今日はMPGから「MPG-05 トレインボットセイザン」をご紹介!
商品名 | MPG-05 トレインボットセイザン |
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シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年9月30日 |
価格 | 20,000円(税抜) |
というわけで、MPG版「セイザン」です!「セイザン」は『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』に登場した「トレインボット」の山岳戦闘員で、MPGトレインボットの5体目。「セイザン」としてはG1玩具以降初のリメイクとなり、「L特急485系特急電車」に変形し、「ライデン」モードでは右腕を担当します。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
箱の中はこんな感じ。
キャラクターカード。イラストは吉岡英嗣氏によるもの。
【ロボットモード】
ロボットモード。触った感じの印象は「スイケン」と同じような感じで、スタイル、可動、変形もほとんど同じになっています。ただ、表面に見える部分のほとんどが新規造形で共通パーツはごく一部となっています。キャラクターとしても色も地味目ではありますが、しっかり作り込まれた感じはさすがマスターピースラインといった感じです。
背面。背中も「スイケン」同様、電車の先端部分が変形したものを背負っています。若干足の裏の作りが「スイケン」とは違っていて、そのせいか後ろに持っていかれがちで若干立たせにくい。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はどことなく「コンボイ」っぽさを感じさせるデザイン。ちなみに「セイザン」はトレインボットの中で唯一のマスク顔です。
上半身。胸部の作りなどもほぼ「スイケン」と同じですが、ディテールはしっかりユニークなものになっています。
手は開閉可能。「手」と肩関節は「スイケン」と同じものが使われているようです。
上半身背面。電車の前部を変形したバックパックを背負っています。
バックパックを外すとこんな感じでスッキリ。ちなみにバックパックは「スイケン」と比べると外れやすくなっています(個体差かもしれませんが…)。結構接続もしにくいので遊んでるとき結構なストレスになります…
下半身。膝下の内側のグレーの部分は「スイケン」と同じパーツになっています。
下半身背面。立たせにくさは踵の短さからきているので、もうちょっと長かったらよかった!
【武器・付属品】
ひとつ目の武器は「ブレインレーザー」。
もうひとつは背中のバックパックに取り付けてある「キャノン」。「スイケン」とは逆側についています(実際は砲身部分をもう少し黒い部分に押し込めます…すみません)。
付け替えて前方に砲を向けたり、腕に取り付けることもできます。
「ライデン」用の武器も付属。ひとつ目は「ライデンキャノン」が2丁。「ライデン」時には腰部分に取り付けることなになるようです。
もうひとつは「ライデン用光剣」。「ライデン」用ということでかなり大きな剣で、クリアパーツでできています。「セイザン」の手に持たせられるよう突起があるののでしっかり保持できます。
スタンドのアームを取り付けられる「ジョイントパーツ」。主にビークルモード用ですが、ロボットモードでも取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「L特急485系特急電車」に変形。あまり電車には詳しくありませんが、特急電車といえば「これ!」という印象があってとても懐かしい気分になります。これまでのトレインボットたち同様、実物の電車の写真と見比べても再現度がとても高く、また電車モードで表に見える部分は台車の部分含め完全新規造形になっています。
背面。窓部分もしっかりクリアパーツで作られています。
変形パターンはほぼ「スイケン」と同じ。車両を分割するので難易度はトレインボットたちの中では比較的低めではありますが、薄いパーツやヒンジが多用されているので相変わらず変形時には気を使います。
前面&背面。
側面。
底面。ブレインレーザーは折りたたんで底面に取り付けておくことができます。
キャノンとライデンキャノンは前部の中に収納できます。
前後にMPGトレインボット共通の連結器があり、他のトレインボットたちと接続することができます。
フロント部分のヘッドマーク交換用の厚紙が付属しています。交換方法は簡単で、フロント部分の裏側を開けると厚紙をはめ込められるようになっています。
変えてみるとこんな感じ。左がサイバトロンマークで、右が無地。
【レール】
レール。「ゲツエイ」、「スイケン」と同じく幅の狭いもの。
「セイザン」を乗せるとこんな感じ。
連結したレールの裏側にライデン用光剣を取り付けておくことができます。
付属のジョイントパーツをとりつけることで、レールと接続した別売りのスタンドのアームと接続することができます。
【ライデン合体モード】
ライデン合体モード。「セイザン」は右腕に変形。ビークルモードの後ろ半分を変形させたもの。変形方法はこちらも「スイケン」と同じです。
背面。
ということで合体!ほぼこれでかなり「ライデン」の全貌が見えてきたような感じで、残るは上半身と下半身を接続する「カエン」を待つのみ!
手は開閉可能で、すべての指が独立して動きます。また人差し指〜小指は第二関節が動かせます。
ライデン用光剣を持たせて。手のひらにジョイントで接続できるのでしっかり保持できます。
ビークルモードの前半分を変形させて「レッグビームモード」に。
右足担当の「ゲツエイ」に接続します。
【比較】
同じ腕部に変形する「MPG-04 トレインボットスイケン」と。これまで何度も「同じ」と書いてきましたが、最初の方でも言った通り外観で同じ部分はほぼなく、しっかり作り分けされています。このあたりは日本独自のマスターピースだからこそのこだわりを感じるところで、それぞれのメンバーの価値を高めてくれていると思います。
ビークルモードでも。長さは「セイザン」のほうが少し長めで、これもちゃんと実際のスケールに合わせて作られているようです。
接続してみるとこんな感じ。
【可動・アクション】
可動も基本的に「スイケン」と変わらずですが、少し後ろに倒れやすいのと、あわせてバックパックのはずれやすさがあってポーズ付けはちょっと大変かも。以下、写真続きまーす。
トレインボットの中では唯一アニメで一言も喋らないのでキャラクターで声優も存在しません…そんな存在も見た目も地味めなキャラでも「ライデン」になるためには重要なキャラなのでこうしてしっかり作られるのは嬉しい。これはほかのトレインボットのメンバーにも言えることだけど、日本の電車がモチーフなだけあって、他のG1のトランスフォーマーにない色味の雰囲気がカッコイイです。
ライデン用光剣は両手で構えることができます。
お尻のフィギュアスタンド用の穴を使って。付属のジョイントパーツがなくても接続できます。
ビークルモードでも。むかーし子供の頃旅行でこの電車に乗って青函トンネルを通った記憶が…
以上、MPGから「MPG-05 トレインボットセイザン」でしたー!ここまで何度も言ってきた通り、基本的な作りは「スイケン」と同じで、触った感じの新鮮さはそれほどなく、また「スイケン」よりも背中のバックパックが外れやすかったり(さらにつけにくい)、立たせにくかったりもします。けど、アニメではセリフが一言もなく、さらには『ザ☆ヘッドマスターズ』のオープニングのラストの集合でトレインボットで唯一ハブられていた「セイザン」がこうしてマスターピース化されるのは感慨深いし、電車モードが相変わらずの完成度で素晴らしい。あとはようやくこれで「ライデン」の上半身が完成したのも嬉しい!上半身だけでもなかなかの迫力で想像よりかっちり合体できているので、残す最後のメンバー「カエン」が発売されるのが待ち遠しいです!
只のリカラー&パーシャルではなく、細かいところがスイケンと違っていて素晴らしい!
スイケンは爪先だけ可動でしたが、セイザンは足首が可動するのでポージングの幅が広がった感じがしますね。
反面、バックパックの接続が甘め(彼方此方で目にするのでおそらく仕様)なのでポロリが多くてストレスが溜まりやすいのが…
総合的に見て素晴らしいモノだと思いますので、最後のMPG-06カエンも楽しみです!