
今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-20 サイドスワイプ」をご紹介!
商品名 | SS-20 サイドスワイプ |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2019年1月26日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「サイドスワイプ」です!今回のサイドスワイプは実写映画第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」に登場したビークルモードがオープンカーのタイプでの立体化。『リベンジ』から登場したサイドスワイプですが、登場シーンはそこまでは多くないものの、ヒロイックな風貌や『リベンジ』での鮮烈な初登場シーンもあり、とても人気の高いキャラで、玩具もデラックスクラスではこれまで3つの型が作られてきました。オープンカータイプでは『ダークサイド・ムーン』時に発売されたもの以来の2種類目。海外ではデラックスクラスWave5として同じ仕様で発売されています。それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。迫力のあるイラストがかっこいい!背面のCGは羽が横に広がる形でレンダリングされています。また、国内の公式画像もそうなってるんですが、倒しておくのが正しいはず…(説明書では倒されています)
台紙兼ディスプレイスタンド。アイアンハイドと一緒にドレッズたちと戦った街のイラストが使われています。
【ロボットモード】
ロボットモード。初めてサイドスワイプを見たときは「足がタイヤ!?」と驚いたものですが、今ではその唯一無二なスタイルがサイドスワイプたらしめていてとてもかっこよく感じます。今回もちゃんと「タイヤで立つ」というところはしっかり守りつつ、スタイルも今まで以上に劇中を意識されていてかっこいい!ビークルで表に来る部分はシルバーに塗装されていいて、またシルバーの成型色も2色使われているので密度感もあります。

背面。タイヤの足はかかとで支えるような感じになっています。特徴的な鳥足の膝の曲げはどのくらいにするか悩ましいところですが、個人的にはまっすぐ目にするほうがイメージCGっぽくなってかっこいいと思います。
前面&背面。
側面。

バストアップ。顔は文句なくかっこいい!久々に目にはクリアパーツが使われていますが、目は塗装で塗りつぶされています。ただ、それほど塗膜は厚くないようで、後ろから光を当てるとそこそこ光ってくれます。
続いて武器。まずはブレード。サイドスワイプと言えばやっぱりこのブレード!これまでもブレードは他の玩具でも再現されつつも、微妙に劇中イメージとは違っていたのですが、今回はかなりいい感じで再現されています。ちなみに、ビークルモードではサイド部分に使われます。
そして銃が2つ。劇中ではアイアンハイドとともにドレッズと対峙したシーンと、ラストバトルで使用されていました。なにげに塗装が細かく施されています。
銃は腰部分に取り付けることができます。上の写真は説明書とは上下逆に取り付けています。個体差かもしれないですが、説明書通りだとほとんど保持してくれませんでした…
【ビークルモード】
ビークルモード。「シボレー・コルベットスティングレイ コンセプト」に変形。オープンカータイプで、シートやハンドルなどもちゃんと再現されています。また、ボディはシルバーの塗装が施されており、見た目はなかなかリッチ。ただ、車体が薄いこともあってか、転がし走行をさせるときに底面を擦りがちですが、その場合は足の付根をしっかり内側に押し込んであげると良いです。ちなみに、この「シボレー・コルベットスティングレイ」はコンセプトカーなので市販はされていないものですが、その後市販された最新機種が「クロスヘアーズ」として『ロストエイジ』と『最後の騎士王』に登場しています。
