今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から「ビーチコンバー&パラダイスパラキート」をご紹介!
商品名 | ビーチコンバー&パラダイスパラキート(Beachcomber & Paradise Parakeet) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー エヴォリューション |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年 |
価格 | $24.99 |
ということで、レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「ビーチコンバー」です!「ビーチコンバー」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロン(オートボット)の地質学者。そして「パラダイスパラキート」は「ゴールデンラグーンの秘密」に登場した「インコ」を再現したもの。ミニボットということで、これまでレジェンズクラスで2度リメイクされていますが、今回は完全新規のデラックスクラスでの登場となります。日本では2023年10月に「TL-43 ビーチコンバー&パラダイスパラキート」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。「パラダイスパラキート」も超重要キャラのように羽ばたくイラスト!そして、ただ武器を装備することが「エヴォフュージョン」になってしまった…
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。レガシーになってG1系のリメイクの比率が少なくなってきたこともありますが、その中でもラインの少ないレトロなスタイルでアニメの雰囲気が強く押し出されています。これまでのミニボット系と同等の大きさなので通常のデラックスクラスよりも小ぶりですが、その分ひとつひとつのパーツの密度感があって、最近のジェネレーションズ系ではあまりない触り心地になっています。また、肩と膝脇に配置されているタイヤ部分がなんとゴム(PVC?)製で、それもあってか小さいながらにずっしりとした感じになっています。
背面。肉抜き感もほとんどなし。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も初代アニメの雰囲気をしっかり再現してくれています。胸部〜腹部の造形&色分けもいい感じ。
武器は銃タイプのもの。「ビーチコンバー」は戦いを好まないキャラクターということで、何かしら武器ではない装置なのかも。
背中や肩の5mm穴に取り付けておくことができます。ちなみに背中の穴は5mmではあるのですが、浅いのであまりかっちりとは固定できません。
【パラダイスパラキート】
「パラダイスパラキート」こと「ゴールデンラグーンの秘密」に登場したインコ。造形的にはインコというよりは鳩に見えないこともないですが、この「パラダイスパラキート」もタイヤ同様軟質パーツでできています。「ビーチコンバー」の肩に3mm突起があるのでそこに取り付けます。ちなみに、上で紹介した武器と一緒に紙にくるまってパッケージに入っているのですが、管理人のものは「パラダイスパラキート」の塗装と武器の塗装が癒着してしまってベタベタになってしまっていました…
黒い根本部分は5mmなので手に持たせることもできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。バギーカーに変形。パッと見はシンプルな見た目ですが、よく見ると各部ちゃんとディテールが造形されていたり、タイヤが軟質パーツなので転がし走行時の感覚がすごく新鮮。ただ、若干太めな印象で、バギーカーとしての軽量感が少し薄いかも。バンパー部分は脱着可能で取り外すことでよりG1の見た目に寄せることもできます。
背面。変形はパワーオブザプライム版と似た変形でさくっと変形できます。
前面&背面。
側面。
武器は運転席を覆うロールバー部分に取り付けることができます。
「パラダイスパキート」は後輪横の5mm穴部分に取り付けておくことができます。
運転席のハンドルなども造形でしっかり再現されています。
【比較】
パワーオブザプライム版レジェンズクラス「ビーチコンバー」と。拡大版といっていいほど作りは似ていて、POTP版のできの良さを再確認できます。もちろん今回のレガシー レボリューション版は可動面などパワーアップしてよりよくなってるけどね。
ビークルモードでも。G1玩具の角ばった感じなんかは今回のレガシー エボリューション版が近いのかも知れないけど、バギーカーらしさで言えばPOTP版のほうがそれっぽい感じもする。
続々とデラックスクラスで補完されていくミニボットたち。スタジオシリーズで「ゴング(ブローン)」が出るし、ミニボットは他にもまだいるから今後の展開が楽しみ。
【可動・アクション】
可動は良好。リメイクとしてはオーソドックスな作りですが、その分可動に力が入れられているように思います。腰はもちろん回るし、手首も回ります。また、肘が90度以上曲げられたり足首の可動も横に広く広がってくれたり動きのあるポーズが付けやすい。以下、写真続きまーす。
片膝立ちも可能。意外と「パラダイスパキート」がいい味出してくれます。
ロボットモードの末広がりな脚部なんかはG1のレトロな印象がすごく強く押し出されてます。個人的にはもう少しアレンジというか、ディテールを増やすとかでジェネレーションズらしさみたいなところがあっても良かったようにも思う。
今回フィギュアスタンド用の穴はなし(穴はありますが3mm径でははい)。なくてもそこまで困るものではないんだけど、シリーズ内で仕様がバラバラなのは気になっちゃう…
以上、トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から「ビーチコンバー&パラダイスパラキート」でしたー!ロボットモードのG1のイメージ再現度は素晴らしく、小ぶりな分しっかりとした作りで、タイヤが軟質パーツになっていたり可動も作り込まれています。ビークルモードがバギーカーとして見ると少し太った印象なのと、他のG1系のキャラと比べたときのディテールのあっさりさ(見えない部分の造形がないとこも)がちょっと気になる部分ではありますが、まとまりがよく、触っていて気持ちがいいです。「パラダイスパキート」は商品名に入れるほどのものではないのですが、個人的にはネタっぽくて面白かったです(ただ他の塗装を侵食する可能性があるので扱いには注意)。
数年単位で同一フォーマットのキャラを揃えていくシリーズになのに経年劣化しそうなゴムタイヤはやめて欲しかったかなぁ…
とはいえ今までクリフ型やハッファー型が何体も出てたり逆にアダムスが限定品になったり、リデコ先のないミニボットが不遇気味だったのでこうして一般の新規型でリメイクしてくれたのは嬉しいです。
でもやっぱパラキートは要らない…