。
戦車の砲身部分の先端は取り外すことができ、手を収納すると出てくる5mmジョイントと接続することができます。左右どちらの手にも取り付けられます。
戦車の砲台部分を前に移動しフルバーストモードを再現可能。ただ、マイクロンを取り付けるジョイントはありません。
【ビークルモード】
ビークルモード。戦車に変形。コチラも『マイクロン伝説』版の見た目をしっかり再現してくれています。底面には車輪がついていて転がし走行可能。キャタピラ部分や、前方左側のミサイルポッド?は色分けでしっかり再現されていて、いい意味で玩具っぽさを出してくれています。また、各部に『マイクロン伝説』版玩具のマイクロン捕獲ギミックを思わせる造形はありますが、今回のレガシー エヴォリューション版では残念ながら造形のみでギミックはありません。
背面。変形は旧玩具を持っていないので明確なことは言えないのですが、旧玩具を強くオマージュしたものになっているようです。「オプティマスプライム」と同じくオリジナルから奇をてらわない感じなのが統一感感じるし、各部の動きのサクサク感が気持ちいいです。
前面&背面。
側面。
砲台部分は旋回可能ですが、ロボットモードでの角度を維持するために360度回転はしません。とは言え225度(前方180度+右後方45度)くらいは回るのでほとんど気になりません。また砲部分は上下に動かせます。
【比較】
おもちゃショー2015限定「LG-EX アルマダメガトロン」と。レジェンズ版(海外ではコンバイナーウォーズ)はG1版「メガトロン」のリデコということで、頭部こそクワガタヘッドですが全体のシルエットは結構違っていて、結構力技なリデコでした。
ビークルモードでも。
レガシー レヴォリューション版「アルマダユニバース オプティマスプライム」と。どちらも開発を担当したのはタカラトミーの蓮井章悟氏ということで、スケールや触り心地も統一感があってとても良い!
スーパーモードとも。「オプティマスプライム」のブラックバージョンと「メガトロン」のスーパーモードカラーも出ちゃうのかな…?
ビークルモードでも。
レガシー版「アルマダユニバース スタースクリーム」と。どうやら「スラスト」は出そうな雰囲気だけど、他のメンバーも欲しくなるなあ。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好。腕の付け根の軸の位置が独特だけど、動きには支障なく各部しっかり動いてくれます。股関節、膝はクリック関節で保持力もバッチリ。以下、写真続きまーす。
足首も大きく広げられます。足首を動かすときのちょっとクリックが効いた感じのような感触が気持ちいいです。
『マイクロン伝説』の「メガトロン」は悪者ではあるんだけど、ただの悪者ではなくてとても人間らしくて嫌いになれない存在。「バレル」を可愛がるところや、部下思いなところもあったりで、「スタースクリーム」との関係性の描かれ方もとても面白いと思う。
エフェクトパーツを取り付けて。
「スターセイバー」と。
以上、「トランスフォーマーレガシー エヴォリューション(国内版)」から 「TL-47 メガトロン(アルマダユニバース)」でしたー!『マイクロン伝説』版「メガトロン」としてとても手堅く作られていて、「オプティマスプライム」同様オリジナル版玩具の雰囲気を継承した奇をてらわないリメイクにとても好感が持てます。オリジナルの玩具にあった山盛りのギミックがオミットされている寂しさみたいなのはありますが、その分アニメの再現度や可動はしっかりしているし、あとはなによりこうして両軍のリーダーが20年越しにリメイクされて並べて遊べるのがとても楽しい!「タイダルウェーブ(ショックウェーブ)」も出るようだし、今後も『マイクロン伝説』のキャラが揃って言ってくれたら嬉しいなあ。
当時品のギミックはほとんど無くなってるし、変形は超単純だしで期待値が低かったけど、実際触ってみるとシンプルなのがかえって安心感があって悪くない