今日は「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「オートボット ミラージュ」をご紹介!
商品名 | 105 オートボット ミラージュ(Autobot Mirage) |
---|---|
シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年9月 |
価格 | $24.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ミラージュ」です!「ミラージュ」は『トランスフォーマー/ビースト覚醒』から登場したオートボットの新メンバーで、主人公「ノア」の相棒でもあります。玩具としては完全新規造形で、なんとポルシェのライセンスを取得し劇中通りの「ポルシェ・911」に変形します!2023年12月現在日本での発売予定はありません(通常ラインなのでおそらく発売されるとは思います)。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストはコンセプトアートベースのまま。裏面のCGも実際の玩具とは少し色味が違っています。
パッケージ裏には燦然と輝くポルシェのライセンス商品であることを表すシール!
サイドのイラストもコンセプトアート準拠。
台紙兼ディスプレイスタンドはブルックリンのストリート。
【ロボットモード】
ロボットモード。ようやく劇中のデザイン通りの「ミラージュ」が!劇中のスタイルはかなり細身でしたが、玩具ではちょっと膨らんだシルエットになっています。これはビークルのガワが各部に配置されているせいで、そこを除いて見るとかなり忠実に劇中のデザインを再現してくれているのが分かります。何より顔がちゃんと劇中のデザインになっているのが嬉しい!全体的に色味が暗いのがちょっと残念ですが、それでもちゃんと「ミラージュ」していてかっこいいし、ここ最近のデラックスクラスの中では密度感があってずっしりしています。
背面。背中側にも多くパーツが配置されています。特に背中のリアのウインドウ部分と太ももにあるドアは干渉しやすく、だいぶ可動に制限がかかります。ポイントとしてはリアウインドウはお尻まで畳切らず、浮かせておくことでドア部分が内側に入りやすくなります。
前面&背面。前腕部分はクリアパーツが使われています。
側面。
バストアップ。頭部のデザインもしっかり造形が再現されていて、ちょっと笑顔に見える感じも「ミラージュ」のキャラを表していてとてもいい感じ。胸部や腹部も細かくディテールが再現されています。
武器はブラスター。劇中では左手が変形していましたが、左右どちらの手にも取り付けられます。銃口部分の大きさは独自の径になっているのでエフェクトパーツを取り付けることはできません。また、手から取り外した際に取り付けておける場所はありません(たぶん…)。
【ビークルモード】
ビークルモード。ポルシェの正式ラインセンスを取得した「ポルシェ・911(964型)」に変形。長年ポルシェの正式ライセンスをトランスフォーマーで取得するのは無理だと思われており、「ミラージュ」がポルシェに変形すると最初聞いた時も「玩具化できないのビークルモードとか意味ねー!」と思っていたのですが、なんと映画へのポルシェ側の協力も厚く、なんと玩具にもちゃんとライセンスを出してくれるという驚きの展開となりました!そのおかげもありビークルモードの再現度は文句なし!ボディはフル塗装だし、特徴的な青いラインもちゃんと「PORSCHE」のロゴ入りで再現されています。
背面。リア側も作り込まれていて、ライン状のライトもちゃんと塗装で再現されています。変形は中身ぎっちり型のタイトな変形で慣れるまで少し大変かも。これは推測なのですがポルシェのライセンスを取得する上で分割などの制約があったのではないかと思われ、近年のスタジオシリーズと比較すると少し柔軟性のない変形になっています。また、説明書通りの手順でビークルモードに変形すると腰部分のパーツの移動が固くて大変なので、先に腰部分の変形を済ませておくとやりやすくなると思います。
前面&背面。
側面。
底面。武器は底面に取り付けておくことができます。
ポルシェにちゃんと変形するトランスフォーマー玩具は本当に念願の出来事で、今回の「ミラージュ」だ出たことにより、G1「マイスター」のマスターピース化への道筋が開けたのが個人的にすごく嬉しかったり。
【比較】
ビースト覚醒シリーズの覚醒チェンジ版(左)とデラックスクラス版(右)と。スタジオシリーズ版以外はコンセプトアート準拠&オリジナルビークルの影響もあり、3体とも同じキャラとは思えないほどの差があります。ボディの細さはデラックスクラス版が似てると言えば似てるけど、シルエットのかっこよさは今回のスタジオシリーズ版の方が上かな。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズのオートボット組と。「ミラージュ」と「バンブルビー」は劇中だとあまり身長差はないみたいですが、スタジオシリーズではちょっとバンブルビーが小さいです。残すは「ホイルジャック」のみ!(「ストラトスフィア」はタイタンクラスで出してくれてもいいよ!)
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は可動箇所こそしっかりあるものの(手首も回ります)、下半身はガワが干渉しやすく動かしにくいです。特に背中のリアウインドウと太もものドアはかなり干渉しやすく、そのままだと足を外側に開くことすら難しいので、上で言った通りリアウインドウを浮かせることである程度クリアランスが保てます。以下、写真続きまーす。
新キャラにしてまさかここまでストーリーの中核を担うとはつゆ知らず、一気に人気キャラとなったわけですが、反面玩具がうまく展開できなかったのはもったいなかった。スタジオシリーズも日本ではいまだに予定がなくヤキモキさせられますが、バズワージー版「オプティマスプライム」の件もあるしちゃんと出てくれるはず!
「ノア」とグータッチするシーンをイメージして。『ビースト覚醒』の続編についてはまだなんの情報もないけれど、きっと次もメインキャラとして出てきてくれることに期待!その時はもしかするとポルシェではなくなってるかもしれないけども!
以上、「トランスフォーマー スタジオシリーズ(海外版)」から「オートボット ミラージュ」でしたー!劇中のデザインに忠実な「ミラージュ」で、さらにはビークルモードは念願のポルシェのライセンスを取得したものということでとても楽しみにしていました。ライセンス取得のためなのか若干制約のようなものは感じつつも、ビークルモードが全塗装でリッチだったり、密度感もしっかりあってかっこいいです。パーツの干渉で可動がしにくかったり、ロボットモードの成形色のグレーが濃いなど気になる部分も確かにありはするのですが、「ミラージュ」の玩具としてはとても満足度の高い仕上がりになっていると思います!あとは日本での発売が早く決まってくれれば…!
↓アメリカのAmazonでも時折在庫が復活するので国内版を待ちきれない方はチェックしてみてください!
国内版の発売が中々発表されないのはライセンス問題とかあるのでしょうかね🤔