今日は「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」から「ER-06 スカイリンクス」をご紹介!まずは「その1 ダイノバード&ピューマ編」!
商品名 | ER-06 スカイリンクス |
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シリーズ名 | トランスフォーマーアースライズ |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年7月25日 |
価格 | ¥13,000(税抜) |
ということで、アースライズ版「スカイリンクス」です!「スカイリンクス」は元々『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』に登場したキャラクターで、サイバトロン(オートボット)の輸送員。当時日本では玩具が発売されておらず、当時の子どもたちにとっては(少なくとも管理人には…)やけに印象には残っているけど、謎のキャラクターでもありました。2008年にアンコールで奇跡の復刻を遂げ、その後リメイクとしてはコンバイナーウォーズ(国内ではユナイトウォリアーズ)で発売されていましたが、コンバイナーの胴体部分になるということもあり、ダイノバードとピューマには分離できないものでした。それが今回はコマンダークラスという大型サイズでのリメイクとなり、G1トイの分離ギミックを完全再現!さらに新たに基地モードも備えています。ちなみに海外では全く同じ仕様で「WFC-E24 Sky Lynx」として発売されています。今回は写真が多くなってしまったので、「その1 ダイノバード&ピューマ編」、「その2 合体編」の2回に分けてレビューしていきたいと思います!それではいってみましょー!
「その2 合体編」は以下からどうぞ!
【パッケージ】
パッケージ。中身の見えないボックス型。シージ版「ジェットファイアー」と縦横は同じですが、奥行きは1/3ほど薄くなっています。パッケージイラストはダイノバードとピューマに別れた姿で描かれており、さらに周りにはニュージェットロンたちの姿が。
ちなみに海外版では赤いフィルムで地名が浮かび上がる地図の欠片が入っていたようなのですが、日本ではそれが入っていません。それを知っていたら海外版にしたよ…!(おそらくスコルポノックもそうなる…)
【「ダイノバード」モード】
まずは「ダイノバード(始祖鳥)」モードから。今回はコマンダークラスということもありますが、長く伸びた首としっぽ、そして大きく広がった翼でボリューム感がすごい!各部のディテールも密度があってかっこいいです。
背面。足回りの関節は硬めのクリック関節になっていてしっかり立たせることができます。ただ、クリック関節は硬くていいのですが、横のロールの関節はそれほど硬くないので、流石にこの体型なこともありポーズによっては倒れやすかったりします。
前面&背面。
側面。
頭部。顔はスペースシャトルそのままな感じではありますが、それがスカイリンクスなので問題なし。頭部付近の細かいディテールもカッコイイです。控えめな耳が可愛い。
口は開閉でき、中の舌も独立して動きます。
首もよく動いてくれます。胴体との付け根部分と、頭との付け根部分は左右にも可動できるようになっています。
しっぽも細かく分割されよく動きます(横の可動はなし)。ただ、この写真で言う上側の二重関節の片方はピンドメされていないのでちょっと力を入れると外れやすいです(破損防止のためだと思いますが)。
ビークルモード。スペースシャトル軌道船(オービタ)に変形。形状はスペースシャトルそのものですが、表面のディテールはリアルなスペースシャトルよりSFチックで、前作のシージっぽい感じになっています。そして写真ではちょっと判りにくいのですが、機首部分の先端や、底面など薄いグレーで塗り分けられているところがあり、ただ真っ白ではない感じになっています。
背面。ゴールドで塗装された部分はG1トイを彷彿とさせます。変形もG1トイとほとんど似たような感じですが、首の出し入れやしっぽの収納などはよりやりやすく、気持ちよさがアップしています。
前面&背面。
側面。
底面。前方に1つ、後方に2つランディングギアがあり転がし走行ができます。もちろん収納も可能。底面の断熱材のディテールもいい感じ。
上部は開閉可能で、中にはモジュールが造形されています。
そして今回驚きなのが「NASA」のロゴがプリントされていること。今回このスカイリンクスとバトルマスターの「フューザー&ブラストマスター」の2つがNASAの監修の元作られたスペースシャトル玩具になっていて、スカイリンクスは「Magnificence(壮大、壮麗などの意味)」という機体名も与えられています。その影響もあってかダイノバード側には5mm穴がほとんどありません(後部のスラスター部分くらい)。
【「ピューマ」モード】
続いて「ピューマ(山猫)」モード。なんともトランスフォーマーらしからぬフォルムで、ヒロイックな色合いも相まってものすごくカッコイイ…!パーツの密度感もあり、持ったときのずっしり感もいい感じ。
背面。2本の尻尾もG1からそのまま。コンバイナーウォーズ版では分離せず、ピューマモードはオミットされていたのでまさに念願のリメイクなわけですが(合体時にはピューマフェイスになるニクイ作りではありましたが)、まさかここまでかっこよく作ってくれるなんて!