背面。内部が細かく作り込まれているのがわかります。というか、ウインドウの低さを見るに、もしかしてこの車はルーフが閉じないタイプなんだろうか…?劇中ではバトルカーモードにも変形しますが、よく見るとそのときはルーフが閉じています(CGが『リベンジ』の車ベースで作っちゃってた可能性もあるけど)。変形はこれまでのサイドスワイプを彷彿とさせる部分もありつつ、結構違う感じでちょうどよい難易度。
前面&背面。
側面。
底面。ブレードはサイド取り付けます。銃はリアの底面に取り付けてマフラーになります。
【比較】
『ダークサイド・ムーン』時に発売されてた「DA08 サイドスワイプ」のリカラーで、『ロストエイジ』時にトイザラス限定で発売された「サイドスワイプ」と。当時はこれもすごいよかったけど、映像と見比べるとやっぱり今回のスタジオシリーズ版のほうがより劇中の雰囲気に近いと感じます。あと、『ダークサイド・ムーン』版は胸にビークルのフロント部分が配置されているのですが、今回そこがちゃんとリア部分に戻っているのが個人的には嬉しかったり。
ビークルモードでも。再現度としてはどちらもいい感じ。
『リベンジ』時に発売された「RA-04 サイドスワイプ」と。なにげに『リベンジ』版は今見てもかなり再現度が高いのが分かります。個人的にもとても好きな玩具。ただ、股間の軟質パーツがだいぶカピカピしてきてるのが気になる…
『リベンジ』時はオープンカータイプではなく、普通にルーフがあります。
『リベンジ』公開後に展開された「オートボットアライアンス」版「AA-06サイドアームサイドスワイプ」と。
ビークルモードでも。今回この比較をしていて、「AA-06」がなんか変形しにくいなあ…と思っていたら、肩の接続部分のパーツが組み間違っていることに今頃気づく…
ついでに大きさ比較でスタジオシリーズ版「SS-05 オプティマスプライム」(写真は海外版)と。
【可動・アクション】
可動はなかなか良好。腰も動くし、膝関節が二重になっているおかげもあって、動きが大きく出せます。足がタイヤなのでそこは立たせるのにちょっとコツがいりますが、かかとだけではなく、下の写真のようにつま先側も下げてあげるとより接地しやすくなります。以下写真続きまーす。
足の付根の可動範囲も広いのでロボットモードでの独特な移動方法が再現できます。うーんかっこいい。
こうなると手持ちの武器のついたアイアンハイドも欲しくなる…ちなみに、フィギュアスタンド用の穴がありますが、背中のガワがある関係で自分の持っているスタンドは使えませんでした。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-20 サイドスワイプ」でしたー!これまでのサイドスワイプの玩具もどれも良い出来でしたが、今回のものもしっかりかっこいい!過去最高に劇中のプロポーションを再現してくれていて、とても「スタジオシリーズ」のコンセプトをよく現している玩具だと思います。ちゃんと劇中での印象的な武器が付いてるのも良く、ポーズもかっこよく付いてくれるので、映画を見ながら遊ぶととても楽しいです!個人的には『リベンジ』版のビークルも好きなので、パーシャルでいいので是非そっちも出してほしいなあ(ルーフの処理を考えると別変形になりそうだけど)。
この記事へのコメント
レビューありがとうございます。
トイザらス版は、当時2歳の子供に破壊された苦い思い出が…(´-ω-`)
確かに登場シーンは鮮烈で、そのおかげで両手ブレード=サイドスワイプって、イメージが出来上がった気がします。
アドベンチャー(RID)のサイドスワイプが剣を使うのも、劇場版から着想を得たのかも!?
銃がマフラーになるのはすごくいいと思いました
サイドスワイプは外れが無く、どのシリーズも買ってますが、今回も買い確ですね
ダークサイドムーン版のを買い損ねたので、今回のリメイクはありがたかったなぁ~! 全塗装も造形もプロポーションもかっこよくて気に入りました!背中のガワもかっちりまとまってて良いですね~
サイドスワイプのタイヤ脚部の再現は今回で完成の域に達した感がありますね
コケやすいリベンジ版から見たら冗談みたいな安定性で疾走ポーズとかリベンジ冒頭の見栄切りとかさせてもバッチリ自立してくれるので動かして楽しい!
