今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「サイクロナス」をご紹介!
商品名 | WFC-K10 サイクロナス(Cyclonus) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年1月 |
価格 | $29.99 |
というわけで、キングダム版ボイジャークラス「サイクロナス」です!「サイクロナス」は『トランスフォーマー ザ・ムービー』から登場したデストロン(ディセプティコン)の航空参謀。これまで玩具としてはジェネレーションズ系ではユニバース(日本では変形ヘンケイ)、コンバイナーウォーズ(日本ではユナイトウォリアーズ)などで発売されており、3度目のリメイクとなります。日本でも2021年5月に発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。他のキングダムシリーズ同様、パッケージ内のブリスターは廃止されていて、外から見える玩具具分はかなり狭くなっています。
イラスト面。古代の地球に降り立つサイクロナス…キングダムでのサイクロナスの立ち位置はどんな感じなのかな…?写真にはありませんが「ゴールデンディスクカード」が1枚付属しています。
【ロボットモード】
ロボットモード。G1のサイクロナスっぽさ全開!「スタジオシリーズ86シリーズ」と言っても違和感のない再現度になっています。アレンジやディテールも控えめで、アニメの雰囲気に寄せられているのもいい感じ。しかも大きく作られていて迫力もなかなかのもの!設定ではガルバトロンやスカージよりも頭一つ分位大きく、アニメでも大きく描かれているのですが、それをしっかり再現した感じになっています。
背面。背中もスッキリキレイにまとまっています。ビークルの翼を折りたたんで小さく再現してるあたりもいい感じ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は劇中のデザインが強く反映された感じで、トランスフォーマーファン以外にはまったく刺さらないんじゃないかと心配になるほど!(ファンにはクリティカルに刺さるっていると思うし、管理人もすごくかっこいいと思っていますが!)目はクリアパーツで集光ギミックになっています。胸部や肩周りもシンプルな面で構成された感じもいいですね。
武器は手持ちの銃がひとつ。アニメでの見た目に近い形状になっています。設定では「酸化レーザー」という名前が付いています。手に持たせた時、武器が前腕部分に沿うようにできているのでピッタリ持たせることができます。
武器は背中などに取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。前進翼型の戦闘機に変形。実在しないトランスフォーマーオリジナルの飛行機ですが、こちらもアニメの見た目がしっかり再現されていて、カラーリングもなかなか忠実。細く尖った流れるようなフォルムがかっこよく、オレンジの操縦席のウインドウも目を引きますね。ランディングギアも前にひとつ、後部に2つちゃんと別パーツで展開できるようになっているのも良い!
背面。カッチリ面と面がつながった感じがカッコイイ。変形ではガワを使わずにこのツライチな感じが再現されているのもすごくて、機首部分などは体の中に折りたたまれていてどんどん伸びていく感じが面白いです。難点を言うのであれば、今回のサイクロナスはやけに各部の関節や変形のためのヒンジが固い…この硬さが好きな人も多いと思いますが、若干変形するのにパワーが必要かも。
前面&背面。
側面。
武器は上部に取り付け可能。また、両方の翼の下にも5mm穴があります。
ランディングギアをしまったところ。アースライズ版スタスクですらなかったランディングギアがちゃんとあるのは嬉しいし、こだわりを感じる部分でもあります。
個体差かもしれないのですが、コックピット付近のガワ部分の片方がかっちり閉まりません。ピン打ちがちょっとズレてるのかも…
【比較】
2009年に発売された変形ヘンケイ版「D-07 サイクロナス」と(海外は2018年にユニバースシリーズとして発売)。変形ヘンケイ版はデラックスクラスなので、大きさは若干足りないですが管理人の棚では長年サイクロナスとして最前線にいました。しかしそれもついに世代交代のときがやってきました。うまくは言えないのですが触り心地が同じシリーズのキャラと違っているのが当時はイマイチに思っていたんですが、今遊んでみると今のトランスフォーマーの変形パターンに近い印象で、ある意味未来を行っていたのかもしれません。
ビークルモードでも。変形ヘンケイ版もなかなかの再現度。
2015年に発売されたコンバイナーウォーズ版「サイクロナス」と(日本ではユナイトウォリアーズ「UW-06 グランドガルバトロン」として発売)。コンバイナーギミックありでかつ様々なキャラにリデコされることを前提とした作りではありますが、こうして比べると結構頑張ってサイクロナスらしさを現しているのがわかりますね。
ビークルモードでも。コンバイナーウォーズ版はビークルモードはガワが上に乗っているだけのような感じ。
スタジオシリーズ86シリーズのボイジャークラス「スカージ」と。設定でもサイクロナスが際立って大きいのですが、それがちゃんと再現されています。こうして比べるとやっぱり違うシリーズであるという感じは確かにありつつも、シリーズをまたいでもG1キャラをちゃんと揃えようという心意気のようなものも感じます。
ビークルモードでも。
レジェンズ版「LG23 ガルバトロン」と。キングダムでも「ガルバトロン」は出てくれそうなので、どんな感じになるのか楽しみ!
同じキングダムWave1ボイジャークラスの「オプティマスプライマル」と。同シリーズ同クラスでもこの大きさの違い!
【可動・アクション】
可動もしっかりしていてよく動いてくれます。膝の可動がちょっと独特で、かつ固いのでちょっと慣れが必要ですが、これはこれで新しい感じがします。手首も回るし、個人的に顎が引けるのが気に入っています。以下、写真続きまーす。
膝はこんな感じで二重関節になっています。変形時に足を縮めるために利用するのですが、それを活かして膝立ちすることができます。
足先も小さいですが、横の可動がちゃんとあるのでしっかり立たせることができます。
股間の真下にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「サイクロナス」でしたー!かなりアニメのイメージを強く踏襲していて、ロボットモードは設定通り大きいのも良いし、あえてなのかラインも少なく作られていて、それがよりG1っぽさを強めてくれていて、スタジオシリーズ86シリーズの「スカージ」と並べてもほとんど違和感がありません。各部の関節や接続がちょっと硬いけれど、収納と展開が多用された変形も楽しく、カッチリ面がつながったビークルモードになるのが楽しいです。可動も十分だし、ただ立っているだけでもカッコイイ!ここ最近のレビューでよく言う言葉ではありますが、まさにサイクロナス玩具の決定版と言えると思います。あとはいい感じのガルバトロンが来てくれれば最高だー!
うぉお!かっこいい!!
プライベートでバタバタしているうちに予約を忘れて、実店舗でも予約が終わり悲しみ!!
発売日あたり行きつけのホビーショップはキングダムシリーズ入荷してくれるからみてみなければ!!