今日はマスターピースから「MP-41 ダイノボット (ビーストウォーズ)」をご紹介!まずはロボットモード編!ダーッ!
商品名 | MP-41 ダイノボット (ビーストウォーズ) |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年7月28日 |
価格 | ¥28,000(税抜) |
ということで、マスターピース版「ダイノボット」です!「ダイノボット」は「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」、「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」に登場したキャラクターで、もともとはデストロン(海外名:プレダコンズ)でしたが、その後サイバトロン(海外名:マキシマルズ)に鞍替えをした戦士となります。「ビーストウォーズ」のキャラクターとしては3体目のマスターピースとなり、発表から1年以上が経ちようやく発売となりました!発表当時からロボットモード、ビーストモードの再現度の高さもさることながら、もう一つ話題となったのは28,000円という価格。タカラトミーから発売されているトランスフォーマーとしては(アンコール版のフォートレスマキシマスを除くと)過去最高の価格となり話題となりました(今は「MP-43 メガトロン(ビーストウォーズ)」が更新しましたが…)。果たしてその出来や如何に!?今回は写真が多いので、2回に分けて紹介したいと思います。まずはロボットモード編です!それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。パッケージの大きさは意外とコンパクトで、「MP-29 防衛参謀レーザーウェーブ」などと同じサイズ。背面には「未来は渡さねぇぜ!」と「メタルス」での名台詞があり涙を誘います。
箱の中はこんな感じ。ディスプレイスタンドの「TFパワーベース」は袋に入って後側にテープで固定されています。
紙もの。取扱説明書とキャラクターカード、そして取扱説明書の補足が入っています。補足に関してはかなり重要な点が記されているので必読。取扱説明書は冊子タイプではなくB2両面となっています。開くと大きくて見にくいし、カラー部分は折り目がボロボロになってしまうのでできれば冊子にしてほしかったなあ。
キャラクターカード。イラストはお馴染み安國一将氏が担当。安國氏も子供の頃から好きなキャラだったということで、気合が入ったイラストになっています。
【ロボットモード】
ロボットモード。誰がどう見ても「ダイノボット」そのもの。劇中のマッシブなスタイル、また細かく塗り分けられた塗装、そして恐竜部分の質感などあらゆる部分がしっかりと再現されています。そして、一体ここからどうラプターに変形するのか全く想像がつかないほどの恐竜部分の面積のなさ!また、大きさもなかなかでだいたいリーダークラス程度の身長ですが、他のシリーズのトランスフォーマーよりも頭が大きい分等身が低いのですが、そのせいもあってより大きく感じます。また、各部ぎっしりパーツが詰め込まれており、金属パーツは使用されていないのにかかわらずずっしり重量があります。うーん、すごい!
背面。今回この背面もかなり驚きで、背面も劇中のデザインをしっかり再現しており、ビーストモード時の余剰が一切外側に出ないようになっています。変形途中は「本当にこれが胴体に入るのか?」と思えるほど、綿密に計算された変形方法になっています。
前面&背面。
側面。パーツが詰め込まれて背中側が少し盛り上がっているのが分かります。
バストアップ。今回、フェイスパーツ全部でが4つあり、まずは「通常顔」から。頭部は劇中そのままの再現度…!文句のつけようがありません。一つ注意したいのがヘルメットのサイドの角。先端が尖っており、指が当たると痛いくらいなのですが、その分破損もしやすそう。この他にもいくつか先端が尖っている箇所があるので遊ぶ際には注意する必要があります。
続いて「笑顔」。ちょっとニヤリとした感じの悪そうな笑顔。
「叫び顔」。
もう一つは「ビーム顔」。「叫び顔」の目がクリアになったもの。
いずれのフェイスも口の開閉が可能。
フェイスパーツを取った状態。接続はきつくはなく、取替はスムーズに行う事ができます。内部はなんとなく顔っぽいデザインになっているのも面白い。
そして、後頭部のスイッチを押すと目が光ります。赤いライトが光っている状態でスイッチを長押しすると、緑にライトが切り替わります(緑状態はあとの写真参照)。ライトは時間が経つと(10秒くらい)自動でふわっと消えてくれます。
電池は後頭部の蓋を開けてLR44型の電池を2個入れますが、付属はしていないので自分で用意する必要があります。黄色い部分がライトギミックのスイッチ。
ビーム顔に「ビームエフェクト」を装着。「ダイノビーム」を再現できます。
上半身。ボリュームのある胴体と肩周りがカッコイイ。胸の恐竜の顔は劇中再現度を重視したダミーパーツとなっています。
上半身背面。背中にはぎっしりパーツが詰まってているのが見えますが、外側のプレートでしっかり劇中のデザインを再現しています。恐らくはじめはこの背中にパーツを詰め込むのに苦労するかと思いますが、コツを掴めば結構すんなり変形することができると思います。ただ、具体的にこうするといいよ!という説明はなかなか難しい…
下半身。今回上半身もすごいですが、下半身の変形もすごい。これまでのトランスフォーマーではあまり味わったことのないようなパーツをずらすような変形が面白い。唯一の難点が足首の関節が少し心もとないこと。決して緩いというわけではないのですが、何故か足首にはクリック関節が使われておらず、上半身のボリュームが重いこともあってか、ポーズによっては重みで傾いてしまうことがあります。
下半身背面。下半身の裏側もこれでもかというほどしっかり作られています。
指も細かく関節が分けられています。外側の3本指の方はすべて独立して可動します。手のひらには武器などを接続する穴が空いています。
腰も大きく前に傾けることができます。
【武器・付属物】
続いて武器。まずは「ダイノ・サーベル」。ピンクのメッキでとてもキレイ。グリップにジョイントがあり、手のひらに固定できます。剣先がかなり細くできているので扱いには注意が必要。
グリップの先端を手のひらに挿して持たせることも可能。
「サイバー・シールド」。恐竜のしっぽが半分に割れてシールドに変形。大きさがあってなかなか迫力があります。しかし、内側の赤い部分が肉と考えるとなかなか衝撃的なデザインの盾だよね…
サイバー・シールドの変形には注意が必要で、これは取扱説明書の補足として別紙が用意されています。しっぽの先端を回転させて折りたたむ際、先端側を一段引き出す必要があるのですが、これがかなり固い。回転させるには写真の位置まで引き出さなければいけず、写真を見ていただくとプラスチックのカスが出ているのが分かると思いますが、本当に最初はかなりキツく、無理やり回転させると破損させてしまう恐れがあります。無理に変形させようとせず、別紙の補足通りにしっぽの先端をコキコキ何度も左右に動かして緩めてあげましょう。一度変形できるようになれば、2度目以降は苦労なく変形させることができるようになります。
ダイノ・サーベルをサイバー・シールドに劇中や旧玩具通り取り付けられます。
レバー引き出して押し込むと、旧玩具同様、シールドが回転するギミックも。大きいですが、結構勢いよく回ります。
サーベルは先端を折りたたんでしっぽの中に収納します。
背中にシールドを取り付け可能。
続いて「ゴールデンディスク」。劇中の見た目よりは薄く、ボイジャー探査機に入れられた実物のゴールデンレコードをイメージしているのかもしれません。かつてここまでしっかり再現された玩具が今まであっただろうか…ビーストウォーズでは最重要アイテムであり、今も宇宙の何処かを実際に漂っていることを考えるととてもロマンのあるアイテムですね。
専用のスタンドも用意されています。次で紹介する手に接続するための「ディスクアダプター」を取り付けておくことも可能。
「ディスクアダプター」を使って手に持たせることができます。ディスクアダプターにディスクをはさんで、手のジョイントに接続します。
【TFパワーベース】
今回「TFパワーベース」というディスプレイスタンドが付属しています。ベースA、ベースBを接続し、アームで固定して完成。拡張性を考慮した作りとなっており、ジョイントの先端は3mmなのでこれまでのディスプレイスタンドに対応したトランスフォーマーでも使用することができます。ちなみに「MP-43 メガトロン(ビーストウォーズ)」の公式画像でよくこのTFパワーベースが使われていますが、メガトロンにはアダプターしか付属はしません。今後単品販売してくれるのかな…?オレンジ色とか、紫色のがでたらいっぱい買っちゃうな…
バラすとこんな感じ。ベースAとBはデザインが異なっています。横には接続できますが、壁のように直角に接続することはできません。
アームを調節して自由な位置で固定することができます。
ダイノボット自体には3mm穴は空いておらず、TFパワーベースと接続するには専用のアダプターを使用します。かつてタカラトミーモール限定で販売されていた専用ディスプレイスタンドは3mmジョイントがめちゃくちゃ折れやすかったので(素材がクリアだったこともあると思うけど)、アダプターがあるのはとてもよいと思います。逆に現状ではほかのトランスフォーマーにアダプターなしにでのTFパワーベースを使うのはちょっと怖い…
ビーストモードでも。腹部を一度開けて、包み込むような感じでがっちり固定されています。前述の通り、ビーストモードでは単体で自立させるのはちょっと怖いので、飾るときはこのスタンドを使用するのがオススメ。
ということで、マスターピースから「MP-41 ダイノボット (ビーストウォーズ)」その1はここまで!「その2」は以下からどうぞ!
レビューお疲れさまです!ビースト編も楽しみにお待ちしております
これを触って思ったことは、いかにここ最近のアイテムがいろいろコストカットしたり安全面に考慮されて軟質パーツが使われて、それに慣れてたんだなってことですね
箱から取り出したときのずっしり感。リーダークラスのアイテムすらこれほどの重量はなかったので、本当に久々でした
そしてうっかり角が刺さると痛いw昔の玩具もこんな鋭い箇所いくらでもあったから、多分無意識に注意しながら遊んでたと思うけど、今は軟質パーツが使われてそういう注意をすることが少なくなってたから、油断していて尖ったパーツが刺さる刺さるw
何度か変形させて遊んでますが、早速ロボットの主に胴体の塗装が剥がれてきてます。このギチギチの設計上これは受け入れるしかないのかなとは思いますが、気になる人はかなり注意しておいた方がいいでしょうね