これでビークルの底が抜けてなければ完璧だったなぁ…まぁその辺はほぼ確実に出そうなマスターピースまでお預けですかね
リベンジ版を買った当時も、「おお、映画で見たサイドスワイプじゃん!」と思いましたが、スタジオ版もこの10年での進化を感じさせる、いい出来だと思いました。
管理人さんも書いてますが足のつま先部分のパーツも下げると
地面をしっかりグリップするんですよね
「かっこよくて」「倒れない」サイドスワイプ。
自分がず~~~~~~~~っと夢見たアイテムがついに登場って感じ
リベンジのやつも出して欲しい!!
自分のは、左のブレードが、腕になかなか保持されないので、太らせないと・・・
地味に足首の形が左右で違うのは原作再現なんですかね?
車が底抜けはそんなに気になりませんが変形の際の銃マフラーはともかく両手のブレードの本体から外して差し替えはなんとかならなかったのかなーと思います
今回のも総合的に出来が良い!…っていう前提なんだけど
SSになっても爪先にヘッドライト部分があることについてはみんな完全スルーだよね(公開前から羽根でぶっ叩かれてたSSバンブルビーが不憫になるくらいに…)
発表時のCGモデルはタイヤだけの爪先が再現されていたからそこだけ本当に残念
足首の形が左右で違うのは設定画再現だと思いますよ
みんなスタジオシリーズちーさいって不満らしいけど、個人的にはシリーズ内で統一してくれるなら全然アリだわ
再現度高いけどADEXのよりもっさり感あるのは、胸のガワが大きいのとサイズが小さくなってるからかな……
※12さん
というかADEXが劇中のデザインに比べて細すぎるのだと思います。
特に胸のガワのバランスについてはADEXは似ても似つかないと言ってしまってもいいくらい
劇中デザインとはバランスが違ってますからね
全体のシルエットで言えば今回のSSは今までより格段にCGに近いです
このシリーズでまあまあよさげな商品出してこのサイズを今後の標準サイズにする戦略だからみんな嫌がってるんやろ
しかもサイズが小さいと実際触ってみればわかるけどクオリティが今までより下がってるのがわかるし
まあ原材料とかコストの関係でそうしなければならないのはわかるんだけどもね…
サイズが小さいと当然パーツ自体も小さくなるからピンの保持力とかガワの合わせとかが弱くなっちゃうのがいかんのよな…
ボイジャーくらいの大きさがパーツの大きさ安定してるからそれぐらいに合わせてほしいなあ
15さん
でもあくまで子供が遊ぶ玩具だからね
特別大型のイメージのキャラクターでもない限り、
ボイジャーサイズは子供には大きすぎる
※16
一方で海外の低年齢層向け商品って大きいのが多いというのが対照的ですよね
結局チビッ子にとって大きい方がいいのか誤飲しない程度に小さい方がいいのか…
DOTM型以降股間のチューブは廃止されていますがMPMで出すとしたらチューブは復活するんでしょうかね?
チューブ付きのモデルは最初の型しか触った事がないもののロボットモードでちょっとポーズ取らせただけで結構な負荷がかかる事がわかったので以後同型商品全てでビークルモード固定でロボットモードは封印しているのですが
やはりトランスフォーマー玩具というのは何度も変形させて両形態で遊んでナンボですし可能な限り切れにくいように作って欲しいものです
ボイジャークラスは、キャラクターによりけりですかねぇ・・・
昔、子供にロストエイジ版グリムロックを破壊された苦い思い出が・・・
そんな我が子は、ドライブヘッドにレジェンズ版ブラックコンボイやG2メガトロン、さらにはフォートレスマキシマスを混ぜて遊んでおります。
デカいのをガチャガチャいじるのは楽しそう!と思いつつも、小さなヘッドマスターを一生懸命ピンに立たせているので、子供の心は分からんものです。
最近レスキューボッツを購入しましたが、以前はボイジャー並みの大きさだったのに、今のシリーズは一回り小さくなっていました。
もしかしたらアメリカの幼児玩具も、コストカットなのでしょうかね。
ちなみに今回のサイドスワイプは、念のためまだ子供の目には触れさせません(^―^;)
ビークルモードにパーツを地面を引き擦るって個人的にはかなり致命的なんじゃ…って思いました。それも単純な設計のミスっぽいし…。
さすがにそこはクリアしてほしかったなあ…。最近は製品の質が落ちているのも承知してはいましたが、ついに走れない車が出るようになったか、と。
モノはかっこいいのにそこだけが残念でなりません…。
ブレードが外れることに賛否分かれてるけど、劇中でサイドウェイズ撃破の時にブレードが外れる描写ありませんでしたっけ?
