今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-96 ホットロッド」をご紹介!
商品名 | SS-96 ホットロッド |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年2月25日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版「ホットロッド」です!この「ホットロッド」は実写映画第5作目『トランスフォーマー/最後の騎士王』に登場したオートボット。映画公開時にもデラックスクラスとして発売されており、今回スタジオシリーズで初リメイクとなります。海外では2022年に「93 Autobot Hot Rod」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。パッケージ裏のランボルギーニの正式ライセンスマークがいいですね。
台紙兼ディスプレイスタンドはロンドンでのカーチェイスのシーン。
【ロボットモード】
ロボットモード。劇中のスタイルやデザインをこのサイズでしっかり表現しているのがスゴイ。四肢がほっそりとしていてガワ感もほとんど感じず、ここからビークルモードに変形するとは思えないほど。ディテールも細かく表現されていていてサイズが小さいながら見応えがあります。
背面。劇中のデザイン同様、背中にはウインドウ部分が配置されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の造形もとても細かく、塗り分けもしっかりしてくれているおかげでかなり再現度高く感じます。胸部もダミーではなくビークルモードのパーツをちゃんと使用しているのもいい感じ。
武器は劇中で使用した時間を遅くする銃。見た目もしっかり再現しています。
武器は膝下部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「ランボルギーニ・チェンテナリオ」に変形。特徴的な薄いく流れるようなボディをしっかり再現しています。オレンジのラインがアクセントになっていてカッコイイ。写真だと少し分割線が目立つように感じますが、実物はサイズが小さいのでそこまで気にならないと思います。ちなみに「チェンテナリオ」は世界に40台しか存在せず、日本には3台しかないそうです。アヴェンタドールは実物見たことあるけど、流石にチェンテナリオは見たことない!
背面。特徴的なリアの形状も忠実に作られています。変形は大きなパーツの配置自体はシンプルではありますが、各部小さなパーツの変形が仕込まれていて、サイズに反して細かな変形をします。また、ロボットモードではほとんどビークルのガワは感じないのに、あれよあれよとランボルギーニが出来上がっていくのが驚き。これまでのスタジオシリーズのデラックスクラスとは一線を画す変形になっていると感じます。
前面&背面。リアのウイングは最初ジョイントがきつく全くはまらなかったので少し削って調整しています。
側面。
武器はリアのサイドに取り付けることができます。
【比較】
2017年『トランスフォーマー/最後の騎士王』の公開時に発売されたデラックスクラス「ホットロッド」と。「最後の騎士王」版は「ロストエイジ」版の「ロックダウン」のパーシャルとなりますが、当時は評判が良くなかった「ロックダウン」からかっこよくアレンジされてすごく満足していたけど、こうして今回のスタジオシリーズと見比べてみると結構違ってたんだな…
ビークルモードでも。今回のスタジオシリーズではランボルギーニのエンブレムは金色で塗りつぶされています。
スタジオシリーズ版「WWII ホットロッド」と。「WWII ホットロッド」は「WWII バンブルビー」のリデコなのでそこまで映画の中の雰囲気とはちょっと違っています。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は良好。足首も少しですが横に角度をつけられるし、腰と手首も回ります。以下、写真続きまーす。
劇中でヴィヴィアンをケイドたちの元へ連れてきた際にひざまずいて説得しようとするポーズも再現できます。個人的に『最後の騎士王』の中でも好きなシーン。
時間を遅くするというめちゃくちゃすごい効果をしれっと披露するのも面白い。ちなみに「ホットロッド」は第二次世界大戦の時から「バンブルビー」と一緒に戦っていたわけだけど、改めて考えるとメチャクチャな設定だったなあ…
意外とまだ『最後の騎士王』のキャラでスタジオシリーズ化されてないのが多いから、これからのスタジオシリーズも楽しみ!エドモンドの家にいた戦車のやつとかも出て欲しいなあ。
『最後の騎士王』の続きがあれば、G1みたいに出世するようなお話もあったかもしれない…
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-96 ホットロッド」でしたー!ロボットモード、ビークルモードの再現度の高さはさすがスタジオシリーズと言った感じ。また、スタジオシリーズのデラックスクラスは大きさやコストの関係で少し物足りない感じがするものが多いのですが、この「ホットロッド」は明らかにコストは抑えられつつも、その中で再現度、変形、可動を実現しているのが素晴らしいです。なんというか、これまでのスタジオシリーズのデラックスクラスからフェーズが上がったというか、このサイズとコスト感でこんなことができてしまうのか!と驚くばかりです。もちろん全てがこの「ホットロッド」のようにできるとは思わないし、「ホットロッド」だったからこそな部分も多いと思いますが、今後のスタジオシリーズのデラックスクラスの可能性を感じさせてくれる玩具だと思います。オススメ!
それでもTLK版のビークルモードの質感は超えられんなぁ