今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から「アルマダユニバース オプティマスプライム」をご紹介!「その1」は「オプティマスプライム編」!
商品名 | アルマダユニバース オプティマスプライム(Armada Universe Optimus Prime) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー エヴォリューション |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年 |
価格 | $89.99 |
というわけで、レガシー エヴォリューションからコマンダークラス「アルマダユニバース オプティマスプライム」です!この「アルマダユニバース オプティマスプライム」は2003年に放送されたアニメ『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説(Transforemrs: Armada)』に登場したサイバトロンの総司令官「コンボイ(オプティマスプライム)」を再現したもの。アニメ放送から20年の時を経て念願のリメイクとなり、コマンダークラスの大ボリュームでトレーラーと合体した「スーパーモード」も再現できます。「アルマダコンボイ」としては初のリメイクとなり、日本では2023年11月に「TL-48 オプティマスプライム (アルマダユニバース)」として発売されます。今回は写真が多くなってしまったので、「オプティマスプライム編」と「スーパーモード編」に分けてレビューしていきたいと思います!それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。箱の大きさは昨年のコマンダークラス「モーターマスター」と同じ。「スーパーモード」の姿が描かれています。合体することはエヴォフュージョンじゃないのね。
サイドには「オプティマスプライム」が変形するイラストが描かれています。逆側はいつもと同じレガシー レボリューションのイメージイラスト。
【ロボットモード】
まずは「オプティマスプライム」の本体のロボットモードから。大きさはボイジャークラス相当ですが、かなりみっちりとした作りでこれだけでもかなりの満足感があります。見た目はアニメ『マイクロン伝説』マッシブなデザインやオリジナル玩具の雰囲気もかなり継承しつつ、スタイルは今風なバランスにかっこよく落とし込まれています。ちなみに今回の開発を担当したのはタカラトミーの蓮井章悟氏なのですが、この「アルマダユニバース オプティマスプライム」がHasbro Pulse Fanstreamでお披露目された際のビデオメッセージで「フロントキャブ部分が変形したロボットモードが魅力的なものになるように一番気を配った」と話しており、まさにその言葉通りめちゃくちゃかっこいい仕上がりになっていると思います。
背面。後ろ側も肉抜き感などなく、どっしりとした感じになっています。足裏に見える金色の手も「スーパーモード」になることがわかってワクワクします。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もアニメのデザインをしっかり再現しつつ、マスク周りがシャープな感じになっていてよりかっこよくなっています。個人的には顎部分の切れ目が四角のバージョンも好きだなあ。
胸部を開くと中には「マトリクス」が収納されています。マトリクスは5mmジョイントで接続されていて取り外し可能。ただこのモードでは手の開閉はないので持たせたりすることはできません。
武器は銃タイプのものが1つ。『マイクロン伝説』では「コンボイガン」という名前がついていました。
背中のオートボットマークを取り外すと5mm穴ができるので、そこに武器を取り付けておくことができます。取り外したマークは肩につけるよう説明書では指示されています。
腕の「ダブルカットアウト」。先端が3mmなのでエフェクトパーツを取り付けられます。
銃に「ダブルカットアウト」を組み合わせて、旧玩具のギミックを再現することも可能。
【ビークルモード】
ビークルモード。トレーラートラックのキャブ部分に変形。こちらも『マイクロン伝説』での見た目にしっかり合わせられています。車体がすごく低い感じが巨大さと力強さを感じてカッコイイ。特徴でもあるモンスタートラックのような太いタイヤもいいですね。若干サイドのウインドウ下部分にスペースができてしまっているのが少し寂しいですが、それ以外は時に気になる箇所もなくどっしりとした塊感がとてもいい感じです。
背面。箱型にまとまったリア部分もディテール多めでかっこいいです。変形は『マイクロン伝説』版の「コンボイ」とだいぶ似た感じで、そちらを遊んだことがある人はもしかすると説明書なしでも変形できてしまうかもしれません。もちろん細部の変形などプラスされていてステップ数はアップしていますが、奇をてらわないオリジナルの良さを大事にした現代版リメイクといった感じになっています。
前面&背面。
側面。
武器はリア部分に取り付け可能、コンテナと合体した姿は「その2」で紹介します。
【比較】
2003年に発売された「MC-01 コンボイ スーパーモード」の「コンボイ」と。基本的なパーツ配置はほぼ同じですが、可動は圧倒的に今回のレガシー エヴォリューション版が上回っています。よりアクションフィギュアらしさを高めた「STDコンボイ」も存在しますが(残念ながら非所持)、それよりスタイルも良くなっています。ちなみにワンダーフェスティバル2019[冬]で展示されていた「Aコンボイ」と今回のレガシー エヴォリューション版は全く別物。これが出たことによって「Aコンボイ」はおそらくお蔵入りになったんではないかと予想しますが、あれはあれでアレンジが効いた感じでかっこよかったから触ってみたかった!
