今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」から「スタースクリーム」をご紹介!
商品名 | WFC-S24 スタースクリーム(Starscream) |
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シリーズ名 | Transformers Generations:Siege |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年3月 |
価格 | $29.99(輸入ショップ参考価格:¥5,000〜) |
ということで、ジェネレーションズ「シージ」から「スタースクリーム」です!デストロンのニューリーダー「スタースクリーム」がボイジャークラスで新たに登場!これまでもスタースクリームは何度もジェネレーションズでは立体感されてきましたが、今回の「シージ」はトランスフォーマーたちが地球に来る前のセイバートロン星でのお話ということで、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のオープニングでもお馴染みのテトラジェットに変形します。日本でも2019年4月に「SG-19 スタースクリーム」として全く同じ仕様で発売されます。それでは行ってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。怒りの表情のスタースクリーム。シージのパッケージはみんな怒ってて、セイバートロン星での戦いの激しさがうかがえます。
【ロボットモード】
ロボットモード。なんというかっこよさ…!G1のデザインを再現しつつ、スラリと直線的に伸びた足が印象的で、今時のスタイルの良いロボットとはまた違うかっこよさがあります。全身のディテールもいい感じで、羽裏なんかは肉抜き面なのを活かした立体的で大胆なモールドがかっこよく、しかも肉抜き面なのにちゃんと塗装されてるのも珍しい。また、全体的にパーツがみっちり詰まった感じもとてもよく、持ったときの適度なずっしり感がたまりません。
背面。大きな羽がカッコイイ!背負いものが大きいですが、ボディ側にしっかりボリュームがあることと、ヒールがしっかり伸びているので後ろに傾くなどは全くありません。また、もはやシージでは当たり前になっていますが、本体側には目立つ肉抜きはほとんどありません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はG1を踏襲したデザインでなかなかのイケメン。ちなみに、今回のスタスクは真面目フェイスですが、今後発売される「サンダークラッカー」はニヤリ顔になっています。目はクリアパーツで集光ギミック付き。胸部にもクリアパーツが使われていて、裏側に彫られたディテールもいい感じ。
武器は両腕のナルビーム。正式名称は「HPI ナルレイレーザーランチャー」。そしてナルビームをちゃんと前に突き出して構えられるように肩が前に可動するように作られています。シージはこういう「そのキャラクターたるための努力」もちゃんとされているのもすごい。
【ビークルモード】
ビークルモード。セイバートロン星でのジェット機、通称テトラジェットに変形。セイバートロン星での形態がアニメで描かれているキャラは数えるほどしかいないのですが、その中でもジェットロンの三角形のジェット機はアニメのオープニングでも描かれていることもあり印象に残っている人も多いのではないでしょうか。それを今回忠実に再現していて、今回のスタスクはある意味「シージ」のコンセプトを一番具現化しているとも言えると思います。
背面。ロボットモード部分の胸部がリア部分に来るという、胸の推進装置を活かしたデザインになっています。変形は一見盛大なガワ変形のように見えますが、羽のボリュームがあるからそう見えるだけで、ステップ数は結構多くちゃんとした変形をしてくれるし、がっちりまとまってくれるのが気持ちいい。大胆なパーツ移動も面白いし、最近ではすっかり見なくなったスプリングでパーツが自動に戻るような場所もあるのもすごくいいです!
前面&背面。
側面。
底面。ロボットモードの肩のエアインテークが機首部分になったり、肩部分を傾いた状態で配置するのも面白いですね。海外のレビューでビークルのガワとロボット側を分離した画像がアップされているのを見ますが、たしかに分離はしようと思えばできるけど、モノ自体はそんな単純なものではないので、そこは安心して欲しいです。
一点だけ、海外のレビューなどでも指摘されていましたが、胸のパーツの接続部分が外れやすいです。もともとピン打ちが想定されているような作りになっているのですが、ただのはめ込みになっていて、また黄色丸側のシルバーのパーツの突起が甘いのが原因のように思います。他の部分は全く問題ないのですが、ここだけはちょっと残念な部分。発売時期的に国内版もこのままなんじゃないかなあ…?