着脱が自分で好きなようにできるのはありだと思います。
武器の着脱ができるかどうかと言うより、
“変形の手順で取り外す必要のあるパーツが、車体外装の一部分に使われている”
ことの方が賛否分かれてるって感じじゃないかと。
武器パーツが着脱できること自体は別にいいんですよ。
ただビークルに戻したときに、その武器を最後に取り付けないとビークルとしての外観が完成しないという点に、
完全変形が元々の売りであるトランスフォーマーとしてどうなのかなって点でヤキモキしてるってことで。
武器パーツを取り付けなくても変形前後でビークル←→ロボットの基本的外観が完成できているのがトランスフォーマーとしてあってほしいかなあ、自分は。
その意味でスタジオシリーズのブラックアウトも自分の中ではギリギリ微妙なライン。
21さん
気持ちはわかりつつも、「完全変形が元々の売りである」というのは
完全に誤解ですよ(後付けでそういう宣伝をしたタカラトミーが完全に悪いですが…)
TFはもともと完全変形には拘っていませんし、過去の主要キャラでも
部分差し替えの変形はいくらでもありました
そこが残念だった点とするのはTFの理想を追ううえでも良い意見だと思いますが
「TFとは完全変形する玩具である」という誤った定義づけは
TFを無責任に締め付けてしまうのではないかな~と自分は思います。
ご自身でも仰っていますが取り外しを選択した結果ブラックアウトは
21さんの様に完全変形派をもギリギリOKと言わせてしまうくらいの出来栄えでしたし
このサイドスワイプも取り外しという選択をした事により
今までのサイドスワイプで唯一、一商品でブレードのオンオフという
遊びを実現しました。
完全変形は変形トイのロマンではありますが、
ギミックという物はトレードオフでその都度理想を求めるものではないかなと
自分はSSでは特に感じています
車の形から考えた結果のロボデザインじゃないムービー系の宿命ですな!
出来が悪くても、タカトミが悪いんじゃないのが救いかな。
でも、品質管理が悪いのはタカトミが悪いんだろうけど・・・
細かいところ気にしてすいませんが
国内版の版が違いますよ~
いちいちすいません!
自分はブレードの取り外しもできて、銃2丁までついて、ビークルの時に余剰がないところが凄いと思いました。
自分はTFの玩具はビークルがある程度形になって、ロボのスタイルと可動が充実していれば良いと思いますが、これから技術などが向上して、いつかブレード着けたまま完全変形するサイドスワイプが出て欲しいですね。
完全変形ですかぁ…
ウチのユニクロン(家内)曰く、理想のトランスフォーマーは
・A I内蔵で会話可能
・音声入力による、完全自動トランスフォームと、自立・稼働を実現
・実車ライセンス取得はもちろん、むしろ普段は実車としてAIによる完全自動運転が可能
…なんかもうハードルが高すぎて、ハードルが見えません(´Д` )
100年後ぐらいのマスターピースでお願いします、タカラトミー様。
>>受験なんて嫌だ~さん
ご指摘ありがとうございます!修正させていただきました。
そして受験合格おめでとうございます!
個人的にはリベンジ版の顔が一番好み。
股間のパーツは何年か前にちぎれてしまいましたが。
今回、塗装の品質悪くありませんか?
管理人さんのは綺麗そうで羨ましい…