今日は「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」からタカラトミーモール限定「ER EX-02 グラップル」をご紹介!
商品名 | ER EX-02 グラップル |
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シリーズ名 | トランスフォーマーアースライズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年4月25日 |
価格 | ¥4,500円(税抜) タカラトミーモール限定 |
というわけで、アースライズ版ボイジャークラス「グラップル」です!「グラップル」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場した建築家。玩具としてはジェネレーションズ系では2010年にジェネレーションズの前身である「Reveal the Shieldシリーズ」(日本ではユナイテッド)で発売されたきりで、久々のリメイクとなります。海外では通常ラインでWave1「WFC-E11 Autobot Grapple」として発売されていますが、日本では通常販売ではなくタカラトミーモール限定での発売となっています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。建築家としてはなかなかアグレッシブなイラストになっています。ちなみに初代アニメの第1話でグラップルらしきクレーン車が登場しますが、どうやらあれはグラップルではないらしい…
【ロボットモード】
ロボットモード。G1の「グラップル」のイメージを強く踏襲したデザインで、グラップル感抜群!顔が少々アニメのイメージより老けた感じはありますが、スタイルもよくボリューム感もいい感じ。アースライズシリーズはビークルが地球モードなこともあり、ロボット部分とビークル部分のディテール感にメリハリが出ているのもカッコイイ。
背面。背中のイメージもG1通りでクレーンが配置されていて、しっかり背負えるようにかかとが後ろに伸びています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔が初代アニメのイメージと比べるとちょっと老けた感じで少し好みが分かれそう。ユナイテッド版ではなかった頭の周りのガード?的なものもしっかり再現されていているのも嬉しい。
武器。まずは銃タイプのもの。
「バレル」。手を収納すると5mm穴が出現するので、そこに取り付けます。アニメでは溶接に使っていたので、バレルというわけではないのかもですが…
もう一つは「グラップルアタッチメント」(マスターピースでこう呼ばれていいたのでそれに合わせて)。これも手を収納したところに取り付けます。
バレルはクレーン部分に専用に取り付けられる部分があります。その他の武器も5mm穴が背中にあるのでそこに取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。クレーン車に変形。G1時は「三菱ふそうT951」のクレーン車仕様に変形していましたが、今回はもちろんオリジナルのデザインになっています。フロント部分はウインドウの他にライトとルーフ部分のランプがクリアパーツになっていてリッチさがあります。若干キャブ分が小さく、車高も低いので味方によってはかなり巨大な車のようにも見える…
背面。サイドのアウトリガーは造形のみで伸ばすことはできません。変形はG1トイにとても近い変形パターンで、当時の玩具を持っていた人であれば説明書がいらないレベル。
ただ、一点写真のクレーン部分とロボットモードの足裏部分の接続が若干キツく、取り外し時に破損するという報告をよく見ました。なので、クレーン側の凸部分を少し削って簡単に外せるように調整しました。凹側はロボットモードでアームズアップする際に使用するので、調整する場合は凸側にしましょう(調整は自己責任でお願いします!)。
前面&背面。
側面。
クレーン部分は根本から可動し、写真のように伸縮できます。
クレーンの先端に5mm穴があるのでそこにグラップルアタッチメントを取り付けられます。
グラップルアタッチメントにはA.I.Rロックシステムのジョイントがあり接続することができます。画像は「ER EX-01 サウンドバリア」を接続したところ。
バレルも取り付けられますが、クレーン部分もあるのでちょっと変な感じに。インフェルノ楽しみ。
【比較】
ユナイテッド版「UN11 オートボットグラップル」と。変形ヘンケイ版「インフェルノ」もそうなのですが、ユナイテッド版はG1イメージからあえてアレンジを少し外してきている感じがあります。これはこれで今となれば結構好きなのですが、今回のグラップルの登場で管理人の棚では世代交代が行われることになります…
ビークルモードでも。10年での大きさの変わりよう…!
マスターピース版「MP-35 グラップル」と。実はマスターピース版「インフェルノ」と「グラップル」は実はそれほど好きじゃなかったんだけど、最近管理人のなかで再評価の流れが…まだレビューしてないのでそのうちやりたい!
ビークルモードでも。マスターピース版は三菱ふそうのライセンスを取得しているのでさすがの再現度。
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。リーダークラスではありますが、オプティマスはボイジャークラス相当なのでちょうどよい大きさに。
ビークルモード。やっぱりグラップルはもうちょっとキャブ部分にボリュームがあってもよかったかな。
アースライズ版デラックスクラス「ホイスト」と。アースライズの一発目でこのコンビがラインナップされたのがすごく嬉しい!
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はとても良好。文句なしによく動いてくれます。しかも変形の関係で、足首が前後にも動くのがとてもいい感じ。最近のジェネレーションズ系では可動で駄目なところを探すほうが難しいくらい。以下、写真続きまーす。
グラップルと言えばやっぱり「マスタービルダー」の回が印象深いので、表情はもう少しアニメっぽい優しい感じなら尚良かったかな?ユナイトウォリアーズの「デバステーター」と一緒に遊んでる人もきっと多いハズ。
お尻にフィギュア用スタンドあがあるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマーアースライズ(国内版)」からタカラトミーモール限定「ER EX-02 グラップル」でしたー!玩具自体はG1トイを強く踏襲したもので、驚きのようなものは少ないのですが、とても堅実な作りで安心して遊ぶことができます。可動も文句なく、必ずパーシャルで出るであろう「インフェルノ」が今からとても楽しみです。ただ、変形時のジョイント部分の破損には要注意なので、最初に対策を取っておくとよいと思います。あとはタカラトミーモール限定というのがちょっとハードルを上げていますが(限定は構わないけど、やっぱり後からでも購入できるようにして欲しい…)、全く同じ仕様の海外版もあまり変わらない価格で購入できるので(2020年5月現在)、気になる方は是非手にとってみて下さい!
第1話に登場したクレーン車は後にG1グラップルのリカラーで発売されたロードホーラーとして設定されたらしいですね。
玩具そのものは海外出荷分と同じである以上しょうがないとはいえ、結果的にモール限定商品でユーザーの手を煩わせる物を出してしまったのはどうかと思いますね。
私は完成品に手を入れるのが嫌いなのでロボットモード固定で遊ぼうと思います。
G1玩具同士の流用個所を見るにここはインフェルノに流用しても変わらないと思うからERインフェルノではしっかりピンの太さを調整しておいて欲しいものです。