ビークルモードでも。今回のウインドウがクリアなのも旧玩具のオマージュになっている感じでいいですね。
レガシー エヴォリューション版デラックスクラス「ホットショット」と。アニメではここまでのサイズ差はなかったですが、悪くないサイズ感だと思います。
ビークルモードでも。
レガシー版「アルマダユニバース スタースクリーム」と。「メガトロン」は国内版待ち!他の『マイクロン伝説』キャラの続報はないけど、個人的には「ラチェット」がほしいなあ。
ビークルモードでも。
キングダム版リーダークラス「オプティマスプライム」と。サイズ感は結構似た感じ。この調子で他のユニバースの「オプティマスプライム」をもっと並べられるようになったら楽しそう(「ギャラクシーコンボイ」も完全新規でのリメイクしてほしい…!)。
ビークルモードでも。トレーラーをつけた姿での比較は「その2」で。
2021年のコマンダークラスであるキングダム版「ロディマスプライム」と。今回の「アルマダユニバース オプティマスプライム」は合体モードがあるのでコンテナ側も変形することもあってか「ロディマスプライム」の方が作りはリッチに感じます。ただ、コスト状況の変化も多分にあるようで、書籍『トランスフォーマージェネレーション2023』に掲載されている蓮井氏のインタビューでは「モーターマスターと同等の重量やパーツ数が確保できなかった」と話しているので、今だったらこの「ロディマスプライム」は同じ値段では出せないんじゃないかなあ?世知辛い!
ビークルモードでも。こちらもトレーラーをつけた状態は「その2」で紹介します。
【可動・アクション】
可動は腰は合体形態になる影響で流石に回りませんが、それ以外はかなりしっかり動いてくれます。腰回りのパネルも広がるので足も大きく開けるし、足首もちゃんと動くので接地もバッチリ。肘も二重関節だし手首も回ります(カバーがあってちょっと回しにくいけど)。以下、写真続きまーす。
上で紹介した蓮井氏の宣言通り本体だけでもかなりの満足感で、ここからさらに「スーパーモード」への合体ギミックがあると考えるととんでもないプレイバリュー。肩の位置が若干高いですがこれはこれでかっこいいし、可動域も広く保てます。また、足の付根部分と膝は合体時に腕になることもありクリック関節になっています。
遊んでると股間のジョイントが外れてきがち。今度調整しておこう。あと、さすがに両手を組んだ「ビッグパンチ」のポーズは無理でした…
腰を突き出したようなポーズがよく似合うようにできています。腰のパネルの広がりもシルエットが大きく見えるのでカッコイイ。
股間部分の後ろ側に3mm穴があるのでフィギュアスタンドに接続可能。それとちょっと写真ではわかりにくいですが腹部は1クリック分上半身を前に倒すことができます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から「アルマダユニバース オプティマスプライム」の「その1 オプティマスプライム編」でしたー!「スーパーモード」については「その2」でじっくり見ていきますのでお楽しみに!
格好良い…
当時品も格好良いけど、20年の時の流れはここまで玩具を進化させるのかと感じさせる出来ですね。
マトリクスが外れるなら最終回のカラーリング版も発売して欲しいと今から思ってしまいます。
スーパーモードのレビューも楽しみにしています!