今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボット トラックス」をご紹介!
商品名 | WFC-K26 オートボット トラックス(Autobot Tracks) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年6月 |
価格 | $22.99 |
ということで、キングダム版デラックスクラス「トラックス」です!「トラックス」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボット(サイバトロン)の戦士。サイバトロン戦士の中では珍しく飛行能力を持っていて、登場回での活躍も印象的なものが多いキャラです。これまでジェネレーションズ系では「Reveal the Shield」(日本ではユナイテッド)シリーズで発売されており、2度目のリメイクとなります。日本でも2021年11月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。イラストの顔はアゴがシャープで玩具とはちょっと印象が違います。
【ロボットモード】
ロボットモード。G1の姿にかなり忠実につく作られていて、まさに「トラックス」と言った風貌。スタイルも悪くなくかっこいいのですが、作りとしては「おや?」と思う箇所がいくつか。特に足回りがかっちりせず、外側の青いパーツが動きまくったり、股関節が緩かったり(これは個体差かもですが)、他のウォーフォーサイバトロンのカーロボット系と比べると詰め切られていないような印象を受けます。あと、右足のスネ部分に製造番号がプリントされているのが悲しい(しかもグレー部分は塗装なので簡単には落とせず…)。ただ、日本版ではこの番号のプリントはないはずなので、日本版も買おうかな…
背面。マスターピース版「トラックス」のパーツ配置が継承されている部分が多く、特に足の作りはかなり似ています。背中も結構大きなパーツがガワとして配置されていますが、これもマスターピースと似ています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はアニメの雰囲気をよく再現していて、なかなかカッコイイ。赤いマスクは相変わらずインパクト抜群。胸部の黄色に赤のオートボットマークもトラックスらしいさが出ていていい感じ。胸部分はダミーでビークルのルーフ部分が再現されています。
武器。手持ちの銃(ブラックビームガン)。アニメでの形状を忠実に再現してくれています。
もうひとつは背中部分に取り付けるミサイルランチャー。5mm穴なのでもちろん手にも持てます。
【ビークルモード】
ビークルモード。スーパーカーに変形。G1では「シボレー コルベット・スティングレイC3」に変形していましたが、今回のものはどことなくコルベット・スティングレイに似た流線型が特徴的な玩具オリジナルのビークルになっています。ボンネットのファイヤーパターンはシンプルに赤一色で再現。ルーフ〜ウインドウ部分はまるっとクリアパーツに塗装で再現されています。
背面。後ろから見てもコルベット・スティングレイっぽさが結構強い。変形はところどころマスターピース版の変形パターンを彷彿とさせる部分がありつつ、胴体の変形などは結構大胆で面白い。ただ、ルーフ〜ウインドウあたりがまるっとクリアパーツでできているのですが、結構力をかけないといけない箇所があって気を使います…また、足回りはジョイントが浅く固定できない部分があったり(ロボットモード、ビークルモード両方で)、ストレスが溜まる箇所も…
前面&背面。フロント部分の向かって左のサイドに隙間があるのが分かるかと思いますが、ここがジョイントが浅すぎて固定できない部分で、一瞬接続できるのですが、すぐの隙間が空いてしまいます…もうちょっとジョイントが長ければ…ちなみに右側も奇跡的に留まっていますが、こっちもよく外れます。
背面。
武器は重ねて後部に取り付け可能。
翼を展開して「フライトモード」。ちゃんと後部の翼があったり、しっかりG1のイメージを再現してくれています。腕部分は固定はできず。
背面。後部と、後輪の下に5mm穴があるのでエフェクトパーツを取り付けることができます。
【比較】
2011年に発売されたユナイテッド版「UN-13 トラックス」と(海外では「Reveal the Shield」シリーズで「ターボトラックス」という名前でした)。ユナイテッド版は「ホイルジャック」とのパーシャルで、一見共通箇所がないような2人をちょっとした変形の違いでうまく再現している良作です。
ビークルモード。この頃の国内版は光沢のあるキャンディ塗装が主流でしたね。
フライトモードでも。
マスターピース版「 MP-25 トラックス」と。パーツ配置など結構似ていて、変形も脚部の変形や背中の変形など結構継承されているように思います。
ビークルモード。今回のキングダム版がコルベット・スティングレイに似せられているのが分かりますね。
フライトモードでも。キングダム版のウイングに赤い塗装がないのがちょっと寂しい。
【可動・アクション】
可動は基本的に他のウォーフォーサイバトロン系と同じように動いてくれます。パンツ部分の青いプレートは可動するので、脚を大きく前に上げることができます。足首はマスターピース版と同じで横に軸があってボールジョイントで接続されています。ただ、足回りはすぐにバラけてしまうのでなかなかポーズが決めにくい…また、個体差だと思いますが、腰や股関節も緩かったので結構調整しました。以下、写真続きまーす。
ロボットモードのデザインはすごくかっこいいけど、色々惜しいのがもったいない…膝の番号のプリントもここまでひどい位置にあるのはなかなかないんじゃないかな…
足首はボールジョイントなのでよく動いてくれます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。ちなみにフライトモードで取り付ける穴を期待していたけれど、それはありませんでした…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボット トラックス」でしたー!久々のリメイクで、公開されていた公式画像もかっこよかったのでとても楽しみにしていました。実物はかっこよさは確かにあるのですが、作りがこれまでのウォーフォーサイバトロン系と比べても若干心もとなさを感じるものになっていて、特に足回りは「なぜこれで固定できると思った?」と思うほどの浅いジョイントだったり、パーツを繋ぐヒンジや関節もゆるい部分が多く(個体差である可能性もありますが)、関節をきつく調節してようやく遊べるような感じです。ビークルモードはコルベット・スティングレイに似てかっこよかったり、G1通りのフライトモードにできたりとしっかりトラックスしてるだけに残念な部分が目立ってしまう…ほんのちょっとしたところだと思うのですが、最近は良いものが多い分どうしてもそのちょっとが大きな差になってしまうんだなあ…
初代で一番好きなキャラでキングダムでも一番楽しみにしてたのに最悪だ
関節の緩さとかは個体差だとしても変形の固定とかは設計の問題だから国内版で治るってことはないよな?
あと美しいボンネットのファイヤーパターン赤黄色のイメージあったけどアニメだと黄色省かれてたっけ?