【比較】
一番直近に発売されたジェネレーションズ系のスタスクであるパワーオブザプライム版ボイジャークラス「スタースクリーム」と。POTP版はコンバイナーのボディになるということもあり、スタイルがだいぶ違って好みの差も激しいスタスクなので、並べてみると今回のスタスクの正当感が際立ちます。
ビークルモードでも。ちなみに、POTP版の前にコンバイナーウォーズ版リーダークラス(「ジェットファイアー」のパーシャル)が存在しますが残念ながら非所持。
ジェネレーションズ「Fall of Cybertron」版デラックスクラス「TG09 スタースクリーム」と。これもセイバートロン星での姿を立体化したものですが、ゲーム『Fall of Cybertorn』のデザインベースなのでアレンジ強めで、体型もちょっと実写版っぽい感じになっています。
ビークルモードでも。FOC版もてっぺんがとんがっていて、テトラジェットを意識したデザインになっています。
変形ヘンケイ(海外ではクラシックス)版「D-02 スタースクリーム」と。G1スタイルのスタスクとして管理人の棚で長年最前線にいたのですが、ようやくバトンタッチできることに。今回のシージではこの現象が起こるキャラクターが多く、シージの「本当に欲しかったもの」感ももちろんですが、変形ヘンケイ(クラシックス)の完成度の高さを改めて実感します(もちろんその後のジェネレーションズはシリーズごとのコンセプトを活かしたものである訳だけど)。
ビークルモードでも。こうなるとアースモードのボイジャースタスクも欲しくなるけど、今回のリデコでは難しそう。
シージ版ボイジャークラス「メガトロン」と、なんという素晴らしいサイズ感…前回紹介したショックウェーブと、さらにサウンドウェーブが揃うわけですが、4体並べた写真はサウンドウェーブまでおあずけ。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動もとてもよく、思い通りに動いてくれます。肘、膝どちらも90度以上深く曲げられるし、足首は縦、横どちらにも可動します(横はちょっと浅め)。羽もパタパタ動くだけじゃなく、写真のように縦にも角度をつけられるようになっているので、かっこよく広げてあげたりもできます。また、各部の関節の渋さが絶妙で遊んでいてとても気持ちいい!以下、写真続きまーす。
立ち膝も可能。いつでもメガトロン様に跪けます!
手首も動く!あと、個人的に今回のスタスクはネジが大きめで、それが丈夫な玩具っぽくてとても好きだったり。あと、腰部分にもちゃんとクリアパーツでキャノピーの一部が作られていたり、画像にはないのですが、首のうしろにも穴を目立たなくするための小さなプレートが用意されていたりして、これまでならオミットされていたような部分もしっかり作り込まれています。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。飛行系のキャラはやっぱりフィギュアスタンドを使うと一気にかっこよさが増しますね。今回のスタスクは膝も深く曲げられるからかっこよくポーズも決まります。
ロボットモードとは別に、ビークルモードでもフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」から「スタースクリーム」でしたー!実はこのシージ版スタスクは個人的にとても楽しみにしていた玩具で、国内版を待ちきれず海外版を購入したのですが、期待にたがわぬかっこよさと遊びやすさ!これまでのスタスクの玩具は変形ヘンケイ以降、正直どれも自分の欲しかったものとは少し違っていたのですが(実写版の影響もあると思うけど)、今回はまさにG1スタスクで本当にカッコイイ…!これは完全に個人的なイメージなのですが、変形ヘンケイ以後のスタスクはアメリカ版の声のちょっと高くて意地悪いスタスクだったのが、今回のスタスクは鈴置さんのあの二枚目ボイスになったような感じ…本当に「欲しかったスタスク」なのです。
また、これまでなら省略されてしまっていたような細かい気配りも随所に散りばめられていて、ビークルモードのシンプルさからは想像のつかない凝った作りになっています(逆にビークルモードがシンプルだったからこそかも)。変形のがっちりさや関節の渋みもいい感じで、動かしていて気持ちがいい。だからこそ胸のパーツが取れやすいというのが際立ってしまうのが残念(真鍮線で補強しちゃおうと思います)。ただ、それがあったとしても有り余るかっこよさと遊びやすさがあるので、スタスク好きであれば是非手にとって欲しいです!これなら何色でも揃えられる!オススメ!
今回のシージの中で最も楽しみにしていたものを先行して紹介してもらえるとは!!
今までの画像からは知ることのできなかった部分がレビューで丸わかりで一層期待がたかまりました!
今からすごい楽しみ!!!