今日は「トランスフォーマーシージ(国内版)」から「SG-17 アイアンハイド」をご紹介!
商品名 | SG-17 アイアンハイド |
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シリーズ名 | トランスフォーマーシージ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2019年4月27日 |
価格 | ¥3,500(税抜) |
というわけで、「トランスフォーマーシージ」版「アイアンハイド」です!「アイアンハイド」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したキャラクターで、リメイク版の玩具としては2008年に変形ヘンケイシリーズ(海外ではユニバース)で発売され、その後2016年にユナイトウォリアーズシリーズの「UW-05 コンボイグランドプライム」の1体として発売されました。今回はセイバートロン星での姿ということで、ビークルモードはセイバートロン星モードですが、ロボットモードはかつてなくG1のイメージを再現したものになっています。海外ではデラックスクラスWave2「WFC-S21 アイアンハイド」として全く同じ仕様で発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。これまでのシージのデラックスクラスとは明らかに大きさが異なり、箱の中にみっちり入っているのが分かります。
イラスト面。トリミングの関係か赤色面積多めのイラスト。
【ロボットモード】
ロボットモード。まずなにより驚くのが大きさ!シージで発売されたどのデラックスクラスよりも一回りくらい大きく、一見同じクラスとは思えないほど。質量的に大きいわけではなく、中身が空洞の箱のような構造を多用して大きく見せているのですが、これまでより自然な形でそれが実現できているように思います。また、デザインも初代アニメのイメージを強く投影していて、箱型のボディがたくましく、強そうなアイアンハイドがしっかり再現されています。
背面。大きくするためにさすがに他のものと比べて前腕や背中の肉抜きが目立ちますが、その肉抜きの中もしっかりデザインされていて、単なる空洞になっていないのはさすが。
前面&背面。ウェザリングは脚部のみ(あとは武器)。
側面。
バストアップ。顔はG1のデザインを踏襲していて、大きなとさかもしっかり再現されています。表情も険しめで自分に厳しいアイアンハイドっぽさが出ています。胸部はクリアパーツが使われていて、中は結構なスペースがあるのが見えます。
続いて武器「W-35 LR ドゥームブラストフォージランチャー」。手持ちのミサイルランチャーのような感じで、結構な大きさがあります。全面に施されたウェザリングがいい感じ。
先端部分の角度を変えてハンマーのような形にもできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。公式では「ワンボックスタイプ」と表記されており、どことなくG1時のワゴン車を彷彿とさせる形状になっています。セイバートロン星での姿ということもあって、どことなく「チャー」のビークルモードにも似ている感じもしますね。ロボットモードよりもだいぶコンパクトにまとまるのも面白いです。
背面。足裏のスラスターが活かされていてカッコイイ。変形はロボットモードの各部の箱を開いていくような感じで、さらに胴体をくるっとひっくり返すのが面白い。各部カッチリ変形できるのも気持ちいいです。ただ、膝のサイドのプレートはややはずれやすい感じ。
前面&背面。
側面。
武器をはずして。武器をはずすと、中央上部のスペースがちょっと気になるかも。
後部のパネルを開くと、中にも5mmジョイント用の穴があり、武器などを取り付けることができます。なんとなくG1トイのロボットモードのようなイメージになるのも面白いですね。
【比較】
2008年に発売された変形ヘンケイ(海外ではユニバース)版「C-11 アイアンハイド」と。発売当時、モールドを無視した分割とかあんまり好きじゃなかったんだけど、10年も経つと愛着も湧いてくるし、今ではなかなかない変形パターンで面白くてなんだかんだで気に入ってたり。この頃のものと比べても、今回のシージ版のほうが大きいです。
ビークルモードでも。
ユナイトウォリアーズ「UW05 コンボイグランドプライム」の「アイアンハイド」(海外ではコンバイナーウォーズ)と。UW版は「オフロード」などのパーシャルなのでだいぶ細身。
ビークルモードでも。
シージシリーズの他のメンバーと。中央がデラックスクラス「サイドスワイプ」、左がボイジャークラス「オプティマスプライム」。見て分かる通り、同じデラックスクラスでも今回のアイアンハイドとサイドスワイプではかなりの大きさの差があることが分かります。リーダークラスの大きさとかもそうだけど、ちゃんと身長差を再現してくれるのは嬉しい。
ビークルモードでも。逆にビークルモードではスケール感はバラバラな感じ。
【可動・アクション】
可動も他のシージシリーズ同様に良好で、思い通りに動いてくれます。拳が大きく作られていて、デラックスクラスながら手首が回るので力強いポーズを取らせることができます。以下、写真続きまーす。
ポーズが自在なので、武器がランチャーモードでもハンマーモードでもよく似合う!贅沢を言えばG1風の普通の銃も欲しかったかな(その辺は他のウェポナイザーから拝借してねってことなのかもだけど)。
ランチャーモードでは脇に抱える感じに持たせるとカッコイイ。
おしりのフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。ハンマーモードではポーズによっては両手で持たせることができます。
以上、「トランスフォーマーシージ(国内版)」から「SG-17 アイアンハイド」でしたー!まずはなんと言ってもこのサイズ!他のデラックスクラスとプラスチック量は大きく変わらないのに、箱型の体型を活かして大きく見せるように作られていて、他のサイバトロンメンバーと並べたときすごくちょうどいいサイズ感になっています。他のシージと比べると確かに肉抜きは目立つのですが、極力ただの肉抜きにならないように工夫されているし、よく観察するとそれ以外の目立たない部分にもスペースを確保するための努力が伺えます。スタジオシリーズでも感じることですが、このアイアンハイドを見ると今後同じクラスでもサイズを変えながらいろんなキャラクターが実現できるんじゃないかと楽しみになりますね。変形も適度な難易度で、可動も十分で武器をしっかり活かしたポーズが取れるのが楽しいので、アイアンハイド好きであれば是非手にとってもらいたいです!
今回のアイアンハイドはシージシリーズへの力の入れ具合を示す象徴的なアイテムになっていると思っています
クラシック版以上のg1再現度と可動域、アイアンハイドらしい新解釈の武器など、ついつい遊んでしまう楽しい仕様です
個人的にはウェポナイザーで武装させてポーズをとらせ「今日はツイてるか?アンちゃん?」という実写アイアンハイドの台詞を、を速水ボイスで脳内再生させる遊びが流行っています(笑)