
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「ア ヒーロー イズ ボーン」をご紹介!その1は「アルファトライオン」編!
商品名 | ア ヒーロー イズ ボーン(A Hero is Born) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー |
クラス | ボイジャークラス+デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年10月 |
価格 | $66.99(Hasbro Pulse限定) |
ということで、レガシー版「ア ヒーロー イズ ボーン」からボイジャークラス「アルファトライオン」です!「ア ヒーロー イズ ボーン」は「アルファトライオン」と「オライオンパックス」、そして「ベクターシグマ」がセットになったもので、「Hasbro Pulse Con 2022」の開催を記念して発売されたものとなります。「アルファトライオン」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボット(サイバトロン)の長老的な存在で、日本では「アルファートリン」の名前でお馴染みです。ジェネレーションズ系ではBotCon限定品やタイタンズリターン版でリメイクされていますが、今回はスタジオシリーズ版ボイジャークラス「スカージ(とスウィープス)」のパーシャルとなっています。2022年10月現在日本での発売予定はありません。ということで、今回は「ア ヒーロー イズ ボーン」を「アルファトライオン編」と「オライオンパックス編」の2回に分けてレビューしていきたいと思います。それではいってみましょー!
「その2 オライオンパックス編」は以下からどうぞ!
【パッケージ】


パッケージ。イラストはおそらく「メガトロン」によって傷つけられた「オライオンパックス」を「アルファトライオン」が修理して「オプティマスプライム」として蘇えらせる際のシーンかと思われます。箱が結構大きくてびっくり。

厚みも結構ある感じ。

箱の中はこんな感じ。オライオンの足元の塊には「ベクターシグマ」が入っています。
【ロボットモード】

ロボットモード。「スカージ」のパーシャルではありますがリデコ箇所も意外と多く、かなりアニメの「アルファートリン」の印象に近づけられています。、新規造形のマント部分合わせて、背後の背負いものを上手くマントに見せるアイディアがとても素晴らしい。落ち着いたカラーリングもいい感じです。

背面。かつて書籍『トランスフォーマージェネレーション2014 Vol.1』で誌上通販玩具のキャラを決める投票があり、その中で変形ヘンケイ版の「スカージ」のリカラーで試作が作られていたことがあり(残念ながら投票では選ばれませんでしたが)、今回そのアイディアがようやく実現したことになったのも感慨深い。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部もアニメの特徴的な形状をしっかり再現。胸部〜上腕も新規造形になっていて、襟が高く立った見た目が再現されています。

武器。「スカージ」と同じものが付属。

武器は背中のガワ部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。宇宙船に変形。アニメの中で「アルファートリン」が変形するシーンはない(そもそも変形できない)のであくまで玩具オリジナルの形態ではありますが、シンプルなラインと色味でとても似合っているように思います。また、ビークルモードも「スカージ」からリデコされてちゃんと専用にカスタマイズされています。

背面。変形については「スカージ」と同じ。もともとスタジオシリーズということもあって、ロボットモードのアニメ再現度優先になっていて、変形の思想が通常のレガシーとはちょっと違った感じなので、レガシーシリーズとしてみるとちょっと違和感を感じます。ただ、ここ最近はジェネレーションズ形と86シリーズの垣根はほぼないも同然なので気にしても仕方ないのかも。


前面&背面。


側面。

武器はサイドの5mm穴に取り付け可能。

また、スカージ同様ビークルモードはで頭を出すことができます。このモードはちゃんと説明書にも書かれた正式なもの。

ビークルモードの底にフィギュアスタンド用の穴があります。
【ベクターシグマ】

「ベクターシグマ」。意外と複雑な模様をしていることに驚き。専用のクリアのスタンドが付属します。

「ベクターシグマの鍵」を「ベクターシグマ」の上部の穴に差し込む事が可能。結構きつく歳こまれるので、奥まで入れきってしまうととても出しにくいです。

「ベクターシグマの鍵」だけではこんな感じ。

「アルファトライオン」の手にピッタリ持たせることができます。ちなみに手は両方開いた状態の造形されていますが、「スカージ」と「スウィープス」の手をそのまま持ってきているのではなく、ちゃんと造形し直されています。

サイズはこんな感じ。
【比較】

パーシャルであるスタジオシリーズ版ボイジャークラス「スカージ」と。ロボットモードでは頭部、胸部、手のひら、太もも、肩マント部分の造形が変更されています。

ビークルモード。ビークルモードでは主に赤い部分の形状は異なっていて、しかもちゃんとウインドウ部分は塗装されています。

2016年に発売されたタイタンズリターン版「アルファトライオン」と。タイタンズリターン版はかなりアレンジが効いた強そうなデザインで、G1のイメージとはだいぶ違ったものになっています。

ビークルモードでも。ちなみにこの他に「獅子モード」にも変形しますが、今回は割愛…
【可動・アクション】

可動は「スカージ」と同じ。可動箇所自体は多いですが、若干足回りの可動域は狭め。ただ、「アルファトライオン」自体がアクティブに動きまくるようなキャラでもないので特に問題は感じません。以下写真続きまーす。


あまり武器を持って戦うというイメージはないけど、サイバーとロン星がクインテッサ星人に支配されていた時期は反乱軍のリーダーだったから実は結構戦えるのかもしれない…


股間の下にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。ビークルモードでも共通に使えるようにか、位置は少し前側についています。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「ア ヒーロー イズ ボーン」の「アルファトライオン」でしたー!「アルファトライオン」単品の感想としては、もとの「スカージ」からのリデコ箇所も多く、ここまでG1の姿をしっかり再現した玩具はなかったので、この姿であの「アルファートリン」が入手できたのはとても嬉しい!「ベクターシグマ」も付いてきてWFC以降のジェネレーションズ世界の中でどんどんG1の世界観が広がっていく感じがしますね。
もうひとつの「オライオンパックス」はコチラからどうぞ!
この記事へのコメント
スルー予定でしたがレビューが良くて購入意欲が湧いてきます
劇中に似せたアルファトライオンが公式から発売されるのが熱い
リデコ頭部だけかと思ったら細々したところまで変える気合の入れようはすごい
こういうすごい商品前から結構出てるのに日本のファンに一切触れさせようとしないのがほんとうに悲しすぎる
頭だけかと思ったら、結構新規造形多いんですね!これは嬉しい。
箱の中で固定された二人が互いに別方見てて、知らない人と相席になったときの気まずさみたいなものを感じる(笑)
ベクターシグマが、くす玉にしか見えなくて笑っちゃいました。
球体というのは時おり映画でも見かけるアメリカ人の考える高性能人工知能なんでしょうね。
レビューありがとうございました。
ここ最近、シャッタードグラス以外のリデコ・リカラー系はほぼ見送っていますが、これは絵面的に良いですね~。
ウチのアルファートリンは、TR版とLGウルトラマグナスの中の人だけかな。
一時期、スカージのリデコでデフコンが出るなんて噂もありましたが、こうして見るとアルファートリンで正解かもしれませんね。
このセットが出たなら、ストーリーに関連するエアーボットの新作にも期待したくなります!