前面&背面。
側面。
頭部。頭部も『2010』のアニメの雰囲気を踏襲してくれていて、サイドの飛び出した青いパーツの感じなんかもすごくカッコイイ。
口も開閉可能で、ダイノバード同様舌が独立して動きます。また、首も若干ですが左右に振れます。
武器というか、取り外せる武装として、後ろ足の太もも部分にブースターを取り付けます。ブースター自体にギミックはありませんが、一体成型じゃない2つのパーツを組みわせてネジ止めされたものになっています。この辺の贅沢さはコマンダークラスならではなのかも。
ビークルモード。スペースシャトルを運ぶ「トランスポーター」に変形。トランスポーターなのでこれ単体ではかっこよさみたいなものは薄いですが、ずっしりボリュームがあるのでトランスポーターとしての役割をしっかり果たしてくれそう。ピューマモードで後ろ足に取り付けていたブースターは前側に移動させます。
背面。足部分には車輪はありませんが、胴体側にある車輪で転がし走行が可能です。変形はG1トイ同様、頭と尻尾を収納して足を倒すだけの簡単なものですが、脚部は各関節とも硬めのクリック関節になっているのでカチカチ動かしながら変形するのが気持ちいい。
ちなみにピューマは基地モードになる際に胴体のパネルを開くのですが、そのジョイントがちょっと緩めで外れやすいです。形状的に手をはさみやすい感じもあり、ちょっと注意が必要。ということで管理人は受け側を少し太らせて外れにくくしました。
前面&背面。
側面。
底面。胴体としっぽ部分の先端に車輪が付いています。
ダイノバードとピューマで。ダイノバードのほうが広がりがある感じですが、ピューマのほうが重量はあります。
【エフェクトパーツ】
エフェクトパーツが7つ付属。「SG-39 オメガスプリーム」に付属したものと同じですが、色がオレンジメインになっています。
エフェクトパーツは舌の先端にとりつけたり…
スタスターに取り付けたり…
各部に設けられたペグ部分の取り付けて攻撃を受けた感じなどを再現できます。
【可動・アクション】
ダイノバードの可動は動いて欲しいところはしっかり動いてくれます。上でも書きましたが、足は各関節ともクリック関節なので固定しやすいですが、太もも?部分の横のロールはそれほど保持力がないのと、体型が体型だけに、大胆なポーズはなかなか決めるのが難しいかも?
首周りもよく動くので振り向きもできます。
スペースシャトルモードではエフェクトパーツが大活躍します。NASAのロゴがカッコイイ!
ピューマモードもよく動いてくれます。脚部の各関節はクリック関節なので、保持力も十分。
肘部分は二重関節になっていて、おかげでこんな感じで座らせることも可能。かわいい。
G1トイでは電動走行で歩けたピューマですが、そのギミックのインパクトに負けないかっこよさがあります。
というわけで、「その1 ダイノバード&ピューマ編」でしたー!感想はまとめて「その2」の最後で!その2はコチラからどうぞ!
レビューお疲れ様です。
うちのスカイリンクスはダイノバードのバーニアのピンがしっかり固定できず、浮いた状態になってしまいます。
サポートで交換したものも同様の症状があり、仕様だと諦めました……