今日は「Transformers:Cyberverse(トランスフォーマーサイバーバース)」からウォーリアークラス「バンブルビー」をご紹介!
商品名 | バンブルビー(Bumblebee) |
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シリーズ名 | Transformers:Cyberverse |
クラス | ウォーリアークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2018年6月 |
価格 | $14.99(輸入ショップ参考価格:¥2,000〜) |
ということで、「Transformers:Cyberverse(トランスフォーマーサイバーバース)」からウォーリアークラス版「バンブルビー」です!『Transformers:Cyberverse』は2018年にアメリカで放送される新しいアニメとなり、『Robots In Disguise』に引き続き、「バンブルビー」が主人公となります(物語的なつながりはありません)。そして玩具は大きい方から「アルティメットクラス」、「ウルトラクラス」、「ウォーリアークラス」、「スカウトクラス」が存在し(その他ワンステップチェンジャーなどもあり)、今回紹介する「ウォーリアークラス」は他シリーズで言う「デラックスクラス」相当の玩具となります。今作のウォーリアークラスはいずれもロボットモードでのスプリングによるギミックが搭載されています。それではいってみましょー。
パッケージ。今回はシリーズを通して全体的に黄色と水色がメインカラーになっているようですね。明るくポップなシリーズなのが伝わってきます。
ロボットモード。ウォーリアークラスということで、「Robot In Disguise」と同等のものを想像していたのですが、大きさ的には同じくらいだけど、佇まいはどちらかといえばおもちゃ然とした雰囲気。それと、素材が薄いのか、そういう質感なのか、光が透ける感じでこれまでのトランスフォーマーよりも安っぽさを感じてしまいます。
背面。背中にオートボットマークがくるのはかっこいいですが、腕の後側の処理や、足の背面など気になる部分が多いです。
前面&背面。せっかくデザインは肩にビークルのフロントライトがくるのがかっこいいのに、なぜかダミーになっていて、ビークルのフロントライト部分はガワ扱いで後ろに追いやられるという…
側面。
バストアップ。顔の造形は可愛らしい感じでいいのですが、顎が黒く塗装されており、それがヒゲに見えなくもない…
武器は左手の「スティングショット」(これが武器名かどうかは不明…)。胸のパーツを下に下げると、左腕のロックが外れバネの力で腕を前に出し、さらに先端の砲が回転します。ギミックとしては、「変形最後の工程で武器が展開する」というのが正解なようですが、左腕のロックはとても外れやすく、暴発率はかなり高いです。
赤丸部分がギミックの装置部分ですが、胸のパーツが少し触れただけでロックが外れます。また腕を下げればロックがかかるのですが、その場合自動で胸のパーツは上がらないので、一度胸のパーツを上げてあげないとロックをかけることができません。
ビークルモード。スポーツカーに変形。ビークルモードはとてもかっこいい!ここ最近のバンブルビーはカマロチックな物が多いですが、よりスポーティな感じのデザインになっています。
背面。変形は難しくはないのですが、小さい子たちにはあまり優しくないように感じます。前述の通り左腕は暴発するし、手順通りにやらないとうまく変形させにくく、直感的ではありません…
前面&背面。
側面。
「Robots In Sisguise」版ウォーリアークラス「バンブルビー」と(画像はアドベンチャー版)。RID版のウォーリアークラスはデラックスクラスよりも若干小ぶりだけど、遊びやすく、低年齢向けに作りもしっかりしており名作が多いのですが、そのウォーリアークラスを期待してしまうとちょっとがっかりしてしまうかもしれません…
ビークルモード。なんか、プラスチックの質感がそもそも違っていて、今回のバンブルビーはなんというか、きっと軟性があってより壊れにくいとかはあるのかもしれませんが、安っぽさは否めません。
可動もイマイチ。しかも関節の接続にネジやピンはほとんど使われておらず、はめ込み式なので、遊んでいるうちに外れてしまうこともしばしば。また、太ももに横のロールがなく、股間のボールジョイントも小さいので他のトランスフォーマーを想像してポーズをつけようとすると外れます。腕の後ろから伸びるプレートも腕を動かすと足にひっかかるし、「なんでこうしたの?」と思う箇所がとても多いです。それと、パッケージ裏のCGでは左腕が横側にも広げられるような感じになっていますが、ギミック以上の可動域はありません。以下、写真続きまーす。
膝は大きく曲がるので立ち肘が可動。ただ、膝には真っ直ぐ伸ばすとカチッとロックがかかり、動かしにくい。もしかすると足を曲げることは想定していないのかも。
以上、「Transformers:Cyberverse(トランスフォーマーサイバーバース)」からウォーリアークラス「バンブルビー」でしたー!新シリーズということと、ウォーリアークラスと言えば「Robots In Disguise」の小気味のよい良作がたくさんあったので期待していたのですが、残念ながらその期待は外れてしまいました。価格がRIDより低く設定されているので仕方ない部分はあるにせよ、対象年齢が他のトランスフォーマーよりも若干低いのですが(5+)、逆に「小さい子たちには遊びにくいんじゃない?」と思う箇所も多いです。他のシリーズで見られるパーツの裏側の造形もない箇所が多く、触り心地や質感が以前紹介した「Authentics」シリーズに似ていたので、もしかするとタカラトミー設計じゃないじゃないかと一瞬期待したのですが、コピーライトにはしっかり「TOMY」とあり、ハスブロ製というわけでもなさそう。他のウォーリアークラスを触っていないのでなんとも言えないのですが、少なくともこのバンブルビーはRIDのウォーリアークラスレベルを想像して買ってしまうとがっかりすることになってしまうと思います。主人公なんだからもうちょっと頑張ってほしかったなあ…ということで、厳し目のレビューになってしまいましたが、「サイバーバース」シリーズ自体のデザインはとてもいいし、他のキャラやクラスなどまだまだ気になるのものはあるので、色々つまんで紹介できればと思います!
マジでタカラトミーどうなってんの?