今日は「マスターピースムービーシリーズ」から「MPM-5 ディセプティコンバリケード」をご紹介!
商品名 | MPM-5 ディセプティコンバリケード |
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シリーズ名 | マスターピースムービーシリーズ |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年4月21日 |
価格 | ¥10,000(税抜) |
ということで、マスターピースムービーシリーズ版「バリケード」です!「MPM-3 バンブルビー」から始まった新生マスターピースムービーシリーズですが、今回で早くも3体目で、そして初のディセプティコンとなります。この「バリケード」は2007年に公開された実写映画第1作目に登場したキャラクター。黒いパトカーに変形し、バンブルビーと対をなすライバルのような形で描かれ、さらには最新作である「最後の騎士王」でも姿を変えて登場する人気キャラとなっており、マスターピース化は当然の流れかと思います。今回のバリケードも「MPM-3」以降同様、世界同時展開となり、アジア地域では数ヶ月前に発売され日本でも同仕様でようやく発売となりました!それではいってみましょー。
【パッケージ・内容物】
パッケージ。これまで同様デザインは海外版と同じ感じですが、すべて日本語の独自パッケージになっています。パッケージ表にはビークルモードである「サリーン・S281」のメーカーであるフォードのロゴが大きく配置されています。
中身はこんな感じ。この他に紙ものとして取扱説明書が1枚付属します。
【ロボットモード】
ロボットモード。全体的に黒いので写真では伝わりにくいのですが、メリハリのある造形で、左右前後に各部パーツが広がっていてとてもカッコイイです!関節などもかなりかっちりしており、安定感もとても良い。肩の作りなど細かいところを見れば劇中のデザインとは異なる部分もありますが、大事なポイントはしっかり押さえていると思います。唯一惜しいのはブルーの塗装部分。実際は紫がかった感じのカラーリングなのでちょっとそこだけイメージが違う感じになっています。
背面。背面はルーフ部分がまるっと配置された感じで、劇中のデザインとは異なりますが、パトランプが半分に分離するようになるなど、なるべく似せようとする努力が伺えます、
前面&背面。
側面。側面を見ると前後に広がっている感じがわかると思います。
バストアップ。発売前にちょっと微妙かも?と思っていた頭部ですが、実物は悪くなく普通にカッコイイ。頭部がしっかり塗装されているので、真正面から見ると他から浮いて見えていたのかも。あとは塗装は劇中とは少し違っていて、頬が本来は銀色のところがゴールドになっていたりします。
口は開閉が可能。また首を前に出せるので、そうすると姿勢の悪い劇中の雰囲気にさらに近づきます。
上半身。胸部のデザインもかなり劇中に忠実な作りで、立体感があってとてもカッコイイ。
腕の作りはかなり特徴的で、肘より下はあまり動きませんが手のひらは大きく開けます。あと、個人的にとても嬉しかったのが拳部分のタイヤが割れているのを再現していること。「MPM-4 オプティマスプライム」でも実現できていなかったもので(オプティマスは割れるどころじゃないけれど…)、タイヤに手を入れてくれたのはすごい!
背中。見づらいですが、腹部のヒンジ部分に金属パーツが使われています。
下半身。上半身のボリュームに対して少し華奢な下半身ですが、関節もしっかりしており、また足部分は金属パーツでできているのでしっかり立たせることができます。
下半身背面。背中部分と、股間の底にフィギュアスタンド用に穴が用意されています。
武器。管理人が持っている本「トランスフォーマームービーガイド」では「殺人ディスク」という名前が付いていました。台座がついており、装備しないときはそこに置いておけます。刃の部分は軟質パーツでできており、タイヤ部分の軸を中心に回転します。
腕部分に装備。若干腕側を変形して取り付ける必要があります。劇中では手に付けて使うというよりはぐるぐる振り回してチェーンハンマーのような使い方をしていました。
【ビークルモード】
ビークルモード。「サリーン・S281」をベースとしたパトカーに変形。ビークルモードで表面に来る部分は塗装となっており、また劇中でのプリントなどもほぼ再現されていてとても見栄えがよいです。変形もカッチリまとまっており、ぎっしり中身が詰まっている感じがします。
背面、ライト部分や、排気口部分もちゃんと塗装されています。ナンバープレートなどもしっかり作り込まれていていいですね。
前面&背面。フロントライトがクリアなパーツ越しに配置されているのがいいですね。ちなみにリアウインドウ部分のクリアパーツの上側のジョイントが変形時に力がかかって白化しやすいように思います。なので管理人のものはジョイントの凸の方を少しだけ切って短くしています。そうするとジョイントが外れやすくなって変形し易いです。
側面。
バリケードの座右の銘?でもある「To punish and enslave(罪人を罰し服従させよ)」や、「911」の電話番号も劇中通り再現されています。
2007年の第1作目公開時に発売された「MD-02 バリケード」と。当時からこの「MB-02 バリケード」は人気の玩具で、流石にスタイルなどは異なりますが、左手が飛び出すギミックがあったりで今遊んでも十分楽しめます!
ビークルモードでも。ビークルモードの再現度は当時からかなり高く作られています。
「リベンジ」〜「ダークサイド・ムーン」の間に発売されたヒューマンアライアンス「RD-24 ディセプティコンバリケード&フレンジー」と。このヒューマンアライアンス型と今回のマスターピース版は変形過程が似ており、パーツ配置などもヒューマンアライアンス版を彷彿とさせます。ヒューマンアライアンス版はコチラも当時から人気で、脚部の関節が独特で立たせにくいというのはあるのですが、今見ても各部の再現度はかなり高いです。ちなみに管理人のヒューマンアライアンス版はイベントで中古で買ったのですが、フレンジー欠でした…
ビークルモード。ヒューマンアライアンス版(写真左)の方が若干大きめ。
マスターピースムービーシリーズ「MPM-3 バンブルビー」と。同シリーズだけあってサイズもぴったり。
けど、こうなると旧カマロ版バンブルビーが欲しくなる…というか、旧カマロ版じゃないとバリケードと並べる意味がない!
可動は腕周りに若干癖がありますが、総合的にとてもよく動いてくれます。足に金属パーツが使われており、また各部にクリック関節が多用されているので安定性は非常に良いです。腰は回るのですが背中に配置されているルーフパーツが干渉してしまうので、動かしたい場合は少しずらしてあげると良いです。以下写真続きまーす。
武器は本体に収納できない分迫力があって、装備してポーズを付けるととてもカッコイイ!
ヒューマンアライアンス版バンブルビーに付属しているサムを使って劇中再現。
バリケード「Are you username ladiesman217!?」
以上、「マスターピースムービーシリーズ」から「MPM-5 ディセプティコンバリケード」でしたー!「MPM-4 オプティマスプライム」のような不具合などもなく、ロボットモード、ビークルモードともかなりしっかりした作りになっており、「バリケード」玩具のまさに決定版と言えると思います!実は海外版の情報やレビューを見てもそれほどピンと来ていなかったのですが、実際に遊んでみるとデザインや体型などかなり劇中に近い&近づけようとしている努力が見えるし、写真では伝わりにくいのですが黒いボディがとても存在感があり、ポーズをつけて飾ってみるとすごくカッコイイ!金属パーツが使われているのでずっしりとしたボリューム感があって、「MPM-3 バンブルビー」と並べるとさらに悪者っぽさが際立ってよいです。ただ、「MPM-3」以降のマスターピースムービーシリーズに総じて言えることですが、基本的に本体+武器のみでプレイバリューが通常のマスターピースラインと比べると寂しい感じがするのも事実。本体が良い出来なのは間違いないのですが、今回のバリケードであれば、ライトから伸びるアームや、フレンジーなんかも付属すると良かったなあ、と感じたり。あとは、バリケードそのものとは関係ないのですが、割りかし似たようなコンセプトの「スタジオシリーズ」と同時に発売されたということもあり、せっかく良い物なのにイマイチ話題になっていないのが寂しいです…そのおかげか、Amazonなどではお求めやすい感じになっていますので、気になる人は今のうちにゲットしておくと良いかもしれません…!次の実写版マスターピースは「MPM-6 アイアンハイド」ですが、その後も是非シリーズが継続して「最後の騎士王」版バリケードもいずれは出てくれると嬉しいなあ。
この記事へのコメント
これ現物はホントかっこいいよ、かなりおすすめです今ならアマゾンとかでも安いですしね
写真だけだと顔がなんかカッコ悪い(?)って個人的に思ってたし事前情報からオカマ見たいなんて言われてたりしたけど、現物はそんなことなかったし高級感もあって実際に触ってわかる良さというものを感じれる商品でした
正直な感想を言うと「面白味に欠ける」です…「これぞマスターピース!」と実感できるポイントが乏しく感じられ、ちょっと物足りない。もう一工夫欲しかったかな
顔の造形は本当に申し分ないし、実際に手に取って一層気に入ったけど、それ以外ももう少し作り込んでほしかった。全部プラスチックならSSと大差ない出来をダイキャストの重厚感で誤魔化してるという印象を受けました
良いものなのは間違いないので、贅沢な不満かもしれませんが
脱線しますが、バリケードは元々サウンドウェーブの設定だったと何かで目にしたことあるけど本当なんですかね?しかしながら序盤で退場するため、人気ある音波の扱いがこれではファンからブーイング来かねないのでバリケードというオリジナルキャラに変更になったとか。その設定の名残として相棒がフレンジーだったとか
その説が結構納得できたので、半ば信じてるんですよね
スタジオシリーズと同時期に発売されたせいで、今一つ話題に上らなかったかわいそうなmpmバリケード
スタジオシリーズと共に遊んでいるとパーツが分厚くて扱いやすい、関節がしっかり固定されて遊びやすい、接地性が思いの外良くてポーズが決めやすい、など非常に優れた商品であると感じました。
各部の青色の塗装は黒いパーツの上に施されているので個人的には宣材写真ほど目立たなくて気にはなりませんでした。
難点としては変形の都合上、手首が可動しない、ビークルモードからロックを外す初手がやり難い、顎の開き方が少し不自然、といった所でしょうか。
多くの改善点があったmpmバンブルビーと比較すると、ヒューマンアライアンスでおおよその完成系が見えていたバリケードのマスターピースはやや新鮮味に欠ける商品と感じました。
あと、できればフレンジーが付属してくれると嬉しかったなあ。
Go boyさん、
当初サウンドウェーブは潜入、情報兵として登場させるつもりだったらしく、後にデザインはブラックアウトに、役職はバリケードとフレンジーに引き継がれました。
それでもバリケードかフレンジーはサウンドウェーブとして登場させる案もあったようです。
バリケードの頭部がディセップエンブレムに似た形だったりフレンジーがミュージックプレイヤーに変形したりはなどはその名残。
バリケードはDOTMでサウンドウェーブと共演しましたがね。
ディセプティコン側で一番マスターピースにしやすいのがコレだったんだろうけどいかんせん印象が……
他のマスターピースを持ってない人間がいきなり「じゃあバリケードで」とも中々なりづらいだろうし
※4さん
それは初耳です。補足ありがとうございます
自分が書いた記述とほぼ同じことが、こちらともリンクされてる「トランスフォーマーが好きだ!」さんの2009年の記事にもありました。昨夜バリケードのデザイン画を探してたらたまたま見つけて。かつて自分が見たソースがこの記事だったのか、もしくは別のソースなのかは記憶が定かではありませんが
他にも、パトカーから変形するから最初はプロールをモジってブロウルになる予定だったけど、結局は戦車のキャラに使われたとか、更に製作段階ではそうだったのでおもちゃの戦車キャラはブロウルだけど、公開時にはデバステーターに変更されてたため、おもちゃと劇中で名前が違ってしまったとか
レビュー中に出てくるトランスフォーマーガイドのリンクからAmazonレビュー読んだら、なんかかなりつっこみどころありそうでめっちゃ気になるw「殺人ディスク」って名前も実写の世界観と合ってない気がするので、その本オリジナルの呼び方の可能性もありますね
三本爪がそれぞれ独立で可動しないみたいですね。そこは残念ですが、4月発売分は皆出来が良いのが多い印象です。3月の阿鼻叫喚がウソみたいですね
MPMビーと並べたときに思ったけど、今のラインナップならMPMで旧カマロ、SSで新カマロにした方が良かったかも。
旧カマロのビーは他のオートボットと並んだシーンとか無くて印象的だったのはバリケードとの対決だったからその方が劇中再現が捗ったのでは…
MPMバリケード買ったのでHAバリケード手放そうかなと思ったけどフレンジーは手元に欲しいので手放せないしなぁ…
MPM本体はいいけど、魅力的な付属品が無いのは残念。
今購入者が欲しいのは魅力的な付属品なんですタカラトミーさん!
スタジオシリーズで購入予定の商品が午前中で瞬殺されていた為、購入予定の無かったバリケードが残っていたので購入。キャンペーンのクワッドバレルショットガンがスタジオシリーズを購入して無いのに貰えて複雑な気持ちで帰宅しました。しかし、箱を持った時も思いましたが実物はズッシリと重く変形もカッチリとして非常に良い商品でした。個人的には最近のマスターピースは変形は素晴らしい物が増えてますが逆に金属パーツの使用が減っているので、バイナルテックシリーズからトランスフォーマーに復帰した者としてはMPMシリーズは金属パーツの使用が多いので結構気に入ってるんですよね、あとは超合金の世代は金属の重さを感じるだけで嬉しいので(笑)あと管理人さんと同じく変形するフレンジーは付けて欲しかったかな~HAみたいにボンネットから飛び出ると更に良かったけど。
殺人ディスクはロボットレプリカでは
「ブレードホイールアーム」と呼ばれてるみたいです
あと両腕に付けられるので、ゲームで披露していた
両腕振り回しモーションが再現できるのが個人的にポイント